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蛍の頃


栴檀では、ずっと守り続けてることが幾つかあります。

例えば、一月の乾杯のお酒は必ずお屠蘇。二月の椿さんが終わったら、お雛様を出すなど、年中しなければならないことをカレンダーに書いて実行しております。

六月の風炉の頃になると、一日かけて夏に向けての室礼にしていました。

ただ、最近は地球温暖化の影響か暑くなるのが早く、五月の連休明けにするようになりました。

栴檀の前を流れる石手川で、毎年現れる蛍「六月になれば見えますよ」とお客様に言ってたのが、今では五月半ばからになっております。

なので、この近年の模様替えは、五月中にするようにしています。

襖を取り御簾に変えて、玄関の屏風も夏の屏風にします。


座布団も麻のものに変えて、掛け軸は今の時期にかえます。さらに器も夏物に総替えです。



二葉も格子を外して景色を存分に楽しんでいただくようにもしました。



そして、料理も蛍籠の登場です。


毎年お出ししてますが、毎年違う内容でお作りします。

黒豆蛍に、ヤングコーン番傘、紫陽花に、そら豆蛙など季節感を感じていただける料理です。



仕入れの状況により、こちらの蛍籠をお出ししてない時もございます。ご予約の際には、確認していただきたいです。

毎年蛍は、五月半ばぐらいから二週間ほどしかご覧になれません。

創業以来、途絶えたことのない蛍ではありますが、毎年今年も見せてくれるかなと心配になります。

義安寺さんから川をつたって蛍は、見えます。

この蛍を私たちは"義安寺蛍"と呼んでいました。源氏蛍で大きな蛍です。

栴檀や二葉のSNSでも告知しますので、ご覧に来てください。

時間は20時頃が一番見える頃です。

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