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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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2019年3月の記事一覧

世界史のまとめ×SDGs 目標③すべての人に健康と福祉を:1979年~現在[後編]

 SDGsとは「世界のあらゆる人々のかかえる問題を解するために、国連で採択された目標」のことです。  言い換えれば「2019年になっても、人類が解決することができていない問題」を、2030年までにどの程度まで解決するべきか定めた目標です。  17の目標の詳細はこちら。  SDGsの前身であるMDGs(ミレニアム開発目標)が、「発展途上国」の課題解決に重点を置いていたのに対し、SDGsでは「先進国を含めた世界中の国々」をターゲットに据えています。  一見「発展途上国」の問題にみ

キエフ発、チェルノブイリの今。念願のツアーで昼食を【都市探訪】

ウクライナの首都キエフには、チェルノブイリのツアーを扱っている会社がいくつもあります。 会社の紹介は他のサイトに任せるとして、ここのツアーに参加し、念願のチェルノブイリツアーに行ってきました。 SoloEast travel https://www.tourkiev.com/ こちらは、他の会社に比べてリーズナブルなので、利用する方がたくさんいらしゃるようです。 1日コースと2日コースがありますが、自分は1日コースを選びました。 結果としてなかなか充実していたので、

ジンバブエ通信 たまには協力隊らしいことを書いてみる

青年海外協力隊で、ジンバブエに来ています。 グラフィックデザインを教えます。 午前 今日から活動先の教員養成校で Corel draw(イラストレーターに似たソフト)の授業のアシスタント。 プロジェクターとパソコン遠すぎやろー!と つっこみつつ、ジンバブエ人の先生の英語と現地語が全く聞き取れない。 Corel drawの知識はあんまり無くて私も練習中だけど、個別で生徒に操作を聞かれてなんとか教えてあげられたので、よかった。私も役に立てて嬉しかった。 午後 使えないポンコ

魅惑のアフリカンバティック-その3-

青年海外協力隊でジンバブエに来ています。 わたしの任地、ムタレは地方ということもありあまり素敵なアフリカ布がありません。 ジンバブエにもともと布が少ないです。 経済があまり良くないので、物価も高く、売れないのだと思います。 大胆なデザイン、カラフルな色彩。 その中でお気に入りと出会えるのが楽しくて、私は布を探し続けます。 この黄色い幾何学模様は、ザンビア。これいいなあ。 このお店は、6枚しかない! 右端のやつ、いい柄だよねーて、店員さんと話す。 5メートルで2600

デザインシンキングを巡るパースペクティブ

3月29日、ミラノ工科大学のObservatory DESIGN THINKING for Businessが主催する" Mapping Design Thinking: Transformations, Applications and Evolution "というカンファレンスに出かけてきました。この主催は経営工学のデザインマネジメント、リーダーシップ、イノベーションを研究するチームとデザイン学部でビジネスより分野を担当する研究者が組んだグループです。 1昨年に設立され

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移民をマンガで解説

国際幸福芸術祭の感想

3月17日(日) いつもと違う休日を過ごしたくなって、 合唱の練習をさぼって日比谷公園に行った。 理由は、Voicyで澤円さんが 「国際幸福芸術祭で奥さんと対談します。」 と言っていたから。 国際幸福芸術祭 「国際」、「幸福」、「芸術」、「祭」 ピンとくるキーワードがない…。 でも、たまには自分と遠いテーマもいいかと思って電車に乗った。 島田由香さんがファシリテーターで 澤円さん&奈緒さん夫婦 前野隆司さん&マドカさん夫婦 の5名の座談会が始まった。 島田由香さん

映画「BE FREE! 原爆の残り火を、パレスチナへ」監督 鈴木聡さん

サラリーマンでありながら「真実を伝えたい!」の思いから映画を制作された鈴木さんにお話を伺ってきました。 鈴木聡さんプロフィール 出身地:東京都 経歴:早稲田大学卒業後、電通に入社。以来、クリエーターとして広告制作に携わる。TCC新人賞、広告電通賞テレビ・部門最優秀賞、フジサンケイグループ広告大賞最優秀クリエイティブ賞、ACC賞など受賞多数。東京コピーライターズクラブ会員。世界平和活動・アースキャラバンの立ち上げから携わる。「BE FREE! 原爆の残り火を、パレスチナへ」に

イギリスのラジオ番組にゲスト出演した話

日本のラジオに続いて、先日、イギリスのラジオ番組の生放送に初めて出演させていただく機会に恵まれた。東ロンドンで一番人気のインディーズラジオ、Fubar Radioと、南ロンドンのWandsworth radio。地元やネットのリスナーは、若者が多い。ラジオといってもインディペンデントのネットラジオなので、放送規制が一切ない。好きな曲をかけ、好きなことを喋りまくるので、かなりエッジ効いたトピックも多い。 日本のラジオはきちんと台本が用意されているが、こちらは一切なく、むしろい

Nature&Science連載更新しました

前回の更新から時間が経ってしまいましたが、第4回目の連載を更新しています。パキスタンの鉱山に行くまでの道程は長い長い。フンザ渓谷は独特の空気感のある秘境です。

書くンジャーズ14週目のテーマは【交流】

日刊【書くンジャーズ】マガジン月曜担当の高橋です。 昨年度より始まった、日刊【書くンジャーズ】マガジンも、今週で14週目に突入しました。 したんですよ〰!! 14週目、ほんとあっという間ですね。 14といえばやはり三杉くんですね。ガラスの天才、三杉くん。あっ、キャプテン翼です。 まあいないとは思いますが、三杉くんが気になる方はこちらを! というわけで、今週も【書くンジャーズ】宜しくおねがいします! 書くンジャーズについてでは先ず【書くンジャーズ】を知らない方もい

カンボジア懐古記

今日は私の初海外の話を書いておこうと思う。これは私の懐古史。 ------ 高校生の時、初めて行った海外がカンボジアのバッタンバンという村だった。なぜ行こうと思ったか、と言われると動機なんてなくて、たまたま市の広報誌で見かけたに過ぎない。「海外に行く」なんてお金持ちしか出来ないと思われているような地方で生きる私にとって、県からの補助金が出るその募集がなんとなく魅力的に感じた。その頃の私にとっての"カンボジア"は「貧しい」「発展途上」「ボランティア」なイメージしか無くて、進

またきてしまう。

5度目のフィリピン。 今回はキャンプの引率での訪問のため、彼らに会いに行く予定はなかった。 ...けどきてしまった。 大学1年の夏にインターンシップをしていたNPOの子どもたちに会うために。 とても裕福だとは言えない環境にいるこの子たちだが、心は誰よりも豊かで、会いに行くだけでこれ以上ないほど最高に幸せになる。 そんな素敵な子たちに出会えたことは私の人生において大きかった。 だからこそ30分という限られた時間だったが、ふらっと会いに行ってみた。 会いに行くことも

ルワンダに渡ったスポーツチャンバラ5(戦いを学ぶ意味)

前回のノートで述べた通り、私はスポーツチャンバラを武道の一種として取り組み、指導しています。では、試合で勝つこと以上に本当の戦いに焦点を当てて稽古することに、どんな意味があるでしょうか。まあ、実用的な面では護身術として役立つと言えます。ただ、実際の護身術は試合とは全然違うことを断っておきます。まず、護身とは相手を倒すことではなく、自分の身を守ることです。そのためには戦いはなるべく避けなければなりません。戦いが起こる前に相手を取りなしたり、その場を立ち去るなどが具体的な方法です