セスキプラスQ&A
セスキプラスの中に見える茶色い粒々は何ですか?
酵素です。
セスキプラスの中に見える茶色の粒々は「酵素」です。異物ではありませんのでどうぞご安心ください。
セスキプラスの水溶液をスプレー容器に入れてセスキ炭酸ソーダと同様に使えますか?
お勧めしません。
セスキプラス配合の酵素には独特の臭いがあるためアルカリスプレー作りには不向きです(洗濯の場合には、酵素がすすぎによって洗い流されるため臭いも残りません)。
また、微細な酵素の粉末がスプレーノズルを詰まらせる可能性もゼロではありません。
アルカリスプレーを作りたい時はアルカリ洗浄剤、セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダなどがコストの点から見てもおすすめです。
靴下の真っ黒汚れや泥汚れはセスキプラスで落ちますか?
事前に石鹸で下洗いする方がよく落ちます。
汚れに石鹸を付けてもみ洗いし、ざっとすすいでから洗濯槽に入れます。もみ洗いするときに洗濯板や洗濯ブラシを使うとさらに効果的です。
靴下の汚れ、泥汚れ、メイク用品汚れ、ワイシャツのエリソデ汚れなどの激しい汚れは洗濯機任せにするとなかなかきれいになりません。セスキプラスだけでなく、合成洗剤や石鹸で洗うときでも下洗いをするほうがよいでしょう。
セスキプラスの洗浄力をアップしたいです。過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を混ぜて使ってもいいですか?
お勧めしません。セスキプラスの洗浄力が落ちる恐れがあります。
セスキプラスに配合されている酵素はpH6~10の範囲で活発に働きます。しかし、過炭酸ナトリウムや洗濯用石鹸のpHは約10.5とそれらよりも高いため、大量に混ぜるとセスキプラスの酵素を変性させ、その働きを抑えてしまう可能性があります。
※セスキプラスには過炭酸ナトリウムが少量配合されています。特殊な過炭酸ナトリウムを用い、酵素の働きが妨げられないよう工夫して配合しています。
セスキプラスの洗浄力をアップしたいです。石鹸を混ぜて使ってもいいですか?
お勧めしません。石鹸を混ぜることで却って問題が起きる可能性があります。
石鹸は充分に泡立つ濃度で使わないと洗浄力が出ません。「セスキプラスにちょっと足す」程度ではきれいに洗えないうえ、石鹸カス(金属石鹸や酸性石鹸)が多く発生して臭いや黄ばみなどのトラブルも予想されます。
石鹸や過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)で下処理した洗濯物を、そのまま濯がずにセスキプラスで洗っていいですか?
石鹸で予洗いしたときは、セスキプラスで洗う前にざっとすすいでおきましょう。過炭酸ナトリウムの場合はすすがなくても問題ありません。
石鹸を濯ぐのは、そのほうが石鹸カストラブルがより発生しにくくなるためです。ただ、石鹸分を完全に洗い流す必要はありません。「ざっと濯ぐ」で充分です。
予洗いで使った石鹸の量がごく少ない場合にはすすぎを省いても差し支えありません。逆に、予洗いにたくさんの石鹸を使ったときには一度脱水してから濯ぐなど調整してください。
セスキプラスを水に溶かして布ナプキンを浸けて置いたら水が緑色になっていました。これは何でしょうか。
赤血球に含まれるヘモグロビンが分解されてできた物質の色と考えられます。
赤血球に含まれるヘモグロビンは赤色をしています。血液が赤く見えるのはこのためです。ヘモグロビンが分解されると緑色のビリベルジンという物質ができます。
このような状態になっていたら、なるべく早く浸け置きから引き上げて洗濯して下さい。
セスキプラスは洗濯機の洗剤投入ケースに入れても良いですか。
基本的には洗濯槽に直接振り入れる方法をお勧めします。ですが、すぐに洗濯を始める場合にはケースに入れても構いません。
タイマー洗濯利用時など、洗濯開始まで時間がかかる場合には洗剤投入ケースには入れないで下さい。
ケース内に水が残っていた場合、セスキプラスがそれを吸って固まる可能性があります。そうなると、洗濯開始時に流れ込んだ水ではセスキプラスが溶けきらないかも知れないためです。
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