今日、勝ちたかったね。(川崎戦感想)

今日、勝ちたかったね。(川崎戦感想)

せんだいしろー

試合後感想ツイートのまとめです。


少し落ち着いて考えたけれど、何を考えるかといったら、「どうして前半に3点目が取れなかったのか」を考えるべきなんじゃないかなと。

決して酔狂で言ってるわけではなくて。いわゆる、電撃戦を良しとするトランジショナルなチームって、前半に相手が様子見てるところを強制的にスピードアップ、テンポアップ、心拍数アップさせて決戦に持ち込むんだよね。

だから、まあ当然なのだけれど、45分間、長くても60分間で決着をつけないと、最後までこちらの強度が持たない。

そこでベガルタ仙台である。再開後はリードされる試合ばかりだったけれど、札幌戦、川崎戦で先制点を奪っている。しかも複数、2点だ。ただ、サッカーにおいて、雌雄を決しやすいスコアは3点リードになる。

1点多ければ勝てるのがサッカーのルールであって、相手に4点取らないと勝てないと迫るのはなかなか厳しいやり方ではある。ではその2試合はどうか?結果はご存知の通り、「2点目」までだった。

そういう文脈のなかで、川崎戦においては前半に2点取れたのは札幌戦からのさらに大きな前進である。これは〇だと思う。自分たちのゲームで、ゴールを奪えたことは控えめに言ってもポジティブかなと。

ならば相手が眠っているうちに、決着をつけて、相手が起きたら地獄のカウンターの門を開くための戦い方をしたい。奇襲、先制攻撃。戦略の基本。

電撃戦が相手防衛ラインを一点突破して、補給戦線を叩いて前線崩壊させるのだけれど、そこには機動力と攻撃力が必要で、木山ベガルタにとって、ウィングがその急先鋒になる。特にジャメは、まさに「電撃戦の申し子」と言える。

ただやはり、嵌めているのなら、嵌め続けて得点を重ねてほしいし、決着をつけて仕留めてほしい。そこが中途半端になると、リードを作れず逆にやられる。電撃戦はもともと包囲戦みたいな持久勝ちできないからやっている。

疾風怒濤、鉄風雷火。こんな言葉が似合うような、そんなサッカーで、嵐のように得点を重ねていくのが、今のサッカーの理想ストーリーなんだと思う。欲を言えば、15分で3ゴール。試合をさっさと終わらせろ!ってやつだな。

だから、ウィンガーなりセンターフォワードが「決めるべきシーン」ってやつを仕留めること。仕留め「続ける」こと。シーンができないなら、嵌められるところを見つけること。それが433前プレスなのか451ミドルブロックなのか、ボール保持攻撃なのか。


これはだから、チームと選手の共同合作であるし、木山さんの総合芸術でもある。それが、彼の言った「諦めないで、チャレンジする」だ。


再開後、最高に面白い試合だった。リトリートで、川崎に攻められっぱなしだった?いや、違うね。達人の居合斬りのように、お互いが斬り合う機会を伺う好ゲーム。こんな試合を観れるなんて、やはり、奇跡が起こっているとしか思えないんだ。




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せんだいしろー
仙台戦術藩の人です。サッカー戦術ブログ『蹴球仙術』を書いてます。 ここではベガルタ仙台について感じることを書ければ。日進月歩。