有吉弘行、ネプチューン・名倉潤に「愛あるおじいちゃんイジリ」を続けながらも忘れることはないリスペクト
2024年8月20日放送のTBSラジオ系の番組『パンサー向井の#ふらっと』で、パンサー・向井慧がゲストのネプチューン・名倉潤に対して、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』での話について語っていた。
「なんかこの前、有吉さんのラジオを聞いていた時に、名倉さんのお話になって。本当にちゃんと怒ってくれる先輩で誰、みたいな話をおっしゃってた時に本当、名倉さんが一番ちゃんと怒ってくれた、みたいなお話をしてたんですよ。それ、どれぐらいの…?」
と向井が質問を投げかけると、名倉は当時のことを振り返り、次のように答えていた。
「有吉が多分、沈んでる時やと思うねん。猿岩石が一回行って、沈んでる時やと思うねんけど。たまに会ってたね。なんかスタイリストの友達が一緒で、友達の家に行って…なんか暗い顔してるから、『なんでそんな暗い顔してんねん』っつって、『頑張れよ』っつって」
「有吉には凄いだからキツイことを言ってるイメージがあんのね。だから、有吉は絶対怒ってるやろな、俺のこと。嫌いやろな、と思ったら別にそうでもないのよ」
この名倉の発言に対し、向井が「怒ってくれる先輩、みたいな。そういう先輩がいて良かったってお話をされてましたけど」とフォローすると、名倉も「本当?有吉ありがとう。ホンマにそういう風に見てくれててありがとう。本当、俺はもう本当にキツイ先輩で、キツイこと言うてたと思う」と語っていた。
有吉弘行の名倉潤に対する現在の思い
この一連の発言に対し、2024年8月25日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』の中で、有吉は次のように語っていた(*1)。
「名倉さんってやっぱりさ、こっちがちゃんと失礼なことを言うと、めっちゃツッコんでくれるからさ。もう赤ちゃんが大人にちょっかい出すみたいな。『おい、名倉』って言ったら、バチーンって」
「めっちゃ面白いけどね。僕ら世代の東京の芸人で言うと、ネプチューン、海砂利水魚っていうのは、もう憧れ中の憧れ、もうNo.1、みんなが好きな芸人さんでしたけど。僕なんか、結構ホリケンさんとか名倉さんとかともメシ食えたりとか、話をできたのはもう本当に『ああ、凄い人と話できてるなぁ』って感動がありましたけど」
猿岩石での大ブレイク以後の低迷期、当時の意識でもネプチューンは尊敬する先輩であり、名倉の「説教」には反発するでもなく真摯に受け止めていたということだろう。さらに、そのリスペクトは現在も変わらず持ち続けていると、次のように有吉は語っていた。
「だから全く怒ってるってことはないですね。ただ、おじいちゃんだってイジってるだけです。それとこれは話が別で。今の名倉さんはおじいちゃんだから、そのおじいちゃんぶりをイジってるってだけで、尊敬は変わりませんので」
鬼の名倉が垣間見えた瞬間
現在の「おじいちゃん」化した名倉からは想像し難いが、若手時代は「鬼の名倉」と恐れていたという。その片鱗を最近になっても覗かせた、という次のような一件があった。
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