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えーやん!お仕事シリーズに見る「エリザベート」の世界

タカラヅカで何度も上演されるミュージカルの名作「エリザベート」、全シーンの全登場人物を完コピした「一人エリザベートごっこ」ができるファンの方も多いと聞きます。今回は、エリザベートの定番セリフの一つ「エーヤン」にまつわる企画のことを書いてみます。

▪️「えーやん!お仕事シリーズ」制作決定

本業の方で、新しいブログを構想中です。特定の職種、業種…つまりお仕事を取り上げて解説し、そこで働く人を応援します!というのがテーマのブログです。

タイトルは「えーやん!お仕事」。えーやん!農家、えーやん!地方公務員、えーやん!人事労務という具合です。高校の進路指導室にあった「なるにはブックス(って名作ファンタジー意識したタイトルですよね、絶対)」級にキャッチーなタイトルができました。ベストセラーの予感

▪️エーヤンはハンガリー語です

ハンガリー語では、ダレダレさん!万歳!という場面で、「エーヤン!ダレダレ」といいます。これは、タカラヅカファンなら誰もが知っている豆知識なんです。

ミュージカル「エリザベート」。オーストリア皇帝フランツヨーゼフ1世がハンガリー国王となる戴冠式の場面。

「エーヤン!ハンガリー、エーヤン!エリザベート」、若手歌ウマさんが演じる「エーヤンの歌手(正しくはエーアンの歌手かしら)」のソロも見どころ。今回のエーヤン、上手やったわあ、なんて、贔屓の組のエーヤンの歌手を讃えたりします。

えーやん!エーヤンの歌手!

▪️ええやん、ええやんエリザベート

「エーヤン(又はエーアン)」特に関西語圏の人には「ええやん、ええやん、エリザベート」と聞こえてしまいます。

ですので、イイねの代わりに「エーヤン」のLINEスタンプを返す、というタカラヅカファンが出てきます。その延長線上でタカラヅカファンが「えーやん!お仕事シリーズ」というベストセラーを生んだりもするのです。

(脱線)セリフを日常生活に流用してみる

脱線しますが、ミュージカル「エリザベート」には、日常生活に便利に使える名セリフ、歌詞が満載です。

「ナニナニはどこへいった?」と憤る人には「あるところにはあるさ!」と言ってあげられますし、「なんて寝坊なの!」って早起きの義母から小言をちょうだいしたら「まだ、5時です〜」ってかわいく言い返せます。

突然「覚えておいでですか?」なんて、見知らぬ方に声をかけられるかもしれません。「いいえ」と答えるだけでは愛想がない、とお思いのあなた。「どこかでお会いしたような…」と続けるのが、正しい社交辞令、正しいマナーにでありましょう。

▪️目と目が合ったその方と…

こうして名セリフを日常生活に流用しておりますと、クスッと笑ってアイコンタクトをとってくださる方がいらっしゃいます。その方々のうち、8割方はタカラヅカファン…2割9分ほどはミュージカルファンで残る1%は単なる偶然…ですので、ウインクを返して友だちの輪を広げてゆきましょう。

脱線が楽しくなってきたので、この辺りで。

▪️あてにならない次回予告

そのうち「なんて寝坊なの」から、個人と家族の存在について考察してみますね。すぐにやりたいのですが、私の約束ほどあてにならないものはありません。今から、本業の「えーやん!お仕事シリーズ」に取り掛らねばなりませんのでね(笑)

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