各星座の例外について

12星座に関してですが、太陽星座にどうしても当てはまらないような人がいます。もちろん具体的にチャートを見た場合、太陽がノーアスペクトだったり、12ハウスにあったりというような場合はあまりその星座「らしさ」（一般に本に書かれている性格）が見当たりにくいケースはありますが、なぜそうなのかを少し私見で述べたいと思います。

牡羊座・・・気の長いタイプ、喧嘩を好まずおっとりしていて穏やかなタイプ
自分を持っているためわざわざ争いごとをしないことがある

本質的には勝気な性格ではあっても、強いからこそ動かないという場合があり、非常に落ち着いて腹の据わったタイプがたまにいます。

牡牛座・・・短気でせっかちなタイプ、動作が機敏なタイプ
生理的欲求に対して非常に素直なため

お腹がすいたりとか、恋愛面などで本能的なことに対しては非常に素早く行動できる側面があります。

双子座・・・無口なタイプ、引っ込み思案で人の中に出たがらないタイプ
言語を司るため、「書く」方に生かされることがある

話すことが得意ではないタイプがたまにいますが、総じて読書が好きですし、言葉そのものには秀でたものがあります。

蟹座・・・家庭的どころか、家事の大嫌いなタイプ、仕事に生きるタイプ
気まぐれ、幼児性の強さが前面に出ることがある

守護星が月なので月星座の印象が強い人がいます。ただ、総じて自我は強くお節介な傾向はありますのでおとなしく見える人も家族間では仕切ります

獅子座・・・ネクラなタイプ、いつも自信がなく隅っこで縮こまっているタイプ
人前で弱みを見せられないため鬱になりやすい

意外と根は明るくない人が多いのです。太陽は雲に隠れてしまうと輝けないように、一人の時は孤独を感じやすい性格です。

乙女座・・・無神経かつ図太いタイプ、理屈っぽくないタイプ
自己防衛のために吠える小心者ゆえの行動

整理整頓が得意そうに思われる星ですが、そうでもない人もいます。基本「木を見て森を観ず」になる傾向。自分の身のまわりのみきれい。

天秤座・・・人間嫌いのタイプ、第一印象の悪いタイプ
人の目を気にするため、常に人との関係において自分を見つめるから

他人軸を気取っていても実は自分軸です。常識人ではあるけれど、社交性は常識だと思っているためにしている意識的な行動

蠍座・・・オープンマインドなタイプ、明るく社交的なタイプ
自分に正直で自己完結しているから

信頼関係ができている人とそうでない人に対してが180度異なる。好きな人以外はどうでもいいという優しさと冷淡さを併せ持つ

射手座・・・オタクなタイプ、束縛しまくるタイプ
哲学的で精神性を求める一面もあるため

まるで行動的でもなく、衝動的でもない人がいますが、深く物事を考えています。知的レベルによってかなり異なる性質を帯びます

山羊座・・・ふまじめなタイプ、ルーズで破天荒なタイプ
活動宮なので実は自分に嘘がつけない正直者

真面目とか誠実とかいつも言われることに案外うんざりしていて、周囲が思うよりも単純だし行動的。ただ面白味がないだけ

水瓶座・・・ごく普通の個性的でないタイプ、変わっていると言われると嫌がるタイプ
ヒューマニズムに富み、平等・平和主義者

実は公務員に多い星座。口癖が「めんどくさい」なのでナルシスト度の低い水瓶座はいたって普通でいいと思っていますが総じて人は好きです。

魚座・・・冷酷非情なタイプ、ドライなタイプ
優しさは実は他人事ゆえ感情移入しない

本にある「魚座は優しい」というのは実は「きつくない」と言い換えた方がいい。人や物事に垣根を作らないのは事なかれ主義だから

まとめると、活動宮は概して自我が強いということで、不動宮はぶれない意志を持っているのであまり人の意見に左右されないし、柔軟宮は無責任な流動性があります。
その星座らしくない人がいたら参考までに。