マガジンのカバー画像

”国際系” note まとめ

3,085
This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
運営しているクリエイター

2020年5月の記事一覧

東京都で食べておきたい中東料理フムス(ホンモス)を知るための10皿

フムスを初めて知ったのは、ニューヨークに留学してすぐのこと。大学の寮のルームメイトとディズニー映画「アラジン」を酒を飲みながら見ていた時のことでした。その映画の中で初めてフムスという言葉と出会ったのです。 これは、米国で使われる「目を覚まして現実を見ろ!」という意味の慣用句「wake up and smell the coffee」のコーヒーをフムスに変えて面白く言い換えているジョークです。つまり、アラジンの舞台である中東の代表的料理が「フムス」であることを米国人が知ってい

Belgium  ベルギーの旅

こんばんわ。 今回は、私の好きなこと”旅”について 書いていきます。 AKB在籍の時から 一人旅やら友達との旅行が好きで 色々な所によく行ってました。 今回は、Belgium  ベルギーについてです。 学校で仲良くなった子に 今度の4連休にBelgiumに行かない? と誘われBelgiumという単語がよくわからず とりあえず、行く行くー!! と言ったのが始まりでした笑 毎年3月22日〜4月25日の間で変動する ”Easter(イースター)" は必ず

コミュニケーションの質と意味がさらに問われることになる「ハイパーローカル」の時代。

他の欧州諸国と同じくイタリアも、およそ2か月続いた封鎖が今月4日から徐々に解除されはじめました。しかし、封鎖から一気に怒涛の如くにおきた「可能な限りのオンライン化」は、当然ながら「解除」されることなく定着しそうです。デジタルトランスフォーメーションの導入に注力していた人たちは、「こういう惨事を経て、やっときたか」という感慨をもっていると思います。 もう一方、別の見方もあります。オンラインが普及すればするほど、リアルな世界の価値がより上がる。ただ、あまり極端は想定をする必要も

060.『アジア・アフリカの都市コミュニティ』城所哲夫・志摩憲寿・柏崎梢 編著

“ ―― 超高層ビル群の立ち並ぶファッショナブルな地区と、その足元に広がる非計画的で雑多なまちという、まったく異なる論理のもとで形成される二つの地平からなる都市であり、まさにこのような都市が21世紀の都市の新たなデファクト・スタンダードとなりつつある “ 世界の都市人口が激増する現代、人口の受け皿ともなっているインフォーマル市街地は、真摯に居住環境と向き合うコミュニティがつくるエネルギッシュな「手づくりのまち」だ。気鋭の研究者たちが、アジア・アフリカ9都市の綿密なフィー

ドイツを代表する人気哲学者、ビュンチュル・ハン教授の新型コロナ論考公開!「私たちはウイルスに理性を引き渡してはいけない」

数年前から日本では、ドイツ哲学者マルクス・ガブリエルのブームが起こっていますが、ドイツやヨーロッパ各国において、彼と並び称されるのが、前ベルリン芸術大学教授のビュンチュル・ハン(Byung-Chul Han)先生です。 弊社では、ベストセラー『疲労社会(Müdigkeitsgesellschaft)』ならびに、国家の情報管理について記した『透明社会(Transparenzgesellschaft)』(いずれもMatthes & Seitz Berlin)の版権を取得し、刊行

体育におびえる子をなくそう!アメリカ流体育のすすめ

体育の授業や運動会。運動が苦手な子には、公開処刑の場。 発達障害の子には、運動が極端に苦手な子が多いんだよね。目と手の協調運動が苦手だったり、チームプレーで自分の役割がとっさの判断で理解できなかったり。アイコンタクトだけでの意思疎通が難しかったり…。 でも運動が苦手なのは発達障害の子に限った話じゃないよね。そんな子たちにとって体育や運動会は地獄の時間。運動が思うようにできないもどかしさ以上に、滑稽な姿を友達や観客に晒し続けなきゃいけない心の痛み。 今日のnoteのきっか

自分は海外で差別を経験したことがあるのか?

アメリカ生活は個人的に20年近くになります。親の仕事の関係上で家族で共に渡米したこともあれば、単身で向かったこともあります。地域もアジア人が多いロサンゼルスから大学時代は日本人と遭遇することは少くなかったクリーブランドなど多岐に渡ります。 そんな中で現在暴動から略奪へと発展してしまっているミネアポリスにも仕事の関係上1年ほど住んでいたこともあります。 こういうニュースを目にする度に考えます、「自分は差別を経験したことがあるのか?」ということを。実際、人生で命の危険を感じる

【文化が違いすぎた国Part5 セントビンセント 野生のヤギ?がそこらじゅうにいる&エレベーターはどこにもない】 by 牟田口恵美

元プロテニスプレイヤー【牟田口恵美】(むたぐちえみ)です。 首だけ日焼けしてきて少々焦ってきている牟田口でございます。 昨日も無事牟田口恵美オンラインテニスレッスンが終了しました!!! 受講者の皆様、いつもいつも本当にありがとうございます。 そして休む間もなくともやんテニスchさんとのYouTubeライブ!!今回は無事行うことができました。 (サムネイルの私すごい顔だ。笑) 見て頂いた方々、ありがとうございました!! そして、ともやんさん、MJさん、綾希子、どう

【図録レビュ】2007.4.21東京藝術大学大学美術館「パリへー洋画家たちの100年の夢」

日本人が描いた絵は日本画、西洋人が描いた絵は西洋画。 では、日本人が西洋画を模して描いた絵はどちらだろう。 中学高校では、油絵と称される絵。かつては洋画と呼ばれていた。 明治維新より、多くの志ある者たちがパリを目指した。 そんな者たちの遺した精華を紹介する展覧会が、 今回の「パリへ -洋画家たちの100年の夢」である。 文明開化の当時、パリもまさに印象派が花咲こうとしていた。 日本の若き画家たちもそんなパリと同じ空気を吸い込もうとしていたため、明治初期の洋画は印象派に近く、

「迷信」が紡ぐ台湾の歴史と信仰──新世代のサスペンス・ホラー(倉本知明)

「倉本知明の台湾通信」第7回 『荒聞』著:張渝歌 2018年2月出版  台湾で暮らしていると、日本では聞いたことのないような様々な「迷信」に出くわすことがある。例えば、夜空に浮かぶ月を指さすと耳を切られる、洗濯物を夜干すと霊が憑りつく、道端に落ちている赤い封筒を拾えば「冥婚」が執り行われてしまう、等々。「冥婚」とは台湾に残る民間風習の一種で、封筒をうっかり拾ってしまったが最後、若くして亡くなった女性と結婚させられてしまうのだ。拾った途端に物陰に隠れていた遺族がバッと現れ、故

イギリスのカツカレーブームにモノ申す

日本人である私はもちろん、英人の夫も、子供たちも大好きなカツカレー。家族全員皆大好きなのだが、自宅では、カレーを作り、カツを揚げないといけないので、手間がかかる。だが、出来上がっていただく時の、あのカツのサクサクとカレーのこってりが絶妙に口の中で交わる感覚は極上だ。 今や、そのカツカレーがイギリスでは空前の大ブームなのだ。 カツカレーブームの火付け役となったのは、1992年創業の日本食レストラン「Wagamama」だと言われる。香港系イギリス人のアラン・ヤウ氏(有名高級中

生まれて初めてエチオピア料理を食べた場所はパリだった。

パリではおいしいフレンチだけでなく、ベトナム、タイ、メキシコなど多国籍料理を楽しめます。今回は、フランス人の友達もおすすめする、エチオピア料理のレストラン、Itegue Taituを紹介。ここはJaurès駅の近くに位置しています。わたしが初めて訪れたとき、その友人に連れて行ってもらいましたが、店内に観光客の姿はなく現地の人だけでした。レストランの内装もエチオピア感に溢れているので、軽い旅行気分を味わえておすすめです。 Itegue Taituにてエチオピア料理、いざ実食。

アメリカ人キュレーターに聞く!現代アートとして世界に知られてる「書(カリグラフィ)」アーティスト3人

韓国で出会ったアメリカ人キュレーターさんがアジアが大好きでかなりアジア(日本・韓国・中国)に詳しい方だったんですね。 漢字の歴史なんかにも詳しく。電化製品関連の漢字は、日本から中国に輸出されてるんだそうです。ほかに「可愛/かわいい」とかの用語も日本発祥で韓国に渡ったもの。 「カリグラフィ(書)」の現代アーティストで世界的に有名な人っていますか?と聞いたら教えてくださった3人のアーティストをご紹介です^^ 1. Wang Tiande上海生まれのWangさんは革新的な書家

初めて自然と繋がった、タスマニア。 前編

【たまひろの視点】 の前に、タスマニアに至るまでのお話。。。。 一年間、大好きなウェスタンオーストラリア州パースに住みながら、自分の本当にやりたいことを見つけるぞ!と勇んで始まったワーキングホリデー。 興味のあったマッサージ、アロマの勉強も終えて、日本帰国ー!のはずが、 もう一年オーストラリアにいることになった私。 それならば!とパッと脳に浮かんできたメルボルンへワクワクした気持ちで乗り込みました。 初めて降り立ったメルボルンは路地や川の匂いと、街を行く急いた人々と、昔走っ