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ゆるい空気を育む

当たり前であるが、初めて会に参加する人は様子がわからない。自分のスタンスで居心地を探っていく。視て、聴いて、味わって、嗅いで、触って、心地好いポイントをチューニングする。会場の席探しも、ストレスが少ないマジックポイントを探す。

提供側は緊張した空気にならないように気づかいをする。しかし、何回か行い定例になってくるとそのあたりが薄らいでいく。すると、じわりじわりときまったメンバーだけの入りづらい空気か充満し始める。自治会、町内会等の集まりによくある。また、専門分野の会でもありがちである。

会の性格にもよるが、広がる会は変化を受け入れれるように決まりごとを少なくしたもの、柔軟性のある運営がよい雰囲気をつくる。組織とは違い、あえてマニュアル化、システム化をしないことがコミュニケーションを育み”大切なこと”を伝えるきっかけとなる。

企業や組織出身者や定年退職され地域活動に参加した人が、経験値から良かれと思い取り入れたりすると逆効果になってしまう。 強制するものではない。

地域やグループの課題解決を夢創造に変えていける雰囲気は、効率化よりも不便さ、時間軸を楽しめる一人ひとりの意識の中にある。

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