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2017年2月の記事一覧

福祉業界のエース

福祉業界のエース

ある研修会で出会った福祉関係の専門職(30歳)の方が「将来、50過ぎくらいには一人前になって地元へ帰り頑張りたいです。」と、話された。

一人前の基準は人それぞれで、明確ではないが地域への思いを持ち頑張ること、素敵なことだと思う。

行動にはスキルの習得や人間関係づくりとともに、将来のイメージ、時間のビジョンづくりも必要である。

これから地域を取り巻く環境は高齢化に伴いどんどん変わっていく。今現

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スペースサイエンス3〜ホットな薬局空間

スペースサイエンス3〜ホットな薬局空間

調剤薬局、市販薬局、ドラックストア

専門性と一般性の融合する空間

疾病だけでなく健康、生活、地域と向き合う時代

お客様(住民)は変わらない

変わるとすれば、点で接するのか、面で接するのかの向き合い方、接客スタイル

暮らしに寄り添うには、専門性を消すことも必要

正論、効率だけでは測れない

日常の中で薬局の空間が支持されるには、ヒト、モノ、コトの一般性のバラン

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スペースサイエンス2〜費用負担の有無

スペースサイエンス2〜費用負担の有無

ビジネスの空間なのか、準公共的な空間なのか

運営をわかりやすく示さないしと、利用者はつかなくなる

有償、無償で場が決まるわけではないが、利用者の向き合い方が変わる

場を行うには、誰かが負担しているのであるから

参加費、利用料は金額に関わらず運営を続けるためには大切である

地域、利用者の適正価格をつかみ、100円、500円のワンコインからでもはっきり示すことで場の理解が

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スペースサイエンス1〜居場所の計画

スペースサイエンス1〜居場所の計画

居場所について相談をよく受ける

皆さん熱い

相談する方のバッググラウンドを伺えば、なんとなくどうしたいのかのイメージが感じとれる

場は運営する側と参加する側、あるいは一緒にシェアで成り立つ

どんな場も誰かが責任持って維持している

ほとんどが見えないところであれこれコツコツ行う時間

人任せでなく、その時間に喜びを感じて過ごせる人でないと続かない

自分のやりた

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地域の呼吸

地域の呼吸

57歳の自分自身を物差しに
地域の暮らしを見ていると

10年前、5年前、現在
変わらぬようで変わっている

あちこちの地域を見て歩いても
概ね、一定の法則がある

ヒト、モノ、コト、バ
健康、福祉、観光、全ての分野にあてはまる

そして、5年後、10年後
仮説、次への文脈が感じとれる

静かにじっくり見る。。。

成功談 失敗談

成功談 失敗談

研修会の質疑で「失敗談を聞かせてください」「失敗談を聞けてよかったです」と、いつの頃からかよく耳にする。

こちらもいっぱいあるものだから、調子に乗って面白おかしく話していた。

成功談を自分のイメージに置き換えるよりも、失敗談でリスクヘッジをまず考えることの方が掴みやすいのかもしれない。

しかし、失敗談をいっぱい聞いて何もせず、評論する輩は、なんとなく様子でわかる。やってなくても知った

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政策に踊ることなく

政策に踊ることなく

地域おこし隊の数、尺度は他にもないのかなぁと思う。着地した所で本当にがんばる人ならいいが、どうにもならない輩も多くいる。

任期が切れれば(給与が切れれば)ワーホリや旅行の終わりのように帰っていく。地元は残って欲しいと財源を確保しようとするが、想定外の人材が残ったりする。

そもそも、本当にその地域が好きでがんばり続けたいと思うのなら、本人がなんとかしようとするのではなかろうか

知らない地域で

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その人、その地域らしい健康文化

その人、その地域らしい健康文化

これまで社会課題として公衆衛生&予防、健康づくりを進めてこられている事業と、これからは多様性、経済面からとして健康づくりをアプローチしている事業と分けて考える必要はない。

どちらも推進している人が、互いをちゃんと知り、届ける人、地域に相応しいか判断できる力量が備わっているかどうかである。

これまでも、これからも変わらない。使うツールが変わっても、食べて動いて楽しむことは変わらない。その

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