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敏感なのに鈍感?!HSP(繊細すぎる人)の隠れた特性


人の感情は痛いほど伝わってくるのに、怒りの沸点が分からずに人を怒らせてしまうことがある。

何かにぶつかったりつまづくことが多くて、生傷が絶えない。

耳は良いはずなのに、人の声を聴き取れないことがよくある。 etc



そんな症状に悩まされたことってありませんか??


HSP(繊細すぎる人)というと何に対しても敏感に反応できそうなイメージがあると思いますが、実は鈍感な部分を併せ持っていたりもします。

それは感覚器官から得る情報があまりに多すぎて一つ一つを処理することができないから。

【感覚が敏感すぎるがゆえに鈍感】という感覚を持っている人は、青年・成人感覚プロファイル(AASP)の分類というものでいうと低登録というものに当てはまるのですが、

これによってただボケ〜っとしていると勘違いされたり、仕事が上手くこなせなかったり、コミュニケーションに支障をきたすことで悩む人も少なくありません。


敏感なのに鈍感に悩まされる人たち

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内向型ギフテッド(HSP)は自閉症の人と似た特徴を持っているため、緊張する場にいると上手く言葉を発せなかったり(自分の意見が上手く伝えられなかったり)、自分の意見を求められても瞬時に返答することができないことがあります。


これは冒頭でも話した通り、感覚過敏であるがゆえに感覚器官から得た多くの情報をすぐに処理することができないから。

脳内が情報で溢れてショート寸前のギリギリのところで情報処理をしているため、上手く反応(返答)することができなくなってしまっているのです。


例えば、

・早口の人の会話を上手く聴き取れない
・難しい話や興味のない話題を聞き流す癖がある
・標識や案内板を見落としやすい

何かにぶつかったりつまづくことが多くて、生傷が絶えない。

というのが良い例。

低登録を併せ持ったHSPが人間関係に疲れやすかったり、いつもできるはずのことができない理由も、実はここにあります。


私なんかはHSS(刺激を求めるタイプ、多動傾向のある人)と接しているとそれが顕著に出ます。


何か急かされている訳ではないのに、ただ相手が早口だというだけで自分も早口で話そうとしてしまう上に、相手の話についていくのが必死で必要以上に疲れてしまう・・。

バイタリティ溢れる活動的なタイプとは、(たとえ、それが友達でも)接する時間を必要最小限にするようにしているし、疲れないような関わり方(電話や会って話すのではなくLINEで済ませるようにするなど)をするようにしています。

自分の繊細さに気づくまでは相手に合わせて行動することも多かったのですが、今は【自分の体質に合った関わり方】をすることで、精神的な疲労を抑えることができるようになりました。


過敏な状態=ステロイド薬を常に浴びている状態でもある?!

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