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【気づき】Vol.1208(2011年10月23日発行のブログより)

世代交代。

これから日本は大幅な世代交代にシフトする。

政治は政権交代が問題じゃないことがわかった。

大企業も社長交代が問題じゃないことがわかった。

官界も学界も然り。

すべてに共通して求められているのは世代交代だ。

20歳若返らせることが求められている。

総理大臣も各閣僚も40代を中心にすべきだ。

売上3000億円以上の日本の大企業トップは40代にすべきだ。

事務次官も60歳ですごろくの上がりにするんじゃなくて、 40代でいい。

教授も平均年齢40代になるようにしなければ、
上がりの老人が跋扈しているだけならチンピラと同じだ。

経営コンサルタント時代に、
様々な企業の⽣産性曲線(年間粗利益/年収)を作ったんだけど、
たいてい35歳前後がピークとなっている。

この辺りがプレーヤーとしての⼭場とすると、
40代ですでに組織のリーダーとしての器を持つ人材は少なくない。

だから大半の組織は宝の持ち腐れなのだ。

問題は50代や60代、
中には70代や80代の長老たちが居座っていることだ。

だから21世紀からはすべてのピラミッドを、
2分割にするのがいいだろう。

40代でピークを迎える第⼀グループと、
50代以降で元気に暴れてもらう第⼆グループだ。

40代でリーダーを終えた後には、決定権は⼀切ないが、
リーダーを育成するリーダーを第⼆グループで全うしてもらう。

今でいう、
元総理大臣や元ナントカ大臣や元ナントカ金メダリストってやつね。

それなりに敬意は払ってあげるんだけど、権限は⼀切ない。

こんな感じでいいんじゃないかな。

老害よりは若気の⾄りのほうがまだマシだ。

日本の現状は老害が創り出したのだから。

世界を見渡してごらん。

40代で官⺠ともにリーダーとなっているよ。

そして権限のない50代60代も尊敬されているよ。

お年寄りが権限を握っている国は滅びる。

お年寄りの知恵には⽿を傾けるべきだけど、次代を創っていくのは、
いつも若気の⾄りだ。

うつけ者こそが次代を創っていくのは古今東西共通だ。

⺠主党がどうとか自民党がどうとか共産党がどうとかじゃない。

消費税がどうとか年金問題がどうとかじゃない。

「あ、おれたち老人が引退することなんだ」

って気づくことがスタートラインなんだね。

すごく簡単だけど、すごく難しい。

頭で理解できても心で納得できないからね。

追伸.

公開します。

大企業で倒産秒読みの組織は、全取締役を即刻クビにして、
40代部長から社長と副社長を選出し、
30代と40代の課長から、
取締役を元の人数の3分の1だけ選出すれば生き残ります。

...千田琢哉(2011年10月23日発行の次代創造館ブログより)

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