「抑えきれぬ、北海道への想いと葛藤」
(すみません、結論もないただの駄文です・・・ですがどうしても書き留めておきたかったので書こうと思います)
一度でも北海道を訪れたことがある人は、その魅力に触れ、北海道に対して良い印象を持つのではないでしょうか。
雄大な自然、美味しい食べ物、心の広い人々・・・
それは都道府県魅力度ランキング、11年連続1位という数字にも現れているかと思います。
私が北海道の魅力に触れ、心の底から好きになったのは今から11年前。
大学2年の夏の1ヶ月、実習で1人北海道の北の下川町という小さな町を訪れたことがきっかけでした。
人口3,000人ちょっとの小さな町ですが、東京23区と同面積で9割が森林に囲まれた自然豊かな町。個性豊かで面白い移住者も多く、様々な町民との交流を通してすっかり下川町ファン、北海道ファンになりました。
「決して収入は多くないけど、その分、私達は自然から恵みをもらってる。お金では買えない豊かさがここにはあるのよ」
とある移住者が語ってくれたことがずっと頭に残っています。
その後、ことあるごとに下川町を訪れ、下川町以外にもメジャー・マイナー問わず北海道の地を訪れ、ますます北海道が好きになっていきました。
(多い時なんて1年で8回、累計1ヶ月ちょっと滞在していたことも)
転職で大阪に移った今でも、幸いなことに月1回北海道出張があり、仕事ではあるものの北海道にいる時間は私にとって自分自身を整える、大切な時間となっています。
そんな私が、最近北海道に訪れる度に感じること。
それは、北海道に住みたいということ。
下川町の森の中を散策していても、札幌の街を歩いていても、北海道が醸し出す雰囲気に癒やされ、北海道に居るだけで不思議とリラックスできるのです。
極端ですが、新千歳空港に降り立った時から幸せで、飛行機に乗り込み北海道を離れる時の悲しさというか、名残惜しさ。
「じゃあ、いっそのこと移住しちゃえば良いじゃん。」
こんな話をする度に、そんな言葉を何度も耳にしました。
「自分だって、移住できるならしたいよ!!!してるよ!!!」
ではなぜ移住しないのか。(できないのか)
ちょっと整理してみると理由は大きく2つあります。
①理想とする仕事がない
地方から都市部へ、もっと言うと東京へ人が集まる理由の多くは、これではないでしょうか。
私自身、自分の人生なので何でも良い訳ではなく、やりたいことがあります。なので出身地でもある東京を離れ、やりたいことができる大阪へ移り住みました。
暇さえあれば北海道の求人情報を見ていますが、やはり私がやりたい仕事はありません。
「じゃあ、自分で始めちゃえば良いじゃん!」
と思われるかもしれません。
そこまでのバイタリティもない私が悪いのです・・・
②収入が落ちる
「金だ!金だ!金をよこせー!」という考えではありません。お金は少ないよりかは多い方が良いけれど、外車に乗ったり ブランド物を持ちたいとは思っておらず、それなりの収入があれば良いなぁと思っています。
ですが、自分の仕事には誇りを持っており、それ相応の対価は欲しいと思っています。
「安売りしてまでも自分の価値を下げたくない」というのが率直な気持ちです。
ただ、そもそも私がやりたい仕事がない北海道で、仕事を妥協したとしても、対価が伴う仕事を見つけることが難しい現状があります。
もちろん、自分のスキルや経験値の問題もありますが「やりたくない仕事をするのであれば、それ相応の対価が欲しい。」という気持ちがあります。
ここまで読まれたら「ふざけるなー!そんな都合の良い話ある訳ないだろー!」って石ころ投げられそうですね!笑
自分でも滅茶苦茶なこと言ってるなーとは理解しているのですが、そこで葛藤しております・・・
下川町の移住者の方の声を借りれば「収入は減るけど、お金で買えない物がある」そこをどう自分の中で整理をつけるかではないかと思います。
大きな理由は「仕事」と「収入」
現時点での選択肢は
【A:やりたい仕事がないなら、仕事を作る】
=やりたい仕事:◯
=収入:◯(自分のチカラにもよりますが)
=実現可能性:✕
=北海道で住むことでの幸福度:◯
【B:やりたい仕事がないなら、我慢して今ある仕事を見つける】
=やりたい仕事:✕
=収入:✕ or △
=実現可能性:◯
=北海道で住むことでの幸福度:?
AとBの間に選択肢が出来ないか・・・
それが悩みどころです。あとは本当に今行くべきなのか・・・
(例えば老後とか?)
まだ大阪に来て1年4ヶ月なので、今すぐ決断・・・という訳にはいかないのですが、毎月北海道に行くたびに、北海道への想いは大きくなる一方・・・
そんなことを悩んで悶々としている日々を過ごしているので、まずは書き留めようとずらずら駄文を書かせて頂きました。
皆さんにとって、いつか住みたい場所、ありませんか?
是非コメントにてご意見・ご感想頂けましたら幸いです。
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