ワードローブを管理して幸福度を高める

自分の手持ちアイテムを把握することは幸福度を高めることに繋がる。
今回のファッション考察はワードローブを管理する重要性について。

好きなものだけに囲まれること

思わず衝動買いしてしまう洋服。
素敵なアイテムを見つけるとどうしてもワードローブに迎え入れたくなってしまう。

わたしは買い物でストレス発散してしまう傾向があるので、ものが集まりやすい。

ここに書いた通り、「好きで必要な（だと思っている）もの」が人より多い気がする。それを手に入れるための買い物が大好きなのだ。ワクワク心浮き立つし、好きなものを好きなように手に入れる"買い物"という行動そのものに快感を覚えてしまう。

けれど、物欲をコントロールしようと意識するようになってからわたしの思考は大きく変わった。
お買い物は大好きだし、物欲を封じ込めようと奮闘しているのは今も変わらないけれど、「好きなものだけを持っていたい」という気持ちが強くなったのだ。

「なんとなく好き」くらいのものなんていらない。
全部が全部大好きで、全部が全部一番のお気に入りでありたいのだ。
そう考えるようになってから何度も断捨離を繰り返し、持ち物を精査してきた。その結果、今では「好きなものだけに囲まれている」感覚がある。

手放したい「好き＝買う」の法則

特にファッションが好きな人は、洋服を集めてしまう傾向があると思う。

流行を追わなきゃいけないみたいな風潮は、今も昔も苦手だ。流行りものでも好きで取り入れるのなら大賛成なのだけど。メディアで露出されているから、憧れのあの人が着ているから、そういった理由で取り入れる行動の連鎖には終わりがない。そしてそれらは特に「なんとなく好き」な部類に入りがちだ。

アパレル関係の友達でも洋服が溢れ返っているクローゼットの持ち主をたくさん見てきたし、自分の持ち物を把握していない人も結構いる。

けれどやっぱりそこに共通しているのは、"それほど好きじゃないアイテムを大量に抱え込んでしまっている"ということ。とびきりのお気に入りなら大切に扱いたくなるし、クローゼットの奥底からしわくちゃになった状態で見つけるなんてことは起きるはずがないのだ。

好きだと感じて購入したはずのものが、なぜお気に入りから降格してしまうのだろうか。

思わず衝動買いした洋服は、既に持っているアイテムと似通っていたり、他のアイテムと使い道がかぶってしまったりするパターンがある。または知らず知らずのうちに近しい色ばかり集めてしまう、なんてことも。

衝動的な「好き！＝買う！」の法則は一旦手放したい。
感情が優先した買いたい、は少しだけ踏みとどまって、まず今のワードローブと向き合いたいところである。

最上級のお気に入りを身にまとう

ファッションは自由に楽しんで良い。だから何を持っていようが、アイテムが偏っていようが、自分が好きならそれで何ら問題はない。けれど、好きなものだけしかないワードローブはとても心地が良いものだと伝えたい。

最上級のお気に入りしか持っていなければ、毎日の服選びが信じられないほど幸せな時間になる。
"なんとなく着る服"がなくなることはイコールして、毎日おしゃれな自分でいることができるのだ。人に会うのをためらってしまうテキトーな服の日なんて始めから無くしてしまえばいい。（リラックスしたいときはリラックス用の最上級のお気に入りを。）

最上級のお気に入り、大好きな服を身にまとうと気分は良くなり、背筋がシャンと伸びる。鏡を見れば気合いが入る。知らないうちに機嫌まで良くなってしまう感覚さえある。「こんなに素敵な服を着ているのに、嫌な気分でいられない。」と思えてしまうのだ。

マイワードローブへの愛

以前こちらの記事でワードローブの作り方を紹介したのだけど、
▷『すっきり快適なワードローブの作り方！残すべき服と手放す服』

持ち物を厳選し直して「なんとなく好き」程度のアイテムを手放していく作業は、非常に労力がかかる。けれど、終えたあとの爽快感やふわっと軽くなる気持ち、毎日使うクローゼットの快適さを思えばなんてことない。

今までとは比べものにならないほどに「わたしの洋服たち」が大好きになり、クローゼットを目にするたびに幸せな気持ちになれる。

服を手放すことに抵抗がある場合は、"捨てない方法"で再利用してみるのもいいと思う。
▷『手放す洋服の再利用方法！断捨離した服の捨てる以外の使い道アイデア』

洗練された持ち物ばかりを残しそれ以外のものを手放せば
おしゃれ度は高まり、自身のワードローブへの愛も溢れて、ファッションをより一層楽しむことができるのだ。

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