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「オラクルカード」の効用と用い方

イベントに出展する機会を増やそうと、気になるところにエントリーするように心がけようかと思うこの頃。
つい先日お邪魔してきた「癒しフェスタ」でも、イベント雰囲気や出展者さんの傾向から、自分が気にしていなかったことをたくさん気づかせていただくことができました。

ぼくは「ピンチをチャンスに変える」というスタンスで占いに取り組んでいます。
ベースに東洋医学があるからなのか、マイナスをスタートにすることが多いのかな。

「ピンチ」という「位置が明確」だと、どうやってゼロ、あるいはプラスに転じるかということを組み立てるのは、とても明快。
もちろん、無理や理不尽、無茶はできませんが、現実的に「問題を解決」できる道筋を組み立てるのは、占い鑑定を進めていく中でも意義深いところ。


さてさて、ところがイベントによっては、「マイナスをプラスに変える」ということばかりを目的に、占い鑑定を依頼されるばかりでないことを実感します。
現状「ゼロ」をベースに「プラス」であったり、新しい方向性や可能性「ベクトルを変える小さなプラス」を、占いの時間に聞き出したいという人もいらっしゃるということ。

現状には満足しているけど、新しい可能性やユニークな方向性、あるいはそんな価値観や考え方に触れてみたい、というひとが、意外と多い。
※このあたり、ぼくがイベント慣れしていなかったり、「業界」のことに「うとい」ことを思い知ります。


昨今、スピリチュアルという視点が占いに豊富に取り込まれています。
これこそが、現状・現実からちょびっと離れることのできる「ユニークな視点」なのでしょうね。

現実起こっている毎日のことは、地に足がついていて日々、予想通りに流れ進んでいる。
でも、心の中のことは自由に発想することができる。
そんな心を自由に楽しませる、喜ばせる、応援する、という機会が、占いに会ってもいいのだろうなぁ、と。
そして、そんな機会が増えている占いの「あり方」にも、何やら納得することができます。


今まで占い鑑定のご依頼をいただくとき、かなり現実味を帯びたご相談をいただくことが多かったです。
それは、ぼくの占術が「それ」を得意としていたり、あるいは、僕というキャラクターがそうしたご相談事を引き寄せやすかったからなのかもしれません。

でもでも、じつは振り返ってみれば、「心の内側のこと」をご相談いただくことも、しばしばあったように思います。
※そんなときでも、具体的な「なにか」を見出して、ご自分らしさや「あり方」ということを「引き出して」お話してきたのかな。

最近も「自分探し」という視点で、占いのご相談をいただく機会がありました。
いつもそんなときは、「生年月日」を伺って、ご自分らしさ、パーソナリティを知っていただき、「自分を振り返る」きっかけとしてもらっていました。


先日のイベントの後、「オラクルカード」というものが気になり、手に入れました。
いやいや、じつは「気になるオラクルカード」があったので、購入に踏み切った、というのが正解。

僕自身、いつも自分のことで「迷う」ときには、ルーンストーンに相談したり、タロットカードをめくることで、問題解決をしてきました。
※易占は「ちょっとヘビー」なので、自分のことを占うときには、時間がかかるので、あまり用いていません。

「オラクルカード」。
「おみくじ」とか「ご託宣」というようなイメージのカードですかね。
易占やタロット、ルーンなどの占いと比べると、「上下」を感じさせる。

タロットやルーンは、相談、という対等なスタンスでの「占術との対話」。
「オラクルカード」は、「神託」「啓示」のような「上から託される(一方的な)メッセージ」のように感じます。

素直に「メッセージ」を受け入れて、そこから自分なりに解釈を進めていく面白さがある。
今まで僕が携わってきたカードとは、全く異なるスタンスなのがユニーク。

購入した「オラクルカード」はしばらくは自分用。
でも、イベントでの占いでも、そのうち使ってみたいなぁという気持ちが、ちょびっとわいてきました。

先日の「癒しフェスタ」での僕のいでたちが「神父さん」。
そんな「神父さん」イメージにあやかって、カードを使った「ご託宣」、先々やってみる「コスプレ」のような占いにも挑戦できたらいいのかな、なんて思い始めたこの頃だったとさ。


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