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日日是レバブル

池山千尋

はじめに

今回は、パチンコのお話です。

「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」
https://www.fever-gundam-uc.com/

僕はガンダムユニコーンの知識がほとんどないのと、パチンコにもそこまで詳しい訳ではないので、攻略法や体験記などではまったくなく、この台と向き合ってみたことで感じた、人生の教訓を書きたいと思っています。

パチンコにおける”確率”

このパチンコ台は大当たり確率が1/319.7です。
パチンコをやらない人のためにご説明すると、パチンコにおけるこの確率は「319回回せばどこかで当たる」という訳ではなくて、「毎回1/319.7の確率のくじを引いて、外れたら元に戻してまた1/319.7のくじを引く」という確率になります。なので、1回で当たることもあれば、1,000回以上当たらないことだってあります。まあこれはガンダムユニコーンの特性ではなくて、パチンコとかパチスロそのものの話なのですが前提として。

そんでもって、晴れて1/319.7の当たりを引いた後に、さらなる抽選があります。単発(1回で終わり)かRUSH(続くかもしれない、まあ”確変”みたいなものだと思ってください)といういずれかのモードへの抽選があり、その割合は単発40%:RUSH60%という確率。単発だと450玉(まあ2,000円弱でしょうか)が出てお終いになって、また1/319.7のクジ引きをし続ける通常モードに戻ります。これが本当に辛い・・・。

ちなみにパチンコの確率の理屈が今ひとつ分からない方はこちらの動画を御覧くださいませ。クズ芸人で一世を風靡している岡野陽一さんが、紙を使って手作りでパチンコを再現しており、とても分かりやすいと思います。それにしても、岡野陽一さんは本当に発想が柔軟というか、一切固定観念などに縛られている感じがなく、どの番組やコンテンツを見ても凄いなあと感心してしまうと共に、声を出して笑わせていただいております。

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【紙くずパチ】クズ芸人・岡野陽一登場!!!https://youtu.be/4Nh1v5znz18

RUSHと人生

それらを踏まえまして、今回僕が書きたいのはこのガンダムユニコーンにて、RUSH(続くかもしれない)のモードに入った時のことでございます。このモードに入ると通常の1/319.7クジ引きモードとは違って、1/41.1で当たりのクジを引けるモードになるのです!そんなん絶対当たるやんけ!って思いますが、ここからがこの台の面白いところで、1/41.1の当たりのクジ引きと同時にもう1つのクジを引かなくてはいけません。それがRUSH(続くかもしれない)のモードから転落してしまう!というクジ。こんなクジ引きたくない・・・。1/153.7で転落する可能性があるクジを引かされます。1/41.1の当たりと1/153.7の転落を同時に物凄いスピードで引かされます。引かされ続けます。考える暇もないくらいの速さでクジを引いて、クジを捨てて、引いて、捨てて、どちらかが当たる。その繰り返しです。これがまあ本当にドキドキする。胸がドキドキするだけでなく、脳から興奮物質みたいのが出てるんでしょうね。まあ面白いです。

あまりにも面白いので、なんでこんなにも面白いのか?とずっと考えていたのですが、これってもしかして人生と一緒なのかもなあと思ったんです。生き続けられることって当たり前じゃなくて、いつも生きることが出来ていると同時に死ぬかもしれないっていう危険性と隣り合わせで、なんとか生き続けることができている。死ぬかもしれない!という危険性、日本では幸いその危険性と日常で目が合うことはないですが、今回のコロナや地震や台風などの天災がいつ来るか分からない。だからこそ、元気で今日も生きていることが出来ている。それ自体が毎日毎分毎秒当たりを引いているようなものだと、奇跡の確率を引き当てているのだと、そんな風にガンダムユニコーンというパチンコを打ちながら、考えるようになりました。

”レバブル”の正体

前段が長くなりましたが、タイトルに書いていた”レバブル”ってなんだよ?ってことなのですが、ここが最も書きたかった部分なのでご説明させていただきます。レバブルとは、その名の通り、レバーがブルブル震えることです。レバーってなんだよ!ってことなのですが、こんな感じで台の真ん中にレバーがついておりまして、ここが尋常じゃなく震えます。空気階段のもぐらさんが「アナゴを釣った時に似ている」などと表現しており、僕はアナゴを釣ったことがないのでイマイチわかりませんが、確かに規則的なリズムというよりも、やや不規則な感じで小刻みに振動して、手を通じて、脳みそを揺らしてきます。これがレバブルです。さて、このレバブルがどんな時に発生するのかといいますと、一定のタイミングはもちろんあるのですが、急に来ます。油断していると、ちょっとした声出ちゃうくらいに突然震えます。その時に心も脳も震え「ブルった!ブルった!」と声に出したり、声が出てるんじゃないかくらいに心が叫びます。この模様は是非とも下記「くずパチ」のガンダムユニコーン回でのもぐらさんを御覧ください。冗談でもなく、オーバーでも何でもなく、このもぐらさんと同じくらいに声が出ます。くずパチは、本当に2021年の個人的なベストコンテンツオブ・ザ・イヤーなのですが、特にこの回は面白いです。この動画を見てからパチンコ屋さんにいって、イヤホンをして、この動画の音声を聴きながらパチンコすることをオススメします。岡野さんともぐらさんと一緒にレバブルを待っている楽しみを得ることができます。目を瞑っていても面白いです。

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【くずパチ 第36話】もぐら流!ガンダムユニコーンカスタム術!!
https://youtu.be/diUIrSPpejs
【くずパチ 第37話】ついにレバブル界にも革命を起こす!!https://youtu.be/-kzsMnDpRI4

このレバブルは、いわゆるパチンコの演出の1つでして、ご存知でない方もいらっしゃると思いますが、今のパチンコは物凄く液晶やら周辺の機器やらが発達していて、リーチが掛かるとあっちやこっちが偉い騒ぎになって、「当たるのか?当たるのか?」と心を必要以上に心を騒がしてきます。ガンダムユニコーンで言うと、ユニコーンガンダムがデストロイモードになるとアツい(当たりそう!)とか、文字が金色だとアツい!とか、赤い彗星の再来のフルロンタルとの戦いになるとアツい!とか演出が無数にありまして、その無数にある演出の中の1つがレバブルです。それらの演出は物凄く手が混んでいて長尺の気合が入った映像ばかりで、それを観ていることも楽しみの1つなのだと思いますが、レバブルは一瞬です。突然震えて、突然当たりを告げてくれます。逆に言うとレバブルしないと当たりではないとも言えます。※もぐらさんに習って、そういう特殊な設定にして楽しんでおります。詳しくは動画を御覧ください。

僕はこのレバブルの瞬間に感じる何とも表現し難い高揚感が、「生きてて良かった」と感じて心が震える瞬間と似ているのではないか?と打ちながら思うようになりました。というか、逆にこれほどまでに心が震える瞬間って、毎日生きててどれだけあるだろうか?と。当たり前の毎日を繰り返し、コロナと向き合い、その当たり前が脅かされて、先行きの見えない未来を考えると少しだけ震えることもあります。ただ、そんな後ろ向きというか下向きな震えではなくて、驚きと喜びに心を震わせて生きていきたい。そんな事をパチンコを打ちながら、レバブルが来るその瞬間を待ちながら、考えていました。

【通常時のレバブル】
レバーが震える=心が震える=当たりを引く=喜ぶ

【RUSH時のレバブル】
レバーが震える=心が震える=当たりを引く=喜ぶ=RUSHが続く(死なずにすんだ)=また喜ぶ

こんな流れですね。気持ちとレバブルを重ね合わせて考えてみました。こう考えると、RUSHが続く(死なずにすんだ)が重要だと思っていて、死なずに済んで続くこと=喜び ということは、生き続けることができている=当たりを引いている。ということにもなるのではないかなと。そこから、生き続けていけることを感じることが出来る瞬間ってなんだろうか?と考えると、それは毎朝の目覚めの瞬間なんじゃないか?と。毎朝、目が覚めて、生き続けられることが確定する。その瞬間は毎日毎日訪れるレバブルの瞬間で、レバーが振動するのと同じように、本当は心臓が震えているのかもしれません。確かに生きることが当たりを引くのと同じであれば、とてつもない確率で当たりを引き、これまたとんでもない確率で、日々生き続けることができることを引いているのだなあと。

おわりに

そんなことを考えはじめたら、毎朝目が覚めて健康に一日を生きることをスタートできることが奇跡に思えてくるようになりました。朝目が覚めて、身体がちゃんと動く、生き続けることができる。これは本当に奇跡みたいなことなのだなと。なので、朝目が覚める瞬間、毎日毎朝レバブルを感じております笑 当たりを引いた感覚で連チャンし続けている感覚でおります。これを毎日毎日続けていると、自分の一日がいかに奇跡の連続であるかを自覚することができます。これが僕が感じている、「日日是レバブル」という考えですございました。まとまりのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。良ければくずパチを見てから、ひとしきり笑った後、一度だけで良いのでガンダムユニコーンを実際に打ってみてください。くずパチを流して、イヤホンでもぐらさんと岡野さんの楽しい声を聴きながら。きっと一瞬でも嫌なこと忘れて笑えると思います。僕もみなさんも、レバブルしますように。

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