自分のペースで休むことの重要性
私は昔ブラック企業で働いていた。
心身ともに疲弊したとき、休むことの重要性を身をもって思い知った。
自分と周りを比べなくて良い。
自分のペースを維持すること。
心に向き合ってみること。
今日は、その大切さに触れていきます。
心が蝕まれる環境
ブラック企業というものは、実在する。
ワンマン社長は従業員を人とは思っていなくて、毎日怒鳴り声を上げていた。物にもあたるし、特にミスがあったわけでも仕事に遅れが出ているわけでもなく、社員の全員が全員何かしらのいちゃもんをつけられては日々怒鳴られた。
定時なんてものは存在すらしなくて、当然有休なんてない。寝に帰るためだけの家。今思うと入社してすぐに去ってもおかしくない環境だったけれど、夢を追い、やる気に満ち溢れていた私は必死だった。
「早く、一日でも早く、独り立ちできるようにならなければ。」そんな思いからがむしゃらに頑張っていた。
けれどそんな思いとは裏腹に「私の夢ってここにあったんだっけ?」と考えるようにもなった。
単純に会社選びに失敗しただけ。それなのに、人生の全てが狂ったように感じられた。デザイナーになるために生きてきてやっとその夢を掴んだのに。なんのために来る日も来る日も怒鳴られているのだろう?
ハードワークの内容
当時のわたしはきっと、病んでいた。
早く会社を辞めれば良かったのかもしれないし、もっと休むべきだったのかもしれない。とにかく自分の時間や心に向き合う時間が足りていなかった。そのことに気付けるほどの余裕もなかった。
苦痛が伴うハードワークは、疲弊した心身と精神をこれでもかと痛めつける。
何も仕事だけに限った話ではなくて、家事や育児だってそうだと思う。
一人で抱える問題が増え、やらなければならないことが多くなりハードワークに傾くと、そのことで脳が占領され気持ちはいっぱいいっぱいになって心はすり減っていく。
けれどその、ハードワークの内容にもよるというのもある。ブラック企業に勤めていた頃より忙しい時期もあったけれど、気持ちは満たされ日々充実していた。
苦痛が伴わない内容であれば、忙しくて疲弊するのは身体だけで済む。楽しい感情があれば、心が痛めつけられることはない。
誰かじゃなく自分のペース
精神が壊れてしまいそうなハードワークなら「立ち止まること」が状況を悪化させない対策となる。
一度心身ともに疲弊してしまった領域に踏み込むと、通常モードを思い出すことすら難しくなるから。
人によって休みたい頻度も違うし、ハードワークとなり得る内容だって違う。
一時間に一度は小休憩を挟みたいのか、三時間に一回長めの休憩を取りたいか。週二日の休みでハードと感じるか、週一日の休みがちょうど良いと感じるか、そういったものは人それぞれ異なるものだと思っている。
だから「周りがやっているから自分もしなきゃ」と、誰か自分を比較する必要はない。
わたしはマイペースで、過集中状態のときとスローモードの差が激しい。この特性を自分で分かっているし、目の前のことにのめり込みすぎてしまい、いきなりどっと疲れてしまうところがあるので、なるべく休むことや思考をオフする日を設けるように"意識は"している。
のんびりする時間がないと頑張ることも出来ない。
それに休むことやリフレッシュすることも仕事のうちだと思うから。
けれどそれはあくまでわたしのペースであって、誰か人に合わせられるものではない。みんながみんな"自分だけのペース"を持っていると思う。
心に向き合ってみる
心身が疲弊する前に、目の前の景色から一旦逃れること。
周りがどう言おうと「自分の心の声」に向き合って、自分に合うスタイルを見つけること。
自分の心の状態を知ることができるのは自分だけだから
自分がどうしたいか、どう思うか、そのことに気を配って居心地の良い空間を自ら手にしていきたい。
ハードワークに傾いていたら、まずは休もう。
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