まんじゅう大帝国田中が話したい話をしたいだけするライブ「供給過多~落語編~」

今回は落語に興味があるけど敷居が高そうで踏み出せない人にそんなこともないよと伝えるテーマで、田中さんがメイン、秋山さんがお客さんと同じ目線で。お二人とも各々の役割に徹して一貫してテーマに沿ったトークをしてくれたのでとても聞きやすかったです。

寿限無のアレンジして学生落語の大会で賞とって、その大会で審査員してた落語家さんが気に入ってやり出して、その落語家さんに弟子入りした田中さんの学生時代の先輩が田中さんがアレンジした寿限無を師匠から教わっている、という事実が衝撃的でした。あの人すごい。普通に通り過ぎられてきたお話をもう一度自分の感覚に立っておかしいと思う力は、客が笑うお笑いをつくるのに必要だと思うので、そりゃコーナーMCも任せられる訳だと感じたりしました。

田中の落語好きな気持ちと話が面白いのとでずーっとしゃべっていて、時々秋山さんが初見さんにはこういう話をしたらいいよとか、自分が初めて落語に触れたときこんなところが意外だったとか挟んでくれるおかげで、初心者でも最後まで楽しめましたね。
「好き」「ほんとに好き」「大好き」「一番好き」と言いまくってて我々がお笑いを好きな気持ちと一緒だなと。敷居高いと思ってるけど(田中さんはむしろそのほうがリスペクトがあるから推奨してた)同じような感覚で興味もっていいんだなと感じたりしました。

流れとしては
ライブの説明
落語の寄席ってどんな感じ?
落語家さんの階級は?
落語の世界から生まれた言葉
枕の意味
落語家さん紹介
落語の演目紹介(ネタバレタイム)
落語の所作

3時間半ずっと落語の話してても興味もって聞けたポイントとしては
・有名な落語家さんの名前をふんだんに出す
・お笑いライブにたとえる

田中さんも秋山さんも伝える能力が高いと再認識したライブでした。落語編以外もやるのかな?