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【自分語り】私が好きなお酒

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好きなお酒は「ニッカ アップルワイン(日果 林檎葡萄酒)」一択!
これは、林檎ワインをブランデー樽で熟成させたお酒です。
https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/wine/applewine/

ただ、最近は「The CHOYA BLACK(ザ・チョーヤ ブラック)」(旧名「チョーヤ梅酒 The BLACK」)に浮気中です。こちらは、1年以上熟成させた梅酒に、ブランデーをブレンドしたお酒です。
https://www.choya.co.jp/news/20170919.html

あとは、「桂花陳酒(けいかちんしゅ)」ですね。
昔々、武漢市に隣接する咸寧市(中国湖北省)で原因不明の疫病が発生し、人口の1/3が死んでしまった。通りかかった観音菩薩が「感染しても、月に生えている桂の花を水に浸して飲めば治る」と少年に伝えると、その少年は、天梯を使って月に登り、多くの人々を助けようと、「月の桂」の枝を揺らして、「桂花」を全て故郷(地球)に落とした。故郷の川は黄金色に染まり、感染者がその水を飲むと、疫病はたちまち完治したという。人々は、この川を「淦河」、川の水を「金水」と名付けた。この少年は、桂花を全て地上に落としてしまった罪で、不老不死の身とされ、今も月にいて「桂男」と呼ばれ、故郷には帰ってこられない。(帰ったところで、知人は全員死んでいる浦島太郎状態である。)ただ、彼は、桂の枝を折っては故郷に投げたので、彼の故郷は、現在、桂の名所「中国桂花の郷」(中国湖北省咸寧市)となっている。ちなみに、「桂」は、日本では「金木犀」と呼ばれている。
 楊貴妃が愛した中国の宮廷酒「桂花陳酒」は、パッケージには「処方がわからず幻の酒といわれてきたものを北京の上義酒造工場が秘法を探し出し研究を重ねた末ついに量産にこぎつけ」たお酒だとある。(この説明文には句点「。」はあるが、読点「、」が1個もない。)その製法は、「金木犀の花を白ワインに浸けて3年間熟成する」というもので、「桂花陳酒」は、「楊貴妃ワイン」とも呼ばれている。
 ちなみに、「楊貴妃」とは、楊貴妃が愛した「桂花陳酒」と「ライチ」(レイシ(茘枝)の実。中国の嶺南地方原産で、楊貴妃は、華南から都・長安まで早馬で運ばせた)を使ったエメラルドグリーン(「チャイナ・ブルー」という)のカクテルの名で、桂花陳酒30ml、ライチリキュール 10ml、グレープフルーツジュース20ml、ブルーキュラソー5mlをシェークして、カクテルグラスに注げば完成である。あとは、チャイナドレスに着替え、楊貴妃になった気分で( ^^)Y 乾杯!

 「月の桂」(京都伏見の増田徳兵衛商店のお酒)といえば、「古酒」と「にごり酒」が有名である。江戸時代に公家の姉小路有長が、
 〽かげ清き月の嘉都良(かつら)の川水を 夜々汲みて世々に栄えむ
と詠んだことから命名された「月の桂」は、多くの作家や墨客に賛美されてきたことから「文人の酒」と呼ばれている。

 「古酒」は戦国武将が飲んだお酒を再現したもので、お城の売店に売っている家紋付きのぐい呑で呑みたいお酒である。(2021年1月13日13:00販売開始のファミリーマート限定 刀剣乱舞オリジナルグラス・コースターで呑みたかったけど、秒殺で完売したようです。そして例によって転売ヤーが現れ云々。)「古酒」は、私の口には合わないが、戦国武将を偲ぶにはよい。
 「米のスパークリング」と呼ばれる「にごり酒」は美味しいが、調子づいて呑みすぎると、翌朝、頭がメチャクチャ痛い(×_×)。

※「月の桂」公式サイト(現在メンテナンス中)
https://www.tsukinokatsura.co.jp/

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「越乃~」(「越乃寒梅」が有名)や、菊水酒造の「菊水」は、「越乃菊酒」のDNAを受け継いだお酒である。「越乃菊酒」とは、『麒麟がくる』で、織田信長が白山信仰の信者・織田信勝(織田信長の弟)に「お前が飲め~」と言った「白山の霊水」が流れ出した「菊川」の水を使った越国(後に越後・越中・越前国に分割)のお酒である。

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「菊水」の由来は「菊慈童の菊水」で、9月9日に長寿を願って菊の花を浸して飲む「菊酒」の由来でもある。

※越乃寒梅公式サイト
https://koshinokanbai.co.jp/

 ちなみに、「越水」とは、日本神話の月神「月読命」が持っている「変若水」(若返りの水)のことであって、お酒ではない。

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 大吟醸は冷(ひや)で飲む。白瀧酒造の「上善如水」は大吟醸じゃないけど冷だな。「菊水」の「ふなぐち」(日本で初めて常温保存が可能になった生原酒)は生原酒なので、当然、冷やして、もしくは、オンザロックで飲む。
 「天」は熱燗。パッケージに「45℃前後の温度帯が最適」とある。「熱燗は人肌(体温)」だと思っていた。さらに美味しくなる温度帯があるとは知らなかった。

 甘酒も大好き! 近くの造り酒屋では、新酒を絞り終えると、酒粕を各種3kg一律500円で売り出す。甘酒は酒粕によって味が異なる。やっぱり大吟醸の酒粕で作った甘酒が一番美味しい。冷凍庫で長期保存可能なので大量に買い込むが、すぐになくなってしまう。なくなったら森永の甘酒(6本セット)を買って飲む。酒粕に米粕を混ぜているので、お米の粒が入っています。自販機だと1本100円(6本で600円)ですが、6本セットは498+税円で、ちょっとだけ安い。というか、自販機で買った方が温かいので得した気分です♥
 皆さんご存知のように、俳句では、「甘酒」は夏の季語である。甘酒は、江戸時代の栄養ドリンクで、夏バテ防止のために飲まれていた。免疫力もアップするという。

 以上である。
「ビールは何が好き?」
「ワインは何が好き?」
「酎ハイは何が好き?」
と突っ込まれそうだが、お酒はまだ飲み始めたばかりなので、今はまだ上に書いた事しか分からない。もっと知りたいので、サポートして下さる方、大歓迎!

あなたのサポートがあれば、未来は頑張れる!