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#15 3児の母さんが語る おんぶの魅力

こんにちは!3児の母さん、仙台凛です。


「子育ての中で、『これは欠かせない!』という育児グッズを、1つだけ挙げてください」と言われたら、皆さんは何を思い浮かべますか?

ベビーカー?

バスチェア?

お食事エプロン?


私は迷わず「抱っこ紐」と答えます。

子育て中ならば、ほとんどの人が1つは持っているアイテムなのではないでしょうか。

中には、複数持っていて、用途によって使い分けたり、パパ用ママ用と分けたりしている人もいるかもしれません。

実際私も、これまでレンタルなどを含め5つの抱っこ紐を試してきて、今は新生児用と4wayタイプのもの×2個で、3個の抱っこ紐を持っています。

今日は抱っこ紐を使ったおんぶについて、3人目の子どもがまだまだ現役のおんぶっ子の私が、おんぶの魅力をたっぷりとお伝えします。

おんぶ、していますか?

私は抱っこ紐の利用内訳は、98%おんぶです。

残りの2%は、土砂降りの中、子どもを連れて外に出なければいけない時です。前抱っこにして、濡れないように抱えて歩きます。

ところが、街行くママたちを見ても、おんぶをしている人は案外少ないような気がします。

抱っこをしながら、上の子のベビーカーを押したり、重い荷物を持ったりしている姿を見ると、絶対におんぶの方が楽ですよ、と声をかけたくなってしまいます。

おんぶのメリット

おんぶをしてできない事は、ほとんどありません。

椅子の背もたれに寄りかかること、上の子をおんぶすること、この2つ以外は、ほぼ何でもできると思っています。

「何でもできる」

シンプルに、これがおんぶのメリットです。

 

メリットについてもう少し説明

「うちの子は、抱っこじゃなきゃ寝ないの」

「抱っこしているとご機嫌なのに、下ろした途端に泣いちゃうから、ずっと抱っこしてる」

「抱っこしていると、もう何もできないよね。そのまま寝ちゃったら、もう諦めて、ソファーでずっとテレビ見ちゃってるよ〜」

これは、私が1人目の子育て中に、同時期に出産した数人の友達と交わした会話です。

私も、1人目の時は、全くおんぶをしなかったので、くずった時、お昼寝させたい時は特に苦労しました。

抱っこって、ぴったり密着できるので、子ども安心するのか、あやす方法としてはとても良いですよね。

けれども、たとえ、抱っこ紐を使って両手があいたとしても、できることにはかなり制限がついてしまいます。

買い物中や、家事が滞ったりした時、子どもが泣いて足にしがみついてくると、私は「もう勘弁して」と思ってしまうこともよくありました。(ベビーカーじゃない!抱っこ!っていう要求の時、ありませんか?)


それに比べておんぶは、洗濯物を干したり、料理をしたり、何か書類を書いたりと、家事をするのに困ることはほとんどありません。

スーパーでカートを押すのも楽ですし、重い荷物を持つのも、抱っこの時ほど苦ではありません。

もちろん、上の子と遊ぶこともできます。

お膝で絵本を読んであげたり、公園でブランコを押してあげたり、疲れたと言われたら(気合いと根性で)抱っこしてあげることもできます。

3人目になると、上の2人としっかり手をつないで外を歩けるので、道幅の狭い道路なども安全です。

慣れれば、(良いか悪いかは別として)トイレにも行けますよ。笑

(ちなみに私は、抱っこでもトイレに行けますが、前かがみになった時に、どうしても子どもに負担がかかるので、お昼寝から起こしてしまったり、自分自身も姿勢が辛いです。)


おんぶのデメリット

おそらく、「怖い」ということでしょうか。

私の友達にも、「落としそうで怖い」と言っておんぶを避けている人は何人もいます。

もちろん私も最初は、怖かったです。

ソファーの上でやったり、布団の上でやったり、夫に後ろからサポートしてもらったりして、徐々に慣れていきました。

残念ながら、これは慣れるしかないと思います。

慣れるまでのアドバイスとしては、腰がすわって、子どもの体幹がある程度しっかりしてきてからやってみるのが良いでしょう。

そして、子どもが嫌がって暴れる時は、無理にやらないことです。

ご機嫌の良い時、眠くて抵抗しない時など、まずはタイミングを見計らって、安全を確保した上で少しずつ練習を兼ねてやってみて下さい。

私は、寝返りをしたら、短時間のおんぶを始めていました。

今ではすっかり抱っこ紐の扱いにも慣れ、暴れていても落とさないコツや、おんぶで寝た時に起こさないでベッドに下ろすコツも体得しました。

慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば育児がぐんと楽になります。


おんぶに適した抱っこ紐は?

答えになりませんが、どれでもOKです!笑

数年前にはなりますが、色々なメーカーを試した私が、どれも同じだな!と感じたので、やはり慣れの問題だと思います。

既に持っている抱っこ紐が、おんぶに対応していれば、新しく買い直す必要はありません。

説明書に、おんぶのやり方が、イラスト入りで載っていることが多いです。

メーカーのサイトにいけば、動画での説明もあったりします。

「おんぶハーネス」といって、おんぶの着脱時に赤ちゃんの落下を防いでくれるためのベルトがついているメーカーのものも持っていますが、実は、私は1度も使ったことがありません。

これは我が子達だけかもしれませんが、子どもが大きくなってくると、おんぶに合わせて、背負いやすいように体を動かして協力してくれるようにもなりますよ。


まとめ

おんぶしながら何でもできる
おんぶには慣れが必要
おんぶに対応している抱っこ紐であればどれでも良い

いかがですか?少しはやってみようという気持ちになっていただけたでしょうか。

私は2人目を出産した後、抱っこでは家事も育児も手が回らなった時、実母に「おんぶしたら?」となにげなく言われたことがきっかけで始めました。

それまでは、おんぶという概念もなく、言われてもなんだか格好悪い。。。と思って抵抗があったのですが、まさか、こんなにもおんぶの虜になるとは思いませんでした。

それともう1つ。

子どもが1歳半くらいになってくると、足が長くなってくるので、ドアにぶつけてしまったり、フライパンの取手に当たってしまいそうになったりします。これだけは要注意です。

一度おんぶを諦めた人も、私のように、おんぶなんて全く眼中になかった人も、だまされたと思って、ぜひチャレンジしてみて下さい。

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