頭空っぽのほうが、夢詰め込める。

言わずもがな、ドラゴンボールZのテーマ曲、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の歌詞。先週、起きた時にふと頭に浮かんだ。示唆に富んだ言葉だなあと、寝ぼけながら噛み締めて、咀嚼しきれなくて、数日が経ってしまった。

最近、寝ている時に夢見ることが増えた。なんでかな？と思っていたけれど、この唄を口ずさんで見て気がついた。頭が空っぽだから、夢をたくさん見るのだと。繋がっている。物理的な現象と精神的な現象は見事過ぎるほどに繋がっていると近頃考えていたことにも見事に繋がっている。ことに近頃驚いている。

身体が凝り固まり過ぎて、辛過ぎるので、年末から整体に通っている。先生に言われたのが、「こんなに力抜けない人はじめて見ましたよ！力を抜くことを覚えましょう！」その日が晴天だったかは忘れたけれど、霹靂だったことは覚えている。力って入れれば入れるほどいいものじゃないんだ！と。tからを抜くからこそ、休めるし、力も入れられる。ということを先生は丁寧に教えてくれた。妙にその言葉が、腹に落ちた。「腹に落ちる」って言葉も口に入れて、噛んで、飲み込んで、そして胃に落ちて、消化されていく。そんな物理現象と、「理解して納得する」という精神現象を繋げた素晴らしい表現だなと。こんなこと書いてたら切りが無い。あー「切りが無い」もじゃんか。

そんなこんなで年明けから1ヶ月間、週に一度、整体に通い、先生に凝り固まった部分をほぐしてもらい、力を抜くということを少しずつ理解してきたつもり。そんでもって、先日先生から「力を抜くのが上手になりましたね！」と言われたことが、ここ最近でダントツに嬉しかった。土曜日のお昼だけど、整体終わった後に、缶ビールを開けた。五臓六腑に染み渡った。力が抜けて、空っぽに近づいたからなのかもしれないと勝手に解釈して気分がよくなった。酔っ払っているだけかもしれないけれど、ちゃらへっちゃらだなあと。