41歳で医療系専門学生になった院長(わたし)の話

はじめまして。
芦屋の鍼灸院で院長をしています。
やすのです。

御来院頂いている患者様によく聞かれる話題。
なぜ?鍼灸師を目指したのか?
について今日は綴りたいと思います。

もともと美容や健康は気にしていたし、
子どものアレルギーもあって食事や睡眠などの知識は
それなりにありました。
それでも病気になれば病院に行き、薬を飲んで、サプリメントやテレビの健康情報を信じ切っていたと思います。

ある日
全くの偶然で鍼灸のモニターをうけることに…

はりとお灸?
確かおばあちゃんがやってるの見て怖かったなぁ、なんか胡散くさいないなぁと思いつつ

美容に良いと聞いた途端に飛びつきました(笑)

それが鍼灸との運命の出会いです!




全く知らない世界なのに、衝撃的でした。

自分の身体じゃないみたいに軽くなり、一瞬で肌のクスミがなくなり透明感がでました。


その時は自分が鍼灸師になりたいと言うより
ただただ鍼灸という不思議な現象を「知りたい!」
と強烈に思ったのがキッカケです。


41歳で学生になって記憶力や体力面では
驚くほど不利でした、、、
毎日、小テストがあり、中間期末テスト、模試、実技試験、解剖、生理、中医学、経絡経穴などなど
暗記の量がすごい…
その上、理解力も衰えてる…頭硬い
舐めてました……
後悔も一瞬はしりました…

でも2〜3回読んでも理解出来なければ
10回読み込みました。
子どもたちがうるさいのでベランダで暗記した事も、
何枚も謎の人体図や解剖図を書いて(死体に見える)
ツボや筋肉、骨など覚えたり…
10代の私がこれだけ真剣に勉強してたら
東大行けたかも⁉︎人生で一番勉強しました。
ギリギリでもいいんだよ!
国試にさえ通れば。



晴れて鍼灸師になり今に至ります。
そして、鍼灸師になった今、毎日勉強は続きます。
(そして、今の勉強は楽しいです。)

不調の原因も多様化していて、
それぞれの体質や原因を見極めて
対処するというとても理にかなった医学

なぜその症状が出ているのか、体質や思考の偏りを診て、丁寧に説明します。自分でも気づかなかった原因が腑に落ちて涙を流す方も多くいらっしゃいます。


幸せになる為に生まれてきた。
幸せは必ず自分の中にあります。
次回は、幸せを分解してみます。

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