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クレイジージャーニーが集まる!小杉湯となり「旅部」の活動紹介

小杉湯となりには様々な"部活″があります。料理部、写真部、図書部、軽音部など多岐にわたる活動があり、部活間の掛け持ちもOK。LINEのオープンチャットに入れば誰でも参加できる、ハードルの低いゆるやかな活動で、会員さん同士の交流が生まれています。
その中でも、今回は「旅部」《たびぶ》の活動をご紹介します。

旅部とは?

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「自由に旅ができない今だからこそ、高円寺にいながら世界中を旅をしませんか?」
旅部は、自分の想い出の旅を持ち寄り、経験をシェアする活動です。発起人は、来年勤めている会社を辞めて1年間世界を旅する予定のげんたさん。自身も旅好きでこれまで行った国は15カ国以上。旅好きの会員さんたちが集まり、来年世界へと旅立つげんたさんに「ここは行っておけ!」と、おすすめしたい国々について語ります。

想い出の旅をプレゼンする、旅部イベントレポ

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これまで2回開催されてきた「旅部イベント」。休日の朝の小杉湯となりで、お茶を飲みながら、部員がそれぞれオススメの1カ国を決めて順番に発表します。時間はひとりあたり約10分。プロジェクターにスライドや写真をうつし、見どころや旅の思い出、オススメのポイントを話します。発表が終わると部員たちから自由に質問や感想を話します。

今回集まった国はネパール、インド、ロシア、スペイン、キューバ。王道の観光スポットだけでなく、市街から離れたエリアや長く滞在したからこそ語ることのできる、マニアックな情報が集まります。部員が制作したスライドとともに、その旅路をご紹介!


目指せアンナプルナベースキャンプ!ネパールトレッキングの旅

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ネパールの中央にあるポカラの街で、アンナプルナ連峰を1週間トレッキングしたげんたさん。1000mから4000mまで登るトレッキングは、さぞかしハードな旅かと思いきや、ポーターやガイドをつければお年寄りでも気軽に楽しめるそうです。
雄大な山々の景色をみながら歩く道中には、学校や住居などが存在し、そこに暮らす人々のくらしを垣間見れたり、住民たちと交流したことが印象的だったとのこと。標高が高くなると高山病に苦しんだり、現地の方に娘を結婚相手として紹介されるなど、面白いエピソードを聞かせてくれました。

インドスピティ渓谷の旅

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スピティ渓谷はデリーから24時間かかる、標高の高い秘境の地。実はじゃっきーさんが自身の失恋の傷を癒すためのひとり旅だったそうで、「厳しすぎるヨガ修行から逃れて自然を求めてながれついた」とのことでした。広大な渓谷が広がり、僧院や塑像などのチベット仏教文化が残るこのエリアは、「道の険しさは過去最高」。オフロードをジープで走ったり、インターネットがつながらない中、ゲストハウスで出会った仲間と夜な夜な語り合ったりと、大自然を肌で感じることができた旅だったそうです。

モスクワの旅 若い国ロシアと多様な歴史を味わう

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建築家の武之さんは出張で訪れたロシアのモスクワを紹介。帝政ロシア、ソヴィエト連邦、ロシア共和国と変遷をしてきたロシアの歴史が感じられる建築を解説してくれました。ヨーロッパ風のメルヘンな街、カラフルなモスク、巨大なスターリン建築など、さまざまな顔をもつ街並みが印象的でした。ロシア料理の定番ボルシチや最近話題のシュクメルリに知られるグルジア料理は、とても美味しいそうです。「ロシア人は本当にウォッカを飲むの?」「どのくらい寒いの?」と、部員からは意外と知らないロシアについてたくさんの質問がでました。

銭湯以外はなんでもあるすごい街、バルセロナ

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小杉湯となり最年少会員・9歳のRくんは、旅部のイベントを通じてはじめてパワーポイントやkeynoteを使ってスライドをつくり、スペインの魅力をプレゼンしてくれました。冒頭で市街の写真を投影し「ここはどこだ~?」とクイズを出題。部員たちにチュッパチャップスを配りながら「このチュッパチャップスが生まれた国!」とヒントを出し、参加者をぐっと巻き込みます。ハラユキさんとRくんファミリーはスペインバルセロナに2年間滞在していたとのことで、王道のガウディ建築だけではなく、美しいビーチや、カタルーニャのお祭り、カヴァの産地などスペインの多様な見どころについて紹介してくれました。

不思議の国・キューバをめぐる旅

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最後のプレゼンター、ごーたさんが説明してくれたのは、日本から15時間のフライトを経てたどり着く国、カリブ海に囲まれたキューバです。社会主義のキューバは、米国的な資本が介入していません。現地住民向けの長距離バスは安いが座り心地は極端に悪く、ネットも一部エリアにしか通っていない、「何事も予定通りにはいかない国」。ごーたさんが現地のボクシングジムに一日体験して、現地の人と心を通わせた経験や、夜な夜なミュージックバーで繰り広げられるラテン音楽やダンスの世界など、過酷な経験を乗り越えて実感できたキューバの魅力を語ってくれました。

‟旅の持ち寄り”から生まれる効果

今回私はライターとして初参加でしたが、部員のみなさんの旅の話を聞いているだけで、ワクワクしながら学べることができて、まるでひとつの番組を観ている気分でした。
部員の方々にもイベントの感想を聞いてみました。

「人それぞれ、旅の楽しみ方がでているのが楽しかったです。行きたいところが増えました。」(げんたさん)
「みんなマニアックなところ行っているな~と。そろそろ旅にいきたいですね。」(Kさん)
「会員さんのバックグラウンドが透けてみえるのがいいなと思いました。自分自身が話すことで、振り返れるのも良いですね。」(青木さん)
「小杉湯の朝湯に入って、コーヒーを飲みながら世界の話ができるのっていいなと思いました。」(とみーさん)

さまざまなバックグラウンドの人が集う、小杉湯となり。旅の想い出を共有することで、その人の人生や価値観に触れることができるので、プレゼン後は、会員さんたちの距離がぐっと近づきます。ガイドブックやネットにのっているような‟情報”だけではなく、その人だから話せる、その人しか知らない「ものの見方」の共有になっているんだなと思いました。

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「みんなの旅が面白いからどんどんハードルがあがってしまう!」と楽しそうな旅部のみなさんの笑顔が印象的でした。
これからはプレゼンに加えて、発表した国々の料理を食べる会をやっていきたいとのこと!いつでもメンバーを募集中なので、会員のみなさんぜひ旅の想い出を持ち寄ってみてください。

大人も子どももワクワクできる場所

小杉湯となりではいつでも見学を受け付けています。
リモートワーク場所としてもご活用いただける他、会員さんとの交流や自分のやってみたい挑戦を始めるステージとしても、たくさんのチャンスがあります。

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 「いつもの毎日をもっと豊かにしたい」
 「ひとりではできないけれど、気になることに挑戦したい」
 「近所にいつでも立ち寄れる場所や顔見知りの関係性をつくりたい」
小杉湯となりの会員さんは主体的に自分のくらしを豊かにしようというマインドに溢れています。あなたの好奇心の扉を開くたくさんの機会があるので、気になる方はぜひ見学しにきてくださいね!

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