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ウェルビーイングなビジネスへと進化する、日本の農業の未来形


■テクノロジーが農業をアップデート
 ここ数年、海外を中心に「ウェルビーイング」という価値観が大きなトレンドになっている。自らがよりよく生きられる環境を主体的につくるという発想で、それをかなえる手段のひとつがテクノロジーだ。
 「食べチョク」のような生産者と消費者をつなぐサービスが生まれたことも生産者に勇気を与えている。これにより希少性の高いブランドを育てる農家の価値が広く知られるようになった。
 
■固定概念を捨て、農業に革新を
 日本全体の問題としては、農業とはこうあるべきだという固定観念に縛られている人たちが多い。アグリテックという技術に注目が集まるのはいいが、何ができるかという議論をもっと深めていかなければならない。
 一粒1,000円ライチなど、信じられないスピードで成功モデルを次々と生み出している。
 アナログからデジタルへ移行する大変革期には、固定観念をいかに捨て去るかが非常に重要なポイント。既存の成功モデルを踏襲するのではなく、仮説、プロトタイピング、検証までを一気に行い、トライ&エラーを繰り返す。すでに、日本の「食」や「酒」は、世界中で人気を博している。長年の文化、風習にとらわれることなくチャレンジしたからこそ、イノベーションが起きたのだ。

■自身として
 本日は農業をピックアップ。
 農業って聞くと自分のひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんが農業を現役でやっていることから勝手に「高齢者がやる仕事」という固定概念がついていたことに気づいた。しかしそれは農業“のみ”をやっている人達で、今のイケてる農業はしっかりマーケやテクノロジーを駆使して消費者に届けるとこまでを農業としている。
 テクノロジーが増えたおかげで伸び悩んでいた業界が1年で急成長を遂げるかもしれない。

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