🧓【シニア】健康保険証の任意継続について
定年後の健康保険証は?
退職すると保険証は会社へ返却します。
保険証がないと、病院で10割払うことになります。
3割にするための方法を考えないといけません。
選択できる方法3つ
国民健康保険に加入する (最寄りの市役所で手続き)
健康保険任意継続制度を活用する (加入していた保険組合)
家族の健康保険の被扶養者になる
それぞれのメリット
加入に制限がない、収入が低いと保険料も安い
家族を扶養に入れられる(保険料を抑えられる)
保険料を負担する必要がない
それぞれのデメリット
家族がいると保険料が高額になる。
会社にいるときにあった人間ドック等の受診サービスはない退職から最長2年しか加入できない
収入制限があり扶養に入れないケースも多い
「健康保険任意継続制度」をお勧めする理由
3つの選択肢のどれを選ぶかは、家族構成などを考慮する必要があります。
この中で、「任意継続」を推す理由は、
・退職時の給与は、おそらく40-50万円だとします。
協会けんぽの場合、上限は30万円となります。
東京の場合で、会社との折半はないので、月額: 35,460円です。
2年間変わりません。
配偶者・子供がいてもこの保険料です。
ただし、2年間です。(その間保険料は変わりません)
2年経ったら、市役所に行って「国民健康保険」の手続きをすればいいと思います。
手続きは、退職後20日以内なので、決断はお早めに。
最後に
実は、「健康保険に入らない」も選択肢のひとつです。(年金払い込み済みの場合、60才以上)
会社員でいる間は、「健康なので、健康保険に入りたくありません」は出来ず、年に数回病院行く人でも、毎月給与に見合った保険料を天引きされていたはずです。
定年後は、そんなしばりはないので、年に数回であれば毎月の支払う予定の保険料を貯めておけば払えるかもしれません。
ただ、年をとれば病院に通う頻度は間違いなく増えるはずですから、まずは加入をお勧めします。