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センジュ出版の対話とブランディング

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対話にまつわるさまざまな出来事、思い、事例、おすすめなどお伝えしていきます。
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記事一覧

悲観と楽観のあわいに立つ意志

悲観と楽観のあわいに立つ意志

悲観は気分、楽観は意志と言ったのはアラン。
昨日の講演でそんな話をした。

けれど、悲観もまた意志かもしれないと感じることも多い。
望んで悲しみの中に、苦しみの中にあろう、あり続けようとする自分自身を見つけるのは容易ではないから、まずはそんな話を真っ向から否定することになるだろうけれど、
私たちは、悲しみたい、喜びたいという顕在的潜在的な願いを、毎日叶え続けている気がする。

という世界を信じると

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この舟に立つ死亡フラグ

この舟に立つ死亡フラグ

ヘンなことを書くけれど、年明け少ししてからなぜか、死が近づいているような錯覚に陥っている。
あ、でも悲壮感とかそういう類ではない(だから書いているのです)。

昨年の父との対話で、「こっち(あの世)もそっち(この世)も一緒」という言葉を受け取ったからかもしれない。
あの世とこの世の間に線を引いて、肉体と感情がもたらすエネルギーの揺らぎこそがこの世を生きる人間の「チャーミング」だと考えて疑わなかった

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あわいを問いつづけると、起きるミラクル。

あわいを問いつづけると、起きるミラクル。

年末からずっと、マンツーマンでの対話が続いている。
テキストベースの対話もあり、リアルでの対話も。
今年はすでに、5日から今日で5人目。明日も明後日も、また対話のお客様。
センジュ出版のサービスをご利用いただいている皆さん、本当にありがとうございます。

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センジュ出版の約束ごとは
①しずけさとユーモアを大切にする毎日(バリューとも言う)
②①を積み重ねる中で、センジュ出版の作る本、あるいはセ

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自己対話法を身につける*本日締切

自己対話法を身につける*本日締切

*第1期のお申し込み締切は、本日です。

昨日も今日も新たなお申し込みが続いています。
お目にかかったことのない方もいらして、どこからセンジュ出版を知ってくださったのか、本当にありがたい限り。
これをご覧の方々のシェアや日々のご投稿、あるいは日常会話の中でセンジュ出版についてご紹介くださったのかもしれません。
心から感謝申し上げます。

◾️本サービスについて

第1期 fiction dialo

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対話する出版社が自己対話にまつわる新サービス展開

対話する出版社が自己対話にまつわる新サービス展開

メリークリスマス。
おはようございます。

本日より、センジュ出版の新しい自己対話のサービス「fiction dialogue」の第1期募集を開始します。
お申し込みの締切は1月10日です。

今回珍しく、ちょっと本気でこのサービスを考えています。
なぜなら自分自身がこの自己対話の手法とこれまでのセンジュ出版の対話サービスとに助けられ、この対話をひらき続けていくことを決めることができたためです。

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新対話サービス準備中

新対話サービス準備中

来年から始める新たなサービスのために、読み進めている本たち。

弱さと強さは対話できるか。
自身の矛盾は対話できるか。
他者との対話は何を意味するのかしないのか。
わかりあえないことをわかりあう、そのあわいはどこにあるのか。
いじめをなくす、マイノリティにも優しくある、ダイバーシティ、誰もとりこぼさない、民主的、共存共栄。
そう信じる時、自分の中の矛盾との対話が始まる。
私たちはどこまでも孤独で、

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哲学対話のケア的側面

哲学対話のケア的側面

今日は午後から本当に温かな対話をふたつ、経験できた。
ふるさと納税でお申し込みくださったお相手と、二人きりでの時間。

読書セミナーを経て哲学対話の時間になって、
「読書している時間はどんな時間か?」
というテーマで対話する予定が、休憩時間二人で話した内容があまりにリンクして、
「対話とは何か?」
について対話することに。

二人のつまづきがよく似ていて、私もすっかり癒された。。
本当に嬉しかった

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ラブなレターと中庸の知覚 2023から2024に向けて

ラブなレターと中庸の知覚 2023から2024に向けて

11年前の今日、出産した病院を退院したらしい。

そして息子は先日誕生日を迎え、生まれて初めて女の子からプレゼントとお手紙をもらった。

とっても嬉しかった。
愛する存在が、愛される喜び。
うちの子を大好きって思ってくれて、ありがとう。
私も同じ気持ちですよ。
あなた、ほんとお目が高いわねw

息子がこの世に生まれたのは、夫と私の感情が揺れたから。
好きとか、嫌いとか、怒りとか、妬みとか、愛おしい

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対話しないで、どうするんだろう。

対話しないで、どうするんだろう。

「自己と他者と対話もしないで、それを言語化しないで、いったい何をどうするつもりなんだろう……」

はたから見ていて、そう思うこと、しばしば。

仕事をやっている気になっているだけで、何かを進めている気になっているだけで、
その実、お客様のことを、そして自社のことを目先のことでしか考えられない。
そんな方を多く見かけます。

そして正直に言うと、数年前の私がまさに、そうした経営者だったと思います。

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理性と感性の「あわい」を言葉にする対話

理性と感性の「あわい」を言葉にする対話

今月10日からご案内を始めた、「MORE dialogue!」な対話型新サービスのご案内。

お申し込みをいただいた皆様、ありがとうございます。
理性と感性の重なり合いを「間(あわい)」と呼び、そのあわいを言語化することを特徴としているセンジュ出版の対話サービスは、
自分の言葉で人にメッセージを伝える必要のある方々にさまざま、ご活用いただいています。

理性だけでも共感されにくく、感性だけでも理

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本日よりメールマガジンをスタートさせました

本日よりメールマガジンをスタートさせました

創業から8年経って、はじめてのメールマガジンを本日より始めてみました。
バックナンバーもお読みいただけますので、よろしければご登録よろしくお願いいたします。

今後はこのメールマガジンを、このノートで途中まで公開してまいります。
今回は初回なので多めに掲載。

ご登録はこちらから

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読者様

こんにちは。
株式会社センジュ出版代表の吉満明子です。
この度はセンジュ出版のメールマガジン「あ

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本を作りたくさせる人

本を作りたくさせる人

センジュ出版が本を出したいと思うのはどんな人か、と時々質問をもらう。

1 著者の声を信頼できるか
2 著者の無意識層にある書く理由を、著者が意識下に置いて言語化するタイミングにあるか
3 2によって読者への願いや祈りを込められる内容か

が主な理由。
2については、本を書いてくださいとお願いした後、さらには原稿が来てからも「まだ」だと感じることもある。
これは文章の上手い下手とは別次元の話。

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4月のご案内

4月のご案内

4月のいくつか。センジュ出版の対話を必要とされる方と、どこかでご一緒できますように。

センジュ出版の対話とは。

また、現在無料で使用できるコミニュティスペース「空中階」の家具購入にご寄付を募っています。

*直接お目にかかったことのある方に向けたお願いです。面識のない方からのご支援は受け付けておりません。
こちらをお読みいただき共感いただいた方、ご支援はこちらからお願いいたします。

■1日(

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3月21日対話型講演会

3月21日対話型講演会

来週21日はセンジュ出版対話型講演会です。
いつものようにご参加のみなさんによる哲学対話を取り入れ、その後私の話となります。
主催者は中務信英さんです。
下記、どこに掲載されているのかわからなかったため、私宛に届いた主催の思いをシェアします。
まだお席に余裕があるそうです。
哲学対話に興味がある方、あるいはテーマや主催者の思いに感じるところがある方はぜひご参加ください。
美味しい軽食も準備してくだ

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