見出し画像

会社名を決める

何者かになるためには、名前が必要である。
名は体を表すともいう。
「幸子」という名の娘は幸せを祈られたのであろうし、「六輔」という名前の人は6番目の子供だろうし、「ココア」という名の犬は、まぁ、そういうことだ。

新しいビジネスをやるために法人を作るのであれば、会社名が必要になる。
名は体を表す理論に則ると、これから作る会社はシステム運用設計を扱うのでそれにちなんだ名前が良いと思った。

運用の英語であるオペレーション、マネージメント、サービスマネージメント、ITSM、OPSなどの単語を言い換えたり、並べ替えたり、新しい単語を作ったり。
そんな感じで、まだ会社名として存在していない名前を探っていく。
すでにある会社名を調べる場合は、国税庁の法人番号公表サイトで検索するとよい。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

会社名を考えていた3か月間は、法人番号公表サイトで検索しまくった。
良いと思った名前がすでに存在しているときは、けっこうガックリする。
なんだかんだやりながら、最終的に2つに絞られた。

商号:株式会社オプスプラン
英語表記:OpsPlan, inc.

商号:株式会社 K-model
英語表記:K-model, inc.

1つ目はシステム運用をプランニングしていくという起業の動機から「OpsPlan」とした。
2つ目はある後輩が「今回の会社って、近藤さんのやっていることをモデル化して売るってことでしょ?」という助言から、これからやることを名前に託して「K-model」とした。

どちらも甲乙つけがたいので、こうなったら神頼み。
姓名判断で運勢の良い方にしようと思い、ネットの会社名の姓名判断サイトで占ってみた。


結果、まさかの同じ画数で、どちらもめちゃくちゃ良かった。
「んじゃ、ま、どっちでもいいか」ということで、友人や家族に人気投票をしてもらい、会社名は「株式会社K-model」に決定した。

いろいろ考えたが、最終的には上手くいくときはどんな名前でも上手くいくだろうし、ダメな時はなんでもダメなのである。
大切なのは、ここからの頑張りだ!
という、世界の不変の真理のように見えて、至極当たり前のことに気が付いた夜であった。


K-model に決めてから2年が経ちましたが、決めてしまえば馴染んでくるもんです。
今になって思えば、システム運用以外の事業もやる可能性があるので、K-model にしておいてよかったなと思います。
あと、名刺を渡すときに社名を口にしたり、紹介してもらう時も社名を出してもらうことが多いので、語感も意識すると良いかなと思いました。


運用設計に関する研修をやっていますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?