水のように生きる
あなたに回ってきたのはどんなバトン??
コロナの時期、おうち時間を有効に過ごすと言う事で、いろんなバトンが回っています。「ブックカバーチャレンジ」、「着物バトンリレー」、「幼少期の写真」などなどです。あなたに回ってきたのは?どんなバトンが回ってきましたか?
正直どっちにも参加しておりません。
本はほぼ毎日読んでいるのと、幼少期の写真は引越しときの断捨離として奥にしまっていたので。着物も場所とると言う事で持ってなくて、、、
今はどっちかと言うと、新しいことにチャレンジしています。
一度しみじみと辛い経験をし、常に対策を考えております。
信じるものがなくなり、迷いと不安、先が見えない、しかし進んで行かないと生きていけない、、、あの時期は正直、自分の受け入れキャパーを超えてたので、そして一気にいろんな不幸が起きていたので、辛かったです。
いま振り返って見ると、その時期がなかったら、自分も成長できなかったし、心のメンタルもできなかった気がします。
ブックカバーチャレンジではないですが、私がリーマンショック時に、リストラされ、新しいスタートをしても上手くいかず、かなり落ち込んでとき、心が救われた本を少し紹介します。
もちろん、コロナのダメージはリーマンショックの何倍もありますが、私たちは心が救われないと、マインドが強くなれなく、困難を乗り越える事ができません。
「水のように生きる」ーおすすめの本です。
実際、作者の小林芙蓉先生にお会いした事がありますが、とても素敵な方です。先生は書画家でもあり、世界中を旅しながら、100種類以上の清らかな水を汲み、その水を使用し、書道、画を書きますが、普通の筆ではなくダイナミックな大きい筆で、弟子たちが手伝いながら、書いています。神を祭る儀式みたいでした。
私が参加していたイベントでは、先生はその場の雰囲気とインスピレーションで会場の皆さんに「絆」という字をプレゼントしてくれました。とてもパワーが溢れている字でした。
「水のように生きる」
ところで、どう言う意味でしょう?
古文みたいな単語をみただけで、拒否反応を起こし、疎遠になる時があります。しかし、この本では一切難しい事を書いておりません。とても読みやすく、いま何かを悩んでいる方には力になってくれます。
『老子』上善は水の若(ごと)し(第八章)
http://hotatelog.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-f786.html
水のように生きる、その由来は『老子』上善は水の若(ごと)し(第八章)です。難しい事を言いませんが、人生の理想の生き方を水に例えています。
「水は善く万物を利して争わず(老子八章)」 水は、万物に利益を与えていながら、けっして、他と争わない。
水は、丸い器に入ると、丸くなる。
四角の器に入ると、四角になる。
どんな形の器にもさからわない。
柔軟であり、謙虚である。
そして水は、いろいろなものに利沢(利益と恩沢)を与えている。
今は大変な時期、大変と言う言葉は大きく変化するから大変だと書くんだよと教えてもらった事があります。
さすがに、時代は強制的にシフトチェンジされて行きます。
昔はこうだったのにという常識が通用しなくなってきた時代は、水のよう柔軟さを持って付き合って行く方が、この時代を生き延びる近道かもしれません。
皆さん、一緒に乗り越えて行きましょう!
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