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2017年12月の記事一覧

地域の呼吸に合わせれるか〜日本型コミュニティヘルスの原点

地域の呼吸に合わせれるか〜日本型コミュニティヘルスの原点

広島県尾道市向島町の立花地区は、1950年代、日本一健康長寿の地域と呼ばれていた。
温暖、海に面した平坦で穏やかな地形、豊かな食。難を言えば商業施設や医療機関がないことであったが、当時は何処も同様で、現在は15-20分ほど車で行けば、諸々揃っているエリアてある。

当時の暮らしぶりは、漁業を中心に家庭で食べる野菜を作っていたと思われる。特別な産業はない。
時代は移り、現状がどのようにあるのか詳細は

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地域包括的なインパクト

地域包括的なインパクト

水戸在宅ケアネットワーク主催【多職種が地域で輝くコミュニティデザイン講座6回シリーズ】も5回目。知識から意識へ。

インパクト。それは、主体性を発揮することに尽きる。これまでを振り返ながらも、いかに自分事で、向き合う体制を整えれるかの瞬発力。
よく言う”メチャぶり”のMAX状態に、身を置く事で見えてくる。

コミュニティは日常の中で育まれる関係性であり、地縁としての寄り合いである。
講座のグループ

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ものづくりの文脈

ものづくりの文脈

地域に関係なく、ものづくりは可能である。その地の雰囲気の中”だからこそ”のモノが、生まれる。考え抜かれ、素晴らしいモノができる。

しかし、その良さを感じる人に出会わないと、喜ばれない。世の中に知られることで存在価値がでる。

それは、単に広報、営業活動ということではない。
モノの多様性を引き出すことで、思わぬ出会いが生まれたりする。今まで想定していたシーンと違う、新たなシーンづくりである

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ビジョンの描き方

ビジョンの描き方

現在行っている地域、多職種、大学の一般社会学、企業退職者、施設計画等の研修、講義の内容は全て、ビジョンの描き方が基軸である。

創造の答えは”自分”の中にあり、言葉にすることで概要が見えてくる。しかし、企業のセミナーにおいては、目の前の業務と直結するものではなく、不満顔をしながら参加される方も見受けられる。

自分事として捉え、応用する(置き換える)ことで業務にもつながるのであるが、往々にして、待

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ホームタウン川崎のハレの日

ホームタウン川崎のハレの日

川崎フロンターレ、Jリーグ初優勝。

中村憲剛選手はインタビューで開口一番、
「この光景を待っていた。」と。
ホームタウン川崎。地域に根ざし、サポーターを愛しているプロフェッショナルの言葉である。

プロ野球 ロッテオリオンズが去り、Jリーグ ヴェルディ川崎が去り、どことなく地域愛が薄い環境であったが、フロンターレが、地域、市民、企業を地道に編み込み、素晴らしいホームタウンを創り上げた。

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