「肉」というワードの反応率

最近驚愕したことがある。

それは、肉の求心力。
みんなお肉大好きすぎない?

DMに必須なのは高級肉の写真らしい

そもそも数年前に、DMの勉強会で肉は非常にパワフルなコンテンツと聞いたことがあった。

DMで成果を出したいなら、ポストから自宅に持ち帰らせ、開封させ、中身を読ませて、行動したくなるオファーを出す。

これがDM施策の全て。

つまり、DM施策における最大の壁は集合住宅のポストの下のゴミ箱だ。

多くの場合、帰宅直前でヘトヘトになっている状態で自宅ポストの前で選り分けて、それをパスした選ばれし郵便物だけが持って帰ってもらえる。

ゴミ箱行きになってしまうと、DMが開封さえされない。
逆に言えば、持ち帰ってさえもらえれば高確率で開封される。

つまり、自宅に持ち帰らせることができれば、DM施策は大きく効果が上がるってわけだ。

で、その勉強会では送ったDMを自宅に持ち帰らせる方法として
「OPP封筒で肉の写真を同梱する」
というクソテクニックが紹介されていた。
OPP封筒って透明封筒のことね。

透明封筒に肉の写真を印刷し肉の形に切り取ったポストカードのようなものを入れる、というとんでもないテクニック。

私の記憶ではその勉強会で
「どんな業種でも絶対にDMの反応率が上がる!」
と言われていて、

「どこまで本気かわからないけどとんでもない話だな…」
と若干引いた。

で、意味がわかんねえなぁと思っていたわけだけど、最近似たようなことを体験した。

その経験から言うと、多分DMに肉の写真を同梱すると反応率は上がるんだと思う。

誘ってもないBBQ企画へのエンゲージメント率

今回この話を思い出したきっかけが、先月BBQを企画したことにある。

元々は今年の5月の連休に、友人知人を集めてBBQをしようと思っていたのだけど、緊急事態宣言もあり中止にした。

で、世間的にそろそろいいかなと思った6月に、FacebookとTwitterに
「BBQしたくない?」
みたいな投稿をした。

いいねの数が異常に多い。

一般的にSNS投稿は写真をつけると反応率が上がるわけだけど、Facebookには写真もつけずにそっけなく文章だけで投稿。

「○月○日に品川でBBQやるなら来たい人いますか?」

的な、10行以下の短い文章。

これで、15分で3人から
「参加します!」
とコメントが来てビビった。

Facebookはエンゲージメント率出ないので正確な数字はわからないものの、イイネ数は平均の3倍くらいついた。

Twitterに関してはもっと驚いた。
Facebookと違いフォロワーのほとんどが見ず知らずの人で、誘う形体の文章でさえない。

「BBQ企画することに決めた」

くらいの内容をツイートしたら、そこに平均の3~4倍のイイネがつく。

ツイッターはフォロワー数200くらいの弱小アカウントだし、いいねも5を越えると「多いな」って思うのに16とかついた。
多いなぁ・・・。

ちなみに謎にインプレッションがめちゃくちゃ伸びてエンゲージメント率にすると3%くらいなんだけど、そもそもなんで1700とかリーチしたんだ。

有益でもない。誘うとも言っていない。
その辺のアカウントが単にBBQをやるというだけのツイートになぜこんなにイイネされるのかと正直ちょっと困惑した。

(でもツイッターって何が伸びるかわからない謎空間だとは思う)

で、困惑ついでに冒頭のDMの話を思い出したわけだ。

BBQを終えて

で、BBQをしたよってのをFacebookにアップした。

私以外の参加者5名をタグ付けしたとは言え、いいね数は通常の10倍近くついたし、コメントも異常についた。

ちなみに肉の写真は上げてない。
撮ってないから。

ツイッターは当日リアルタイムでツイートした。
BBQの画像付きツイート
はエンゲージメント率15.2%
ちなみにやっぱり肉は写ってない。

肉そのものよりも「肉」「BBQ」というワードで人が反応していいねを押しているとしか思えないんだけど。

ちなみに私はFacebookはプライベート的な投稿が少なめなので、そういう投稿のみ比較して見てもBBQの方がいいね数が多い。

比較すると

ブログの更新通知やセミナー告知 10〜20イイネ
仲間内で着物でお参りした写真付き投稿 30イイネ
今回のBBQの投稿 65イイネ

やっぱりみんなお肉好きすぎでは?