誰にでもできる「国際交流イベント」のつくり方
英語が苦手なわたしが、もっと英語を勉強したくて去年(2018年)の6月頃からMeetupでというWebサービスを利用して国際交流グループを立ち上げました。
約1年経過した現在、4つのグループを運営していてメンバーはおかげさまで合計1,200名を超えました。
当初の目的である英語はまだちょっと自信がないのですが、毎週末に開催するイベントには世界中様々な国の人々が参加してくれていています。
日本に住む外国人は親日家の方々が多いためか皆さんとても良い人たちばかりで、私もより彼らに楽しんでもらえるイベントが開催したくなり、英語へのモチベーションも日に日に上がっていく一方です。
「国際的な社会づくりに貢献したい」なんていうとちょっと大げさですが、もっと多くの方が国籍をこえて気軽に交流できるようになれば、世の中はきっと今より面白くなるのじゃないかと思います。
そのためにも私はこれらの記事で「誰にでも簡単に国際交流グループが作れる方法」を、自分自身の実体験を通してご紹介していければと考えています。
前回の記事では、イベントの「外見」にあたる「タイトルの付け方」や「写真のチョイス」等をいくつかまとめさせていただきました。
今回の記事では肝心のイベントの「中身」にあたる「概要説明」欄の書き方について、気が付いた3点を簡単にまとめさせていただきました。
Meetup新規イベント作成ページの「概要説明」とは?
Meetupのイベント立ち上げの際の「概要説明欄」はイベントの内容を説明する箇所です。
具体的には
イベント当日のスケジュール
持参すべきもの
待ち合わせ場所や集合時間
待ち合わせ場所で主催者(オーガナイザー)を見つけるための目印
などなど、
イベントの参加するうえで必要な項目全てを参加者にお知らせする欄です。
参加希望者の方々はタイトルの次にそのイベントの内容を重視すると思うので結構重要な項目かと思われます。
人気のグループはどんな風に表現しているか?
約1年間イベントを続けてきて私なりに感じた「イベントが予約待ちがでるような人気のイベント」にするためのポイントは以下の3つです。
① 参加するメリットを簡潔に説明
② 英語と日本語のバイリンガル対応
③ 参加者と掲示板でコミュニケーション
まず①の「参加するメリット」についてですが、
Meetupのイベントは単なる出会いではなく「言語習得」や「ビジネススキルの伝達」、「文化的な交流」など目的があるイベントが多いのが特徴です。
①参加するメリットを簡潔に説明
そのイベントに参加することで「何が得られるのか」をなるべく説明文上部に要約します。
例えば下記は非常に人気のエクササイズであるズンバのグループ「Zumba with Rory! Monday and Thursday nights in Shibuya!」さんの説明文です。
ズンバは誰にでもできます!初心者でもかまいません!60分間、汗をかいてエクササイズして楽しみましょう!同じ曲に合わせて同じような動きを繰り返すので、初めての時には分からなくても、2回目にはできるように!
ページ上部のたった3行で初心者でも参加したくなるような簡潔に内容を示しています。
私はズンバについて何も知らないのですが、
最後の「2回目はできるように!」の一文で私のようなビギナーでも、
「1回目ではできなくてもいいんだ!じゃあちょっとやってみようかな?」という感覚にさせてくれます。
このきっとビギナーへのハードルを下げて間口を広げている心遣いが感じられる簡潔な説明がこのグループの人気の秘密かと思われます。
このように参加する方に「簡潔に内容」を伝えて「安心感」を与えることが大事になってきます。
② 英語と日本語のバイリンガル対応
Meetupには主に日本語話者と英語話者の2タイプのユーザーがいます。
概要にはどちらの話者に対しても対応することで、2倍の総数のユーザーさんに興味を持っていただけます。
逆にどちらかの言語でしか対応がない場合はページを開いた瞬間に直帰されてしまう確率もあります。
「下記の日本語をご覧ください」の例
また、英語を先に持ってくる場合は説明文の先頭に
「↓↓↓ 日本語説明は下にあります。 ↓↓↓ 」
といった一文を挟んでいるページも多く見受けられます。
③ 参加者と掲示板でコミュニケーション
イベントの初参加者や興味があるユーザーさんは、コミュニティの雰囲気が気になると思います。
イベントを立ち上げると掲示板にたびたび質問や、常連さんからのコメントが書き込まれる場合があります。
Meetup掲示板でのコミュニケーション
私の場合、まだまだ英語が苦手なのでGoogle翻訳をフル活用して必死で返信します。
主催者が誰かのコメントに対して丁寧に返信していると、新規のユーザーさんはそのグループに対しての信用感や好感が増して、初参加への壁が低くなることが予測されます。
まとめ
以上、私が約11ヶ月Meetupの「イベント新規立ち上げ」の際に、気が付いた点を簡単にまとめてみました。
たった11ヶ月ですがMeetupで得た交友関係や知識は私にとってかけがえのない経験を与えてくれています。
個人的には私の他にも、もっと多くの日本人が自分の趣味や特技で「イベント・オーガナイザー」になって、異文化交流が気軽に行える世の中になれば楽しくなるんじゃないかと考えています。
そのためにも私もまだまだオーガナイザーとしては未熟ですが、できるだけ多くの情報を更新して共有していければと考えてますので引き続きよろしくお願いいたします。
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