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「人生の質を上げてくれるもの」

私たちの社会は、自分の人生の質を上げてくれる物やサービスを利用しながら、各自に与えられている命を楽しむことに、お金や時間を使うことで成り立っています。ですから、どのような仕事も、誰かの人生の質を上げる手助けが目的のはずです。

そして、実際に行われている実務や商品は、そのための手段であり道具ですから、自分の仕事や役割に対して誇りを持ち、誰かのお役に立てることに喜びを感じ、ひとりひとりが、それぞれの人生の質を高め合っていける関係が理想なのでしょう。

休息や睡眠も大切でしょうし、食事や娯楽、余暇を楽しむことも大切でしょう。私たちには、無いと困る必需品もありますが、無くても困らない趣向品もありますし、自分が利用しているサービスや商品の、価格に対する感じ方も人それぞれです。

人間は、自分を満足させてくれたり、成長させてくれそうなものを欲しがりますし、その時々で売れているもの、人気があるものを自分も試したいと思うものですが、映画やコンサートなど、体験や臨場感を味わうことで得られる感動もありますよね。

ずいぶん前の話ですが、『ワンダー 君は太陽』という話題になっている映画を観てきました。その映画は、私たち夫婦がそれぞれに、その時最も観たいと思える映画だったので、久しぶりに映画館に行こうという提案が、あっさりとまとまったから実現したのでしょう。

遺伝子の疾患で人とは違う顔で生まれ、27回も手術を受けた少年とその家族の物語ですが、『プリティウーマン』で有名になったジュリア・ロバーツが母親役であることにも興味が湧きましたし、800万部突破のベストセラー本の映画化でもあり、文部科学省特別選定の映画なのです。

「夫婦50割引」(どちらかの年齢が50歳以上の夫婦はいつでも2人で2,200円)の適用者で、1人あたり1,100円で映画を観られるという、お得感のあるサービスの恩恵を受けられるので、映画館が再開したら、興味のある映画を観ることでも人生の質を上げていけたらいいなと思っています。

夫婦であっても、感動したり、ウルウルする場面には、微妙に違いが生まれるものですし、映画を観た後に、互いの感想や、涙腺崩壊場面をシェアし合うことでも理解が深まったり、次に観たい映画の話などでも会話が生まれることは、夫婦関係にとってもプラス材料でしょう。

原作の『Wonder』という本は、いじめをテーマにしたアメリカの小説ですが、いじめられている側の視点と、いじめている側の視点の違いに気づかされたり、舞台となっている学校の先生の格言や人生の指針も素敵で、奥が深い映画です。

“When given the choice between being right or being kind, choose kind.”
「正しいことをするか親切なことをするか迷ったら、親切にしよう」

ただ、言葉だけを読んでも、具体的なイメージは湧きづらいかもしれませんが、実際の映画の場面でこの言葉を味わうと、心がほっこり、優しい気持ちになれます。親切なことはすぐには実を結ばないものですが、後々の人生で必ず良い実を結ぶのでしょう。


セルフイメージは顔に出る
自尊心を高め、試練に負けない自分に

<ブログ:こころの美容液>
http://ameblo.jp/kokorono-biyoueki

<著書>
~今の自分が10倍好きになる~『こころの美容液』/理美容教育出版
http://www.shinanobook.com/genre/book/3445

~乾燥肌のレスキューコスメ~ <化粧品ブランド voige> 
http://www.voige.com/

~毛穴ケアのスペシャリスト~ <化粧品ブランド itten cosme,Inc>
http://www.itten-cosme.co.jp/


貴重なお時間を使って、最後までお読みいただきありがとうございました。あなたが、健やかな心で楽しく過ごせますよう、心からお祈りしています。