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そんなことより、<空き地>にいこうぜ!2020年の下北沢を「下北めぐりめぐる市」がもっと楽しくしてくれそう。

昨年9月のオープン以来「下北線路街 空き地」では様々なイベントが開催されてきました。中でもこれまで3回にわたって開催されてきた「下北めぐりめぐる市」は、日用品、アクセサリー、アンティークなどのアイテムから、オリジナルの技術やアイデアが盛り込まれた商品までが並ぶ、下北沢とその周辺を中心に活躍する個性豊かな店舗が集まる人気のイベントです。今回は昨年12月21日、22日に行われたクリスマスバージョンの「下北めぐりめぐる市」出店者の方々と、空き地の運営を担当するUDS株式会社の篠原園子さんから、2020年の下北沢で、さらに「もの・こと・ひと」をめぐりめぐらせていくためのお話をうかがいました。

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他とかぶらないラインナップと、客層の広さにワクワク

めぐりめぐる市出店者:古着屋「rebirth」 本田晃二朗さん

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――rebirthさんは「下北めぐりめぐる市」だけでなく、この空き地にて毎週開催する「下北沢マーケットキャラバン」にも出店されています。どんなきっかけで参加されることに?

本田さん:僕らはもともと「下北沢ケージ」の出店者でした。あそこのクローズが決まった際、「今後も継続して下北沢のマーケットに出店したい」という仲間がいたので、新しく出店できる場所を探していたんです。そんなときに「下北めぐりめぐる市」の運営の方に誘っていただき、初回から参加することになりました。

――下北沢以外のイベントにも出店されていますが、「下北めぐりめぐる市」に他のイベントとの違いを感じますか?

本田さん:やはり音楽と絡めているところが違いますね。近隣のライブハウスの方が運営に入って、いろんなアーティストの方を呼んでいる。「音楽の街」という下北沢のイメージをちゃんと活かしていると感じます。出店者も変わったお店が多いですよね。こういうマルシェっぽいイベントは食品関係の出店ばかりになりがちです。でも、「下北めぐりめぐる市」は他とかぶらないラインナップだと思います。そもそも古着を入れてくれるマルシェなんてあまりないですから。下北沢ならでは、だと思います。

――他のイベントとの客層の違いは?

本田さん:平日は古着好きの若い子とサラリーマンが中心で、土日になると家族連れの方もいらっしゃいます。一番この場所で特徴的だと感じるのは、50代以上のお客さんも古着を意外と買ってくださることです。他の場所では、その年齢層の方は古着に見向きもしないんですよ。でも、下北沢では「これいいね」と普通に買っていかれます。古着を見慣れていて、抵抗がないんでしょうね。

――継続的に参加されていることによる反響の変化は?

本田さん:単発の参加ではなく、同じ場所で続けていくと、常連さんが出来てくるんですよね。「前も出てたね」って感じで、ふらっと立ち寄ってくださる。もちろん、僕ら自身もSNSで誘引したりはするんですけど、毎回いるから客層が広がって、売り上げも悪くなく続けられています。

――「空き地」に対して今後の要望はありますか?

本田さん:全体で言うと、平日も毎日イベントをやってくれたらさらに面白くなるんじゃないかと思います。食品にスポットを当てたイベントがあまりなかった印象があるので、そういうのを増やしてもいいんじゃないでしょうか。ここはキッチンカーがすごく集まりやすいので、キッチンカーばかり集めたイベントというのも楽しそうです。

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ちょっと変わったオリジナルアイテムも愛してくれる下北沢の人たちにシンパシーを感じています

めぐりめぐる市出店者:雑貨「Swimsuit Department」 山下裕子さん

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――雑貨店「Swimsuit Department」さんも、「下北めぐりめぐる市」には初回から出店してくださっています。

山下さん:普段は神宮前の店舗で輸入雑貨の販売や卸をしているのですが、うちのオーナーが運営の方と知り合いで参加させていただくことになりました。単発ではイベントに出店したことはありますが、継続的に参加しているのは「下北めぐりめぐる市」だけです。

――今回で3回目の出店ですが、お客さんからの反響は?

山下さん:うちは海外の雑貨だけでなく、オリジナル商品も作っているんですが、普通の雑貨店に比べて変わったものが多いんですよ。それでもみなさん抵抗なく手に取っていただいているので、下北沢に合ったテイストなのかなと感じています。人通りが多い場所ということもあり、通りがかりで立ち寄ってくださる方も多いですよね。近隣に住んでいる方がここに来て、「今度お店にも行ってみます」と言ってくださることもあります。

――「下北めぐりめぐる市」に対する要望はありますか?

山下さん:なかなか難しいとは思うんですけど、この<空き地>はもともとのスペースが広いから、出店者が少ないとちょっとスカスカな感じがしちゃいますよね。個人的には、もっと密度があると賑わっている感じになるなぁと思います!

――今後も継続して出店を?

山下さん:それはぜひ。うちとしてもお店の商品を持ってくるだけじゃなく、イベント限定の商品とか、地域の客層に合わせたラインナップをそろえるとか、お客さんをもっと呼ぶための工夫をしていきたいと考えています。




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<空き地>と「めぐりめぐる市」を、みなさんの声でもっともっと下北沢らしい場所に

下北線路街空き地/下北めぐりめぐる市運営 篠原園子さん(UDS株式会社)

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――本日開催中の「下北めぐりめぐる市」は、これまで3回にわたって開催してきて、地域の方々からの反響などはいかがですか?

篠原さん:定期的にイベントを行ってきたことで、ふらっと立ち寄ってくださる方が増えてきた印象があります。「あの方は前もいらっしゃっていたな」と感じることも増えました。客層としてはやはり近隣の方々が中心ですから、日常的に商品を買って帰えることができるような日用品や生鮮食品のお店にも出店していただいています。

――継続してイベントを行っていく中で、新規出店の問い合わせも増えているとか。

篠原さん:当初はこちらから出店を打診するケースが多かったですが、最近は「出てみたい」と問い合わせをいただくようになってきました。物販がメインなので、雑貨やアクセサリー系の店舗の方からご相談いただくことが多いですね。下北沢には古着や古物の文化が定着しているので、そういったお店も増やしていきたいと思っています。

――もともと下北沢が持っていた文化に寄り添うイベントにしていきたい、と。

篠原さん:そうですね。「下北めぐりめぐる市」では出店者様にご自身の持ち物をフリマ出品していただくこともやっているので、そんな下北らしいコンセプトに共感してくださる方がご参加いただけるとうれしいです。

――出店者の要望を受けて変えたことはありますか?

篠原さん:初回は16時までの開催だったのですが、これは下北沢という街の特性なのか、遅い時間から人通りが増えてくるんですよ。出店者様からの要望もあり、2回目以降は18時まで行うことにしました。出店者のみなさんはいろんなマーケットイベントに出られているので、こちらで方向性を決めすぎずに、さまざまな意見を取り入れながら一緒に「下北めぐりめぐる市」を作っています。

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--今後の展望は?

篠原さん:屋外イベントということもあり、1月2月は寒すぎるのでお休みになりますが、3月には再開する予定です。「下北めぐりめぐる市」は3回目にして、ようやく「こんなイベントをやっている」と近隣の方に知られるようになってきました。2020年は出店者の方も来場者の方にも、もっと参加したいと思えるようなイベントに成長させていきたいです。

--空き地では様々なイベントが開催されていますが、こんな風に使って欲しい、という思いはありますか?

篠原さん:空き地は、下北沢を愛するみなさんと一緒に楽しんでいくために作られた場所です。住民のみなさんも、下北を訪れるみなさんも楽しめるようなイベントをたくさん開催していけたらと考えています。私たち運営側もいろいろ企画していきますが、ぜひ、みなさんにも、こちらがあっと驚くような、この場所の素敵な使い方をどんどん持ち込んで欲しいです。どうやってこのスペースを使い倒すか、一緒に考えてください!

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「下北線路街 空き地」の情報はこちらから

「下北めぐりめぐる市」次回の開催情報、出店者募集はこちらから


取材・文/小山田裕哉 撮影/石原敦志 編集/木村俊介(散歩社)

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コメント1件

下北沢、いいところですよね
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