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🚩 『先生の窓口』 - コミュニティとして教職員をサポートする仕組み

ご覧いただき、ありがとうございます!

先生の窓口せんせいのまどぐち』は、
教職員の先生が学校の枠を超えて
ご自身の業務について相談できる

メール相談サービスです。

保護者様との連携についてのご相談を
主なテーマとして位置付けています。

(* 2025年2月から試験運用開始予定)

サービスの基本フロー

🚩 課題

近年、教職員の働き方改革が喫緊の課題となっています。そのひとつが、先生方(学校)と保護者様との連携です。

先生方は保護者様との連携を大切に考えておられますが、先生一人一人の努力に頼る運営スタイルは、先生方の負荷や責任が大きいといった課題があります。

先生たちがチームとして対応されている学校や、弁護士等の専門家とも連携を図りながら体制を整える学校もありますが、個々の学校でしっかりした体制を整えるのは相当な組織力が必要です。多くの学校では独自にそのような体制を確立するのは容易ではありません。

また、学校という小さなコミュニティだからこそ、同僚や管理職の先生や教育委員会に踏み込んだ相談することが難しいというケースもあります。

さらに学校の体制の脆弱性は、支援を必要とされている保護者様にも、それが保証されないというリスクがあります。

我々は第三者機関として、学校の枠を超えてコミュニティとして教職員の先生たちをサポートする仕組みが必要だと考えています。

保護者様との連携についてのサポートを主なテーマとして位置付けていますが、業務全般についてのご相談を受付けたいと考えています。


🚩 基本理念:「間に立つ」のではなく「後ろに立つ」

このサービスのベースは、「保護者と教職員の"間に立つ"」のではなく「教職員の"後ろに立って"サポートする」という考え方です。

あくまで保護者様と連携するのは教職員の先生ご自身であり、他の人間や組織がその間に入って役割を代替するべきではないと考えます。

最も組織力の高い学校に近い水準の対応体制をどの学校にも実装し、先生ご本人が保護者様と適切なコミュニケーションを取れるように、後ろからサポートする体制を目指しています。

先生(学校)と保護者様の連携において、両者の認識に齟齬がある場合はサポート時の情報にも偏りが生じてしまいます。残念ながらこれは"後ろに立つ"(先生から見える状況に対してサポートする)ことの限界です。しかしこれは、どちらかの味方をするためのサポートではありません。齟齬がある場合も、先生が保護者様の理解に努め、適切に連携していただるようにサポートすることは、先生も、保護者様も支援することにつながります。


💡 基本イメージ

すでにSNS上で匿名アカウントから相談される先生や、それに呼応する方々は一定数いらっしゃいます。このようなことができるのは、黎明期から言われてきた、集合知(Wisdom of Crowds)としてのSNSのメリットです。

これは大きなメリットである一方、相談内容をネット上の誰からも見える場所に公開し、誰かも定かではない他人からコメントをもらうことは、セキュリティや信頼性の意味では懸念があります。

『先生の窓口』は、教職員の先生たちが、安心(信頼性の担保)・安全(情報公開範囲の限定)な環境で相談ができる場です。

☁️ やろうとしていないこと
保護者や教職員をサポートする存在としては、スクール・カウンセラー、スクール・ロイヤー、個人事業やボランティアで教職員の先生の相談を受けるサービスをしている「相談のプロ」の方もたくさんいらっしゃいます。

そういった専門家に個別に深く相談する方が、より強力で効果的な手段かもしれません。しかし『先生の窓口』には、現状そのような手段をハンドリングする十分な体制は整っていないと考え、慎重な立場をとっています。


💡 具体的なサービス内容

【メール相談の基本フロー】
1. 学校の先生が、相談内容を運営へメールで提出します
2. 運営がコミュニティ・メンバーからコメントを募集し、依頼された先生へ結果をメールでお返しします

冒頭の一枚絵を再掲


▶︎ 情報共有の方法について

  • 相談される内容は、個人情報や機密情報が含まれないように、匿名化した状態で提出していただきます。

  • 相談される先生とコミュニティ・メンバーは互いに匿名です。学校名も非公開です。ただし各ユーザーの教職歴、年齢、性別等の属性情報は参考情報として公開されます。また、サービス自体への登録は原則実名です。

  • ご相談内容はすべてのコミュニティ・メンバーに一斉に共有されるわけではなく、案件ごとに運営が特定のメンバーを招待する形式です。(情報公開範囲の限定

▶︎ コミュニティ・メンバー(コメントをする人)について

  • コミュニティ・メンバーとして、主に現職教員、元教員、弁護士、臨床心理士、教育関係の経歴がある方を想定しています。(信頼性の担保

  • 教員・元教員メンバーの基準として、5年以上の教職歴もしくは何らかの教育に関係する経歴・資格の保有者に限定されます。

  • 基本的にコメントは共助の精神に基づいており、コミュニティ・メンバーへのコメントに対する報酬は発生しません。また、コメントはあくまで参考意見であり、その内容について責任を負うことはありません。

  • ご相談をされる先生も、基準を満たしていればコミュニティ・メンバーとして参画し、他の先生の相談にコメントすることが可能です。(ただし所属校からのご相談については、招待候補から除外されます)

▶︎ 運営の役割について

  • 運営は「先生方が安心・安全な環境で相談ができる場」を実現する環境を提供します。

  • 明らかな問題が見られる場合を除き、コメント内容に運営が介入することはありません。

▶︎ 契約・支払いについて

  • 契約は、学校単位でのサブスクリプション形式です。

  • 契約されている学校の教職員の先生は、サブスクリプション期間中は回数の制限なく相談することができます。

  • 試験運転中(2025年2月頃〜)は、先生単位での個別利用を受け付けます。

* この節の内容は、細かく変化していく可能性があります


👥 コミュニティ・メンバー募集!

「コミュニティとして教職員をサポートする」というゴールに賛同し、参画いただける方を募集しています!コメント欄もしくは下記Eメールからご連絡ください。

連絡先Eメール:kawamoto@aska.systems


🏫 導入される学校様を募集中!

2025年2月から、順次試験運用を開始していく予定です。

試験運用にご協力いただける導入校様をお待ちしております。試験運用導入校様には、本格運用後も大幅な割引が適用されます。
ヒアリングだけでも大歓迎ですので、興味がありましたらぜひ上記Eメールよりお声がけください。



👥 運営・協力者

平井 美幸 (監修)
大阪教育大学 准教授/博士(心理学),キャリアコンサルタント
保護者との関わりや教職キャリアについて研究

川本 達郎(管理・運営)
合同会社Aska Intelligence 代表社員,
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 主任研究員 [休職中]

株式会社LearnMore (連携)
~先生と共に”教育”という”未来”をよりよくする~


*上記の協力者様は、コミュニティ・メンバーとは別になります。
(現在コミュニティ・メンバーとして参画してくださっている方々は数名いらっしゃいますが、こちらは非公開としています)


運営会社
合同会社 Aska Intelligence
〒105-0013 東京都港区浜松町 2-2-15
☎️ 070-7564-6234
代表:川本 達郎(✉️ kawamoto@aska.systems)


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