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対話型WEB制作事業をスタートしました

創業以来直接お目にかかっての対話を重視してきたセンジュ出版は、イベントができなくなったことで2年前に絶望を感じていました。
その後オンラインの機材や配信方法をさまざまな方にアドバイスをいただきながら勉強し、
おかげでそれまでお目にかかることができなかった(海外の方含む)遠方のみなさんと、この2年で対話する機会を画面越しながら数多くいただくことに。
また同時に、それまで棚上げしていた、「この会社がどこから生まれてどこに向かうのか」の言語化をスタッフと共に行えたことも、売上停滞期の宝物のような時間でした。

【「対話」をもって人の表現を発信へとつなげるためのサポート】

これが、センジュ出版のできることであり、創業以来ずっと続けてきたことであり、また、これからもずっとこのことを大切にしていくことになると思います。
その手段として、出版があり、講座があり、イベントがあり、時にはブックカフェがあり、ブックスナックがありました。
おそらくここに、今年手がける「空中階」も含まれるでしょう。

ただ私自身、創業時にこのことを言語化できてはいなかった。
手元にあったのは、この会社のモットー。

「しずけさとユーモアを大切にする出版社」
これだけです。

正直自分自身この言葉の意味がわかりかね、なぜこんな言葉が口をついたのか、考えてもその理由を把握できずにいたし、無理に強引に意味をつけたくなかった。
この意味に気づいたのは、ちょうど1年前、2021年2月に開催された読書会当日の朝のこと。
課題本を読みながらふと、数式が解けた感覚がありました。
思わず「へウレーカ!」と叫びそうになった。
会社を立ち上げて5年の月日が過ぎ去っていました。
(この話はまたどこかで)

センジュ出版が行う対話には、しずけさとユーモアが欠かせません。
陰と陽のような、強さと弱さのような、光と影のような、静と動のような。
相反するようでいて、それらは同じ一人の人の中に宿るもの。
それは生死もまた。

と、なぜこんなことを書いているかというと、
この会社の旗が明確になったことで、この旗のもとにあることであれば、
こんなこともできる、あんなこともできる、とスタッフと話し合ううちに、
スタッフの意志を汲むことであれよあれよと新規事業が立ち上がり、
既にリリース前から複数の案件を発注いただくことになりました。
それが、センジュ出版の対話型WEB制作事業です。

私はサイトを作るノウハウなどこれっぽっちもないので、得意なスタッフが中心となって進めますが、とはいえ技術面においてどうしても、外部からのパートナーシップが必須でした。
そして相談したのが、スターツ出版時代から大変お世話になっていて、家族ぐるみでも親しくさせてもらっている、サイドリバー代表の川邊健吾さんです。
彼に断られていたらこの事業はスタートできていなかったと思いますが、
相談したその場で快諾いただき、案件のご紹介まで驚くほどのスピード。
川邊さんには感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。

センジュ出版が不得意とするサイトは、ご依頼の方が「どんなものでもいいから、とにかく急いで箱だけ作ってくれればいい」「情報だけわかるように載せておきたい」というようなお気持ちのケース。
おそらくこうしたニーズにはほとんどお役に立てないと思います。
では、どんな制作になるのかというと、
対話の時間をいただき、その方が、誰の、何のために発信をしたいのかを見出し、
そのテキストや写真、デザインの表現を一貫させて作り上げる。
またサイトが立ち上がってから、その後どんな表現を、発信を、重ねていけばいいのかといったアドバイスも、やはり対話の中からお伝えできるでしょう。

大切なのは、こちらが一方的に作り上げるのではなく、
お客様自身の言葉から始まっていくということ。
センジュ出版にとっての「対話」というキーワードのように、
どこに旗印を置くのかを、一緒に考えること。
これは、センジュ出版がずっと続けてきた、著者との対話も、文章講座や読書講座の受講生との対話も、カフェのお客様との対話も、スタッフとの対話も、
何にも変わりません。

そうしたサイトを作りたいと考える方には、
心からおすすめしたいと思っています。

必要な方に届きますように。

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