Instagramで“とにかく”稼ぐ超賢い方法:最強の“百科事典級”インスタ運用ロードマップ
※また、ご購入いただいたお客様から嬉しいご感想をいただいております☟
はじめに
はじめまして!
Amazonで電子書籍を出版している、
世界さんこと、石ノ森 世界(いしのもり・せかい)です!
私は、Twitter運用こそ最近はじめたものの、
今日に至るまで、インスタの運用をガチっていた時期が1年以上あり、1つは本業である芸能アカウント(半年でフォロワー1万人超え)、もう1つは衣食住をテーマにしたアカウント(1年で10万人超え)を運用していました。
1つめの芸能アカウントは、自分の無名感を少しでも払拭するべく、とにかく短期的に数字を集める運用方法を、
2つ目の衣食住をテーマにしたアカウントは、マネタイズを目的にコンテンツの質のみで勝負をして、何度も心が折れそうになって、辞めてしまおうかと思いながらも、辛抱強く毎日更新を続けて、ようやく結果を出すことができました。
しかし、いよいよ2つ目のアカウントの存在が本業に差し支えるようになってきたので、現在、そのアカウントはすでに削除してしまいました。(CMの競合で何かと不便なんです)
そこで、
どうせなら、私が1年以上の歳月をかけて研究した “賢い運用方法” を少しでも現役世代の方にお役立ていただきたい。
そういう思いもあって、これまではこのノウハウの数々を、Amazon Kindleストアーのみで破格の値段で販売してきましたが、
Brainにこそ、知識への自己投資に躊躇のない、
そう、あなたのような、
意識バリ高い系がたくさんいることに気が付いたので、
この度、初Brainとしてこの11万9千字超えの「百科事典版」とも言うべき、
『Instagramで“とにかく”稼ぐ超賢い方法』
これをリリースすることに至りました。
この記事を読むことのメリットと対象となる方は次の通りです。
以上に当てはまる人は、読んで損はないです。
というか、今すぐ読まないと、
あなたは年間で5万円、10万円…いや、
100万円の損失を被ることになるかもしれません。
だって、想像してください。
あなたの今の月収に、
+5万円、10万円、30万円、果ては100万円増えたら、
どんな生活ができると思いますか?
想像できましたか?
では次に、
あなたが今日、ここで、この “たった1万円” の記事を買うことなく、
ビジネスの原理原則を学ばないまま、インスタの運用もうまくいかず、
今の月収のままで1年、5年、10年…
ただただ時間だけが過ぎ去っていったとしたら、どうでしょう?
あなたの未来に希望は見えますか?
見えるのであれば、あなたは十分幸せなので、この記事を購入して読む必要はありません。
どうぞ、末長くお幸せにお過ごしください。
ただもし、
あなたが自分の未来に希望を見出せなかったとしたら、
まずは無料の部分だけでもいいので、このままもう少し、この記事を読み進めてみてください。
少なくとも、あなたの現状に、多かれ少なかれ、
風穴を開けるきっかけになるはずです。
さて、冒頭でも少しお話したように、私はこれまでKindleストアーでのみ、インスタ運用に関する書籍を1000円〜1200円という破格で販売してきました。
※ちなみに、kindle unlimited会員の方なら全て無料で読むことができます。
きっと、この記事を購入するにあたって、過去の書籍のレビューを参考になさる方もいると思うので、私の方から先にご紹介させていただきますと、まず、
私の電子書籍のレビューには、サクラが一切おりません。
というのも、私の本業が先に申し上げた通り、芸能関係であるため、
諸般の事情により、これまで一切宣伝を行わず、周囲の友人知人にも「石ノ森 世界」名義で電子書籍を出版していることを一切言っていなかったこと、
なによりも、
購入者の率直な意見が知りたい
こう考えていたので、純粋な購入者の意見になっています。
書籍によっては星1をつけられているものもありますが、その書籍は「フォローバックを利用した方法」をより効率よく行うためにはどうすべきか、
「とにかく初速を稼ぎたい」「短期的に見栄えをよくしたい」ひとに向けて書いたものだったので、インスタをマネタイズ目的で運用したい人にとっては参考にならなかったのでしょう。
逆に、コンテンツ勝負で “質のいいフォロワー” を集める運用方法(この記事と同じ方向性)について書いた書籍は、星4と星5の評価を複数の方からいただいております。
私自身、本業のアカウントはフォローバックを利用した方法、もうひとつの衣食住を扱っていたアカウントは、純粋にコンテンツ勝負で運用する方法、この2通りの運用方法を使って実績を残してきました。
この記事では、主に後者を取り扱っていきますが、前者の方法についても網羅していきますので、急いで結果が出したい人でもご安心を。
ところで、
本記事の内容について、
Kindleストアーで販売している書籍の内容は、Amazonでの独占販売契約を結んでいるため、販売しているものと全く同じ内容のものは販売できません。
なので、過去に出版した内容(合計約8000円分)を核としつつ、最近、20万円以上投資をして、マーケティングやコピーライティングについて、さらに詳しくなった私が再構築した内容になっているので、
単純に電子書籍で販売していたものを合本したものではありません。
※60%以上は新たに書き下ろした内容になっています。
そして今回、さきほどサラっと書きましたが、
特別に10000円で販売いたします!
書き終えたものを見てみて、自分で言うのもなんですが、
いやいや、
普通に破格です。
なんていったって、
全11万9145文字(実は、定期的に書き足してるので増えてます)
はい、百科事典ばりの大ボリュームです(笑)
勿論、文字数が多けりゃいいってものではないのですが、かなり多岐に渡って網羅している内容になっているので、とりあえずこれ1本持っておけば、
インスタ運用で迷子になることはありません。
と、ここまできて、
「で、お前の運用していたアカウントとやらはどれなんだ?」
あなたはきっとこうお思いのはずなのですが、
私は本業との兼ね合いで、運用している2つのアカウントの情報をどちらも非公開にしています。
なので、
信用していただくための材料が不足していることは重々自覚しているので、
泣く泣くこの金額に設定しています。
しかし、内容には自信があります。
そもそも、書籍を普通に購入したら5439円以上かかるところ、残りの差額4561円分にいたっては、私が20万円以上、知識に投資して得た情報を、インスタ運用にカスタマイズして、よりわかりやすく再構築したものなので、
本来、そんな4000円弱どころじゃ済まないほどの情報量なんです。
ただ、
1ヶ月やそこいらの短期間でマネタイズできる方法ではありません。
なので、「インスタで開始1ヶ月で100万稼ぐぜ!」みたいな人はどうぞお引き取りください。
世の中、そんなにうまい話はありません。
でも、
賢い方法はあります。
これに関連して、インスタ運用に関する書籍やnote、オンラインサロンなどにおいて様々な運用テクニックが紹介されているので、
勉強熱心なあなたのことですから、もうすでにいろいろ読んだことがあるはず。
私自身、Twitterという別の畑に最近来てみて気付きましたが、
インスタって、Twitterに比べると
「金」「金」「金」
といったビジネスの香りがあまりなく、どちらかというとクリエイティブでクリーンな印象があるんですね。
そのせいか、マーケティングの知識にあまり触れられておらず、わりとフワフワした情報が多い印象があります。
せいぜいが出て来て「ペルソナ」とか「セグメント」とか「メリット」とかそんなもので、
といった、Twitterをやっていると当たり前に見聴きするような情報が意外とスルーされがちなんです。
それもそのはずで、Twitterが文字だけなのに対して、インスタの場合は投稿するにも必ず写真か動画が必要ですから、どうしたってクリエイティブな道は避けて通れませんし、そもそもインスタのユーザー層は識字率が低いので、
そういった意味で、Twitterに比べると再現性が低く、
私はこの方法でうまくいきました!(先行者特権もあったし、○○っていう肩書きもあったし、なんやかんやセンスもいいし、マーケの知識もあるからなんだけどね!)
みたいな情報が散乱しているんですね。
たしかに、視覚優位なSNSですから、ヴィジュアル面でのセンスは高いに越したことはありませんが、それこそ、一朝一夕でどうにかなるものではないので、
なのでまずは、
遠回りに感じるかもしれませんが、
このように、
インスタを「アート」として捉えるのをやめて「ビジネス」として捉えて、
ビジネスの原理原則を理解したうえで運用していきましょう。
ビジネスの知識を学んで取り入れること自体には、
センスは不要。
知っているのか、知らないのか。
やるのか、やらないのか。
ただそれだけです。
だからこそ、
この記事を買って、勉強すれば勉強した分だけ積み上げることができるので、
より再現性の高い運用が可能となりますし、
より最短でマネタイズすることが可能なんです。
と、前置きはこれくらいにしておいて、
まずは目次を先にお見せしておきますね。
以上がこの記事のラインナップとなっております。
よくある、
「1万数万文字程度のボリュームで、画像が数十枚あります!」
みたいなことではなく、
ガチで、ほぼテキストのみで、
全11万文9145字なので、他に類をみないインスタ運用書
いや、
インスタ運用 “百科事典” となっています。
第1章で、まずはインスタを「ビジネス」という観点からガッツリ見直していただきます。
まずこの視点を持たない状態で、フワフワした情報が書いてあるnoteやオンラインサロンでそれらしいアドバイスを貰っているだけでは、
永遠にいいカモにされるだけです。
もちろん、今挙げたようなメディアで提供されている情報すべてが無意味なのではないんです。
一番問題なのは、あくまでもインスタによるマネタイズも、
立派な「ビジネスである」という視点がすっこ抜けているところなんです。
マーケティングの基礎を押さえた上で、オンラインサロンなどを活用した方が、
2倍、5倍、10倍、100倍、結果の出方が変わります。
某オンラインサロンでさまざまなアカウントをみていても、結局伸びている人ほど、マーケティングやライティングの勉強もしていますし、
何よりもインスタをちゃんと「ビジネス」として捉えているんですよね。
ですから、マーケティングを避けて、たまにインフルエンサーからアドバイスを受けて、インスタ運用のあれこれを考えるのは、
沼地に豪華な家を建てようとするのと同じくらい無意味です。
だって、基礎工事ができていないんだもの、家なんて建つはずがないと思いませんか?
このままビジネスの原理原則を理解しようともせず、
インスタのキラキラした雰囲気に心地よさを感じ、インサイトとにらめっこして、マーケティングをしている気分に酔いしれながら、
時間を無駄にしたい人は、この記事は向いていないので、ここでお引き取りいただいて結構です。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
でも、私はとても悲しい。
だって、ここであなたがこの記事を読まなかったことによって、
あなたという素晴らしい才能がより多くの人々に届く可能性が断たれてしまうからです。
あなたの素晴らしい才能、素晴らしいコンテンツを求めている多くの人々に、あなたのコンテンツを適切に届けることができないのであれば、
それは存在しないのと同じなんです。
余談ですが、昨今、コロナに関するいろいろな給付金がありましたよね?
ところが、実際に生活に困っていて、さらに受給対象であるにも関わらず、
その存在が認知されていないことが問題視されていました。
つまり、あなたの才能も適切に認知されないということは、
もはや、世界中の人々の大きな損害
いや、
なんなら罪です。
どうか、自分で自分の才能の可能性を摘むことだけはしないでほしいのです。
そして、
この記事は、あなたの悩みに風穴を開け、
あなたが思い描いていた理想の生活を手にする “解決策” になるはずです。
ここまでお話しても、
私のことが信じられない人も中にはいると思うので、もう少し先の内容も
特別にお見せします。
どうぞ検討材料にしていただいて、
覚悟が決まったら、購入してその全貌を知って、あなたのインスタ運用にお役立てください。
それでは、
あなたの人生を変えるカウントダウンのはじまりです。
▼ ▼ ▼
第1章:アート脳からビジネス脳へ
・基礎にして最終奥義
結論から言いますと、インスタ運用で思うような結果が出せていない人の8割9割近くが、
マーケティングに関する圧倒的な知識不足が原因です。
大事なことなので何度も言いますが、あなたがインスタで収益を上げたいと考えているのであれば、
インスタ運用を“アート”のようにフワフワした抽象的なものとして捉えることを即刻やめる必要があります。
でないと、インフルエンサーのnoteを買ったり、オンラインサロンに入会して運用を継続したりして、“運良く” 仮にフォロワー数を増やせたとしても、
あなたがインスタで収益をあげることは永遠に不可能です。
収益をあげる以上、一見、華やかなインスタでも立派な “ビジネス” です。
私自身、インスタを1年以上ガチってみて、それからコンテンツ販売を展開するためにTwitterという別の畑にきて気付いたことですが、Twitterはインスタとは異なり、テキストがメインなのでマーケティングやライティング、セールスといったビジネス色がかなり強く、再現性の高い、明確なロジックで構成されています。
もちろん、インスタは写真(画像)が主となるSNSなので、まったく同じものとして扱うのは不可能です。
ただ、先述のようなメディアで掲載されている情報の多くは、どれもこれも枝葉末節の小手先のテクニックに過ぎず、
ビジネスの根本、原理原則部分が完全に抜け落ちた状態でそういったものに頼ろうとするから、多くの人は結果が出せていないんです。
映画やドラマでたとえるならば、どれだけ優秀な俳優やスタッフをキャスティングしても、脚本がまるでダメなら、良い作品なんて出来っこないのと同じ原理です。
なので、これを指して、
「沼地に家を建てようとするくらい無意味なことだ」
と言っているんです。
そもそも、あなたがインスタの運用をする目的はなんでしょう?
「マネタイズ」
きっとこの記事を買って読んでくださっているからには、そのように答えるはず。
では、どういった方法で、毎月いくらぐらいの収益を上げたいのでしょうか?
1万円、5万円、10万円、50万円、100万円…
金額が変わるだけでかなり印象が違いますよね?
中には、
「え?100万円…?」
なんてギョッとされた人もいるかもしれませんね、私も最初はそうでした。
でも、ここに書いた額はどれもこれも、
実現可能な額なんです。
たとえば、某オンラインサロンを経営されているインスタグラマーさんがいらっしゃいますが、彼のサロンは月額1000円〜3000円くらいで、会員が数千人いるので、単純計算でも毎月数百万円の収益があがっていることが分かります。
ここに+@で楽天ROOMでのアフィリエイト、恐らくコンサルもしているでしょうからコンサル費も含めれば、それなりにまとまった額ですよね。
彼はマーケティングの知識もしっかりありますし、自分の顧客がどういうユーザーなのかをしっかり理解していますから、表向き、ビジネス色をそんなに強く出していませんし、
第2章で詳しくお話ししていく“ファン化”もとても上手いからこそ、ここまで収益化することに成功しているわけです。
彼はインスタで収益を上げようと考えているあなたのような人にとっては、とても分かりやすい良いお手本で、
ご本人がどう思っているかは別にしても、彼にとってのインスタは、
もはや「点」のひとつに過ぎない
ということがおわかりいただけるはずです。
「え?待って、この記事ってインスタ運用のことを書いてるんじゃないの?」
あなたは今、そう思ったかもしれませんね。
もちろんそうです、間違ってませんし、順を追って、具体的なインスタの運用方法をお話していきます。
ただ、今一度、確認していただきたいのですが、あくまでもあなたの目的は《マネタイズすること》つまり、
インスタで収益をあげること
ですよね?
だとすれば、インスタの運用 “だけ” を見てしまうのは、先ほども申し上げたように、
沼地に家を建てようとすることと同じです。
私自身も当初、インスタを“アート”の延長線上で捉えてしまい、マーケティングをちゃんと勉強してこなかったので、
まさに沼地に家を建てようとしていた暗黒期があります(苦笑)
それもこれも、ビジネスの原理原則を理解していないことが原因であることに他なりません。
この記事では、インスタの “正しい” 運用方法をお話していくのと同時に、あなたの才能や情熱を最大限、お金に変える方法についても触れていきますので、
インスタという狭い枠組みにとらわれることなく、もっと柔軟に、もっと広い枠組みで “あなたというビジネス” を捉えることを意識して、このまま続きを読み進めてください。
さて、前置きが長くなりましたが、
ビジネスの基本とは一体なんでしょうか?
正解は、
これです。
これをさらに厳密にいうと、
このようになります。
これを踏まえると、闇雲にフォロワーを集めることばかりに躍起になるのが、いかに無意味なことかがご理解いただけると思います。
フォロワーを集めるだけなら、それは「認知→集客」だけですよね?
情報発信者になると、途端にお客さま目線を失ってしまう人が多いのですが、あなた自身、誰かをフォローして、その人から商品を買った経験はありますか?
もし、ないにも関わらず、買ってもらう側に回ろうとしているのであれば、かなり危険です。
逆に、買ったことがある、もしくはよく買っている人であれば、
なぜ、その人からわざわざ買っているのか、その理由はなんでしょうか?
たとえ素晴らしい商品を紹介されたとしても、今の世の中、スマホで別に検索して、もっと安いものを探すことだってできるはずです。
にも関わらず、その人から買っている。
もっと言えば、他にも同じようなジャンルを扱っている情報発信者は大勢いるはずなのに、
なぜ、わざわざその人をフォローしているのでしょうか?
この部分がすっこ抜けた状態で、仮にあなたのフォロワーが1万人を超えたとしても、そのフォロワーが、
あなたから “わざわざ” 商品を購入することはありません。
便利な無料サイト・ブックマーク代わりに利用されて、Amazonか何かで注文されるのが関の山です。
事実、あなたもこれと同じような経験が少なからずあるはずです。
あなた自身がいつもそのように行動しているにも関わらず、あなただけが特別扱いされるでしょうか?
そんなわけありませんよね?
でも、事実、インスタでマネタイズすることができている人たちは、それを可能にしているわけです。
ということは、あなたにもそれができるんです。
だって、同じ人間ですから。
では、あなたとマネタイズできている人たちとの違いはなにか?
それこそが、ビジネスの基本である、
「認知→集客→教育(ファン化)→販売」
これを知っているのかいないのか、
そして、それを実践できているのかできていないのか、
ただそれだけなんです。
また、「販売」についても、インスタ=PR案件もしくは楽天ROOM(各種アフィリエイト系)という発想しかないのも、この基本とも言うべき、あなたが自分のビジネスの全体像を把握できていないことが原因です。
収益をあげるためには、
基本的にこの2つです。
まず、このどちらなのか、[1]にせよ[2]にせよ、具体的にどんな商品を、いくらで、どのように販売するのか、まずはそこを明確にして、逆算していかないことには、
本来、投稿するコンテンツすら決められないはずなんです。
だって、これを飲食店に置き換えて考えたらおかしな話だと思いませんか?
店を出す場所や物件も決めて、内装も決めて、宣伝もして、いざお客様が来店しました。
「ところで、何を売ろうか?」
こうはなりませんよね?
にも関わらず、インスタをはじめとした、ネットビジネスではこういったことが日常茶飯事的に起きているんです。
収益に関しても、たとえば、仮にあなたが月に10万円の収益を上げたいとして、その内訳を具体的に考えてみるとより現実味が増してくるはずです。
この4つの例でも難易度が全然違いますよね?
全体像を把握するからこそ、そこから逆算して、
だったらコンセプトはこれだね、まずは興味を持ってもらうためにこういう商品(コンテンツ)を用意しよう、その次にファンになってもらうためにはこういう工夫が必要だね、その次にファンの人を購入に促すためにはこういう導線を確保する必要があるね…
などなど、これでようやく枝葉末節の細かい部分を決めることができるわけです。
ここをすっ飛ばして、
なんてことを話しても意味がないと思いませんか?
このように、まずはあなたのビジネスにおけるGoogleマップのゴール地点を設定しましょう。
もしもあなたがゴールを設定できていないのだとすれば、それはまるで、
「とりあえず穴掘っててよ!」
と指示されて、
「え?なんで?いつまで?なんのために?どれくらいの大きさの穴を?」
と、訳も分からず穴を掘り続けるのと同じくらい無意味だし苦痛のはずです。
これまで暗闇の中で一生懸命、更新を続けてきたのであれば、さぞ辛かったでしょう。
でも、それも今日でおしまいですからご安心を。
次は、インスタ運用を調べているとよく見聞きする「メリットのあるコンテンツ」について、今一度ビジネスの観点から見直していきましょう。
・あなたがお金を貰える理由
意外と多くの人が忘れがちなのが、この視点。
「あなたの何に対して、お客さまはお金を支払うんですか?」
もしもあなたが、この質問に答えられないなら、
今のままでは完全にアウトです。
なぜなら、“お客様からお金を貰うことの本質” を、そもそも理解できていないからです。
たとえば、あなたがスーパーに肉や魚を買いにいったとして、当然、レジで代金を支払いますよね?
あるいは、あなたが美容院に行って髪を切ってもらったとして、やっぱり当然、代金を支払いますよね?
では、この時あなたは、
「何に対して、お金を支払っているんですか?」
ひとつ目は、肉と魚(有形物)に対して、ふたつ目は、髪を切ってもらうサービス(無形物)に対して、お金を払ってますよね?
インスタでマネタイズをすることは、これと全く同じ原理です。
有形・無形にかかわらず、何かを得るための「対価」として、私たちは「お金」を支払っている。
「何を今更、あたりまえのことを言っちゃって」
なんて思われたかもしれませんが、これを踏まえて、もう一度あなたに質問します。
「あなたの何に対して、お客さまはお金を支払うんですか?」
今度は少し、聞き方を変えてみましょう。
「あなたは、お客さまにどんな“価値”を提供することができるんですか?」
そして、さらに、
「それはお客さまが“お金を支払ってまで欲しい”と感じるようなものですか?」
この質問を目の前にした時に、答えられない、もしくは自信がないのだとすれば、あなたは前項の
ビジネス設計の段階ですでに躓いている可能性が高いです。
あるいは冷静に考えてみて、お金を支払ってまでして欲しいもの(情報)ではないのだとすれば、今と同じ“切り口”ではお金をいただくことは難しいでしょう。
つまり、インスタで収益をあげるためには、
《価値の交換》ができないといけないわけです。
多くのインスタ運用方法では、
「人はメリットがないとフォローしません、だからメリットのある投稿をしましょう!」
「ユーザーにとって、有益な情報を発信しましょう!」
こういったアドバイスが必ずといっていいほど書かれています。
私自身、過去の著書の中で書いたことがありますが、この言葉の表面的な意味だけが一人歩きして、
昨今のインスタには、検索すれば出てくるような、ありふれた、
wikipediaのような“有益”な情報があふれかえってしまっているんです。
しかし、もうお気づきだと思いますが、この言葉の意味の捉え方には、注意が必要です。
たしかに、フォロワーにとって、あなたのコンテンツが有益であることは、大前提として必要な条件です。
ただし、もっと大前提として、あなたはマネタイズすることが目的でインスタを運用しているのであって、ボランティアでやっているわけではないはず。
だとすれば、あなたの今のコンテンツのその先に、
あなたが最終的にお金をもらいたい商品・サービスがありますか?
一番問題なのは、何を売るのかを決めずに、ただなんとなくフォロワーが1万人を超えたものの、マネタイズする方法がわからなくて迷走しているパターンです。
こういう人に限って、とりあえず依頼がきた案件を安易に受けてしまいがちなのですが、
たとえば、あなたが今まで「ズボラ飯」を紹介するアカウントを運営していたのに、急に時計の紹介をしても、あなたのフォロワーが、あなたから“わざわざ”その時計を買うと思いますか?
買うわけがないですよね?
他にもスキンケア製品、ホワイトニング製品にしてもそうですが、
お客さまはそこまで馬鹿じゃありません。
いくらあなたが“有益な情報”を配信して、アカウントを認知させることに成功し、集客することに成功したとしても、コンテンツと最終的に売りたい商品やサービスとに整合性がない場合、当然、教育(ファン化)もできていない状態では、
お客様は確実に商品を買ってくれません。
引き続き、あなたのことを便利なブックマークがてらフォローして、“有益な情報”だけを見て、
「へー、便利だなー、Amazonでポチろーっと」
あるいは勘がいい人であれば、
「はいはい、アフィリエイト乙でーす」
となっておしまいです。
コンセプトも何もかもが崩壊していて、1円の収益もあげないのであれば、もはやそのアカウントそのもので何かを販売するのは至難の業でしょう。
可能性があるとすれば、“フォロワーを集めることに成功した”という実績はあるでしょうから、その失敗談もひっくるめてノウハウとして体系化したものを、noteやBrain、電子書籍などで販売するなり、コンサルをしてマネタイズすることはできるかもしれません。
ただ、マネタイズに失敗している人から、マネタイズに失敗した運用方法を学びたい人がいればの話にはなりますが、今からマーケティングを学び直して、正しい知識を身につけて、
新たな実績を作りながらコンテンツ販売や代行業にシフトすることは十分可能ですし、インスタのコンテンツを毎日作ることに比べれば、
コンテンツ販売は一度ガチで勉強をして、コンテンツを一度作りさえすれば、毎日インスタでコンテンツを用意することに比べたら、圧倒的に手間がかからないので楽です。
現に私の電子書籍も、出版後は何の宣伝をすることなく、勝手に収益を生み続けてくれているので、完全に「不労所得」になっています。
少し話が逸れましたが、
あなたじゃなきゃいけない理由を感じてもらえなければ、物は売れません。
これに関連した話題で、近年、さまざまなメディアに登場している某カリスマホストRさんは、自身のタピオカ専門店を自分自身の歴史を楽しむことができるミュージアムにリニューアリしました。
巷のタピオカ店の多くは、あくまでも “タピオカ” という商品自体が一時的に人気があっただけであって、ほとんどのお客さまからすれば、
どこでも一緒
だったから、多くの店舗が潰れてしまいました。
しかし、先のRさんのタピオカ店は、ミュージアムにリニューアルすることで純粋なタピオカ店以上の「価値」を提供することに成功したから、生き残れているわけです。
だって、この価値は、
Rさんじゃないと提供できないものじゃないですか?
少々遠回りをしましたが、何が言いたいかというと、
「有益なこと」と「価値を提供すること」は似て非なるものだということです。
こんな感じで、インスタでマネタイズをしていく上で必要な根本部分を、順を追って築いていきますので、常に思考をフル回転でついてきてくださいね。
大丈夫、人間はそもそも変化を嫌い、「行動しない」生き物なのにも関わらず、
あなたはこうして、私の記事にわざわざお金と時間をかけて「行動」できている。
だからあなたには、もう十分、才能があるんです。
あとは知識を身につけて、正しい努力を重ねていけば、結果は必ず出ます。
次項では、多くの人がマネタイズをする上で勘違いしている “致命的な誤解” についてお話していきます。
・フォロワー数にまつわる致命的な誤解
ビジネスの基本は、
でしたよね。
これを踏まえた上で、今一度、なぜ、フォロワーが必要なのでしょうか?
インスタでマネタイズをしようと考えている多くの人は、兎に角、ワケも分からずフォロワーを集めようと必死になります。
そして、インサイトをみてイイネや保存数、フォロワーの増減に一喜一憂して、やれ第一画像のデザインはどうするべきか、セグメントを変えるべきだろうか、ペルソナは…と、枝葉末節の部分にこだわり始めてしまい、ビジネスの本質を見失ってしまいます。
結論からいうと、フォロワー数が多ければ稼げるかというと、これは
大きな間違いです。
正確には、
あなたのファンを増やさないと、マネタイズは不可能です。
これを証明する有名な話で、フォロワー数が60万人を超える某グルメ系インフルエンサーの方がクラウドファンディングを行ったことがありました。
これだけのフォロワー数がいるのだから、さぞやお金が集まったのだろうと思われるかもしれませんが、結局支援してくれたのはたったの10人未満、目標額50万円に対して集まったお金は3万円にも満たなかったのです。
では何故、このようなことが起こったのでしょうか?
この原因を理解せずして、インスタグラムでマネタイズは有り得ません。
※ちなみに、この時のリターンとして設定されていたものは「〇〇(その某インフルエンサー)からお礼の生電話」「オフショット写真」「○○と半日デート」といったものでした。
このクラウドファンディングが失敗に終わったのには大きく分けて3つの原因があります。
1つ目は、フォロワーの大半があまりお金を持っていない比較的若年層であったこと、2つ目は用意されていたリターンが弱かったこと、そして3つ目は2つ目にも関連してくることですが、そもそもフォロワーの大半は《インフルエンサーそのものには興味がなかったこと》です。
最も重要なのは3つ目で、フォロワーの大半はインフルエンサーが配信しているグルメ情報に興味(ニーズ)があっただけで、インフルエンサー本人には興味はなかったのです。
そんな事実に反してご本人は、フォロワーたちは自分自身に興味があると思っていたからこそ、このようなリターン内容を用意していた訳ですね。
対して、この記事を執筆している少し前、巷では某お笑い芸人の方によるクラウドファンディングのリターン内容が物議を醸し、ニュースに取り上げられていました。
その内容というのが、『目を合わせて「ありがとう」を言う権利』や『支援者さんのことを意識する権利』といったもので、
一部のアンチから「これは詐欺ではないか?」という声が上がっていたのです。
しかし、後者は決して詐欺ではありません。
ビジネスの基本は「価値を提供すること」であり、
価値を提供することで、お客さまは助かったり、喜んだりしてくれる。
だからこそ、その対価としてお金をいただけるわけです。
しかも、お客さまは自分から望んで、能動的にお金を支払っているわけですから、立派なビジネスとして成立しています。
この2人はマネタイズの本質を表した大変良い例で、リターンの内容はどちらもベクトルとしては同じものにも関わらず、後者のクラウドファンディングは成功を収めているのは何故でしょう?
もうお気づきかと思いますが、後者の支援者のみなさんは、
某お笑い芸人さんの《ファン》だからです。
巷ではこれを《信者ビジネス》なんて少し悪意のある表現を使われる方もいらっしゃいますが、マネタイズの仕組みの本質はこの《ファン化》によるものです。
ですから、マネタイズをしていく上で、ただ闇雲にフォロワーを増やすにはどうすれば…と躍起になってしまっては、手段(フォロワーを増やすこと)が目的になってしまい、
本末転倒になってしまいます。
と同時に、貴方がどういった方法でインスタを利用してマネタイズを図りたいかにもよりますが、
数十万円から数百万円程度でいいのであれば、数百人から数万人程度いるだけでも十分にマネタイズは可能だということです。
このグルメ系のインフルエンサーの例は、大変勉強になるいい例なので、もう少し掘り下げておきましょう。
これは前項の最後で申し上げたことですが、まさに彼のクラウドファンディングの失敗はこの典型例です。
彼が普段、60万人以上のフォロワーたちに発信しているグルメ情報は “有益なこと” ですよね?
しかし、彼のクラウドファンディングの内容を見ると、グルメに関することは一切含まれていないため、
“価値を提供すること” ができていないから、お金を払ってもらえなかったわけです。
もっと言うと、彼の扱っている「グルメ情報」についても、あなたがこれからインスタ運用をしていく上で、生命線ともいうべきジャンル選定に大きく関わってくる、大きな学びがあります。
次項ではそんな、マネタイズの結果を左右するジャンル選びについてお話していきます。
・となりの芝生を見れば限界がわかる
実は、衝撃的な事実があるのですが、ジャンル選びの段階で、
あなたがいくら稼げるのかは決まってしまいます。
ここでいい教材になるのが、前項でも取り上げた「グルメ情報」についてです。
グルメ情報を何らかのコンテンツ化するとなると、
・美味しいお店を紹介する本(note)
なんてものが想像できますよね?
ここがとても重要なのですが、この商品の《競合》は一体なんでしょうか?
この質問でピンとこない人のために、もう少し質問の仕方を変えてみると、
あなたが美味しいお店を探すとき、どうやって探しますか?
インスタ、ネットで検索、食べログ…いろいろありますよね。
そして、今挙がったものたちの共通項はなんでしょうか?
正解は…
どれも無料で利用できるところ、なんですね。
さらに、これが何を意味するかというと、
美味しいお店を紹介するだけのコンテンツの相場価格はとても低いということなんです。
つまり、ジャンルを選定する際には、
あなたのコンテンツの「競合」を十分にリサーチする必要があります。
インスタ運用において、競合のリサーチというと、同じ属性の他のインフルエンサーのことを調べがちですが、収益化をおこなっていく上では、もっと広い視野でみた「競合」を把握しなければなりません。
他にも、たとえば、大まかなジャンルとして「ダイエット」を扱っているアカウントがあったとします。
そして、ダイエットレシピに関するコンテンツを日々配信しており、最終的にはレシピ本(noteなど)を販売するとして、この場合の競合はどうでしょうか?
私が真っ先に思い浮かべたのは「クックパッド」や「クラシル」といった、無料で膨大な量のレシピを紹介しているサイト(アプリ)。
こういったサイトにも掲載されていないような、珍しい国の本格料理レシピや、料理家として名を馳せている方のレシピなのであれば、売れるコンテンツには成り得るでしょうが、何の変哲も無いダイエットレシピなのであれば、たとえ100円であっても売れる見込みはありません。
自分がお客さまの立場になって考えてみれば答えは明らかのはずなのですが、自分が情報発信者の立場になると、ついついお客さまの目線というものを失いがちです。
では、具体的にどんなジャンルが狙い目なのかというと、ジャンル選びの際にポイントとなるのは次の4つです。
まずはじめに《普遍的で需要のあるジャンル》について、
これをもう少し具体的にすると、
この3つになります。
この3つのジャンルは、年代・性別・国籍を問わず、人間である以上、絶対に切っては切り離せない欲求なので、需要があることは容易にイメージできるはずです。
次に、《専門性が必要ないジャンル》と《明確な答えが存在しないジャンル》について、
たとえば、あなたが『国語辞典』を買いたいなと思ったとしたら、有名どころの「これを買っておけばとりあえず間違いないだろう」という “1冊” を選ぶはずです。
そして、次に国語辞典を買い直す機会というのは、かなり先、というか、死ぬまで買い換える機会はないかもしれない。
国語辞典には当然、言葉の意味が書いてあるわけですが、基本的に“言葉の定義”は明確ですし、A社は「○○だ」という解釈だが、B社は「◇◇だ」という解釈をしている…
だから複数冊買おう、なんてことにはならないですよね?
つまり、明確な答えが存在するものの場合、より専門性や権威性が強い方が勝つので、素人では参入ができない、というか、しても勝ち目がないので避けるべきなのです。
先の「ダイエットレシピ」はフォロワーを集めること自体は比較的容易にできるものの、そこから先のマネタイズでつまずいている方をよく見かけます。
それもそのはずで、「ダイエットレシピ」に関しては栄養士という職業があるように、カロリーや栄養素は客観的な数値として説明ができてしまう分野であるため、全くの素人が権威性の強い他のインフルエンサーや、ライザップといったサービスと競い合うのはなかなかの獣道です。
では、「ダイエット」は素人ではダメなのか?というと、実はそうでもないのです。
ここがとても重要なことなのですが、「ダイエット」は、
あくまでも手段に過ぎないという点です。
つまり、お客さまはダイエットをして、痩せることで、別の何かを手に入れようとしているわけであって、
ダイエット “が” したいわけではないのです。
たとえば、
これはほんの一例ですが、お客さまが本当に求めているのは、ダイエットをしたその先にある《理想の自分》や《理想の未来》なので、「ダイエット」という漠然としたジャンルだけで攻めてもマネタイズができないわけです。
ですから、あなたがもし、現在「ダイエット」に関するコンテンツを発信しているなら、あるいは、これから「ダイエット」に関する情報を発信していこうと思うなら、単に「痩せること」を目的とするのではなく、そこに《付加価値》を作ることで、一気にマネタイズできる可能性もあるということなのです。
ちなみに、一番手っ取り早いのは、「恋愛」と「ダイエット」を掛け合わせることです。
モテたい、彼氏(彼女)が欲しい、結婚したいという欲求はあるものの、ダイエットの必要性にまだ気づいていない層(潜在的な顧客)が確実にいますから、
モテるためには、彼氏(彼女)を作るためにはどうすればいいのか、結婚するにはどうすればいいのか、他にも夫婦仲を円満にするためには…など、そういった切り口から潜在顧客に興味を持ってもらい、そこからダイエットに関するコンテンツへと誘導していくのです。
先述のように、ダイエットに関しては、科学的根拠が伴いますから、正解がそんなに複数あるわけではないので、より専門的な知識を持った、権威ある人には敵いません。
しかし、恋愛についてはどうでしょうか?
そうなんです、正解がないんです。
正解はないけど、お金をいくら積んででも解決したいと悩んでいる人が多い分野であり、100人いれば100通りの解決方法があっても許されるジャンルなので、
あなたが今から“後発組”として参入しても十分勝算が見込めるわけです。
では、恋愛の「競合」は一体なにがあるでしょうか?
マッチングアプリ、結婚相談所、ナンパ、自分磨き系(美容・ファッション)、キャバクラ、恋愛コンサル、恋愛攻略系の情報商材などなど、
どれもこれも、
単価の高いものばかりであることがお分かりいただけるはずです。
このように、最終的にどれくらい収益をあげたいのか、そこから逆算して“賢く”ジャンル選びの選定をすることが、インスタ運用では鍵となります。
これを押さえておけば、
「フォロワーが増えれば、楽天roomでマネタイズできるだろう…」
「フォロワーが増えれば、PR案件がきてマネタイズできるだろう…」
といった安易でフワフワした発想とはおさらばして、
より再現性の高いロジックによるマネタイズが可能なのです。
次項では、より効率よくマネタイズをする上で理解しておくべき “フォロワーの種類” についてお話していきます。
・5種類のフォロワー、あなたは言えるかな?
インスタの場合、いわゆる “万垢” になればマネタイズができると思われがちですが、ここまでにも何度かお話しているように、
フォロワーが多ければ稼げるというのは幻想です。
たしかに、インスタの場合は、フォロワーが1万人を超えるとストーリーズにリンクを貼ることができるので、アフィリエイトを組み込むことができますし、ほとんどのPR案件の依頼の基準もフォロワーが1万人以上ですから、万垢を目指すこと自体は間違いではありません。
ただし、
フォロワーを増やすことはあくまでも “手段” であって “目的” ではないことを忘れないでください。
そして、さらに重要なのは、あなたのフォロワー数の “内訳” です。
というわけで、どんなフォロワーを増やせば良くて、どんなフォロワーを増やすとまずいのか、まずはフォロワーを5種類に分類してみましょう
「アカウント評価UP」が何なのかからご説明していくと、
たとえば、フォロワー数1万人に対して、あなたの投稿にイイネが50しかつかないとします。
対して、フォロワー100人に対して、あなたの投稿にイイネが50ついた場合、インスタの運営サイドは後者のアカウントの方を “優秀なアカウント” であると判断し、より多くのユーザーに表示されるようにプッシュしてくれるようになります。
これが俗にいう “アルゴリズム” と呼ばれるもので、エンゲージメントスコア(アカウントの評価)が高ければ高いほど優遇されます。
このスコアはイイネや保存、コメント、DM、シェア、投稿の滞在時間などから算出されるものとなっているため、あなたの投稿に確実に反応してくれるフォロワーが多ければ多いほど、運営サイドが勝手に宣伝してくれるようなものなので、大変有利なのです。
そして、あなたがインスタで集客をして、何らかの方法でマネタイズをして稼ぎたいのであれば、[1]の《ファン》が必要になります。
《ファン》は、あなたから積極的に交流をせずとも、あなたの投稿には必ず反応を示してくれますし、あなたが勧めるものを積極的に買ってくれるフォロワーなので、その分、増やすには難易度が高めです。
《お友達》は、あなたから積極的に交流をして、“お友達” にとって何らかのメリットを《GIVE》をしてあげることで、あなた自身や投稿に対して好印象をもって反応をしてくれるので、アカウントの評価を上げるのに役立ちます。
また、良好な関係性を築くことで、「どうせ○○を買うならあなたから買おうかな!」といった具合でマネタイズすることも不可能ではありませんが、人間は基本的に“お友達”ではなく、自分よりも何か優れた情報やサービスを与えてくれる“先生”にお金を支払うものなので、対等な関係性である《お友達》を増やすだけでは、本格的にマネタイズすることは難しいです。
《見る専》は、ファンおよびお友達予備軍といった位置づけとなりますが、あなたから余程積極的にコメントやDMなどで交流を持たない限りは、いつ離脱されてもおかしくない程度のフォロワーであり、彼らを繋ぎ止めて《お友達》あるいは《ファン》に育てるには、あなたのコンテンツ力が問われます。
《ビジネス》は、プロフィールに「フォロバ100」と明記しているユーザーを一度は見かけたことがあると思いますが、「フォローしてくれたらフォローバックするよ、だからフォロワー数を増やすために取引しようぜ」みたいな感じで、たしかにフォロワー数こそ増やせますが、あなたのコンテンツやあなたそのものに興味があってフォローしてくれているわけではないので、その後もあなたの投稿に反応してくれる保証はなく、むしろ無反応なケースが圧倒的に多いので、限りなく《ゴースト》に近い存在と言えます。
《ゴースト》は、あなたのことをフォローこそしていますが、あなたの投稿を見もしないし、反応もしない、ただただあなたのアカウントの評価を下げかねない数合わせだけの存在です。
ですから、以上のことを踏まえると、たとえば、あなたの投稿がなんらかの理由でバズって、一時的にフォロワーが増えたとしても、このまま何もしなければ、せいぜいが “見る専” 止まりであって、マネタイズに繋がる “ファン” にはならないのです。
では、どうすれば“お友達”や“見る専”がファンになるのか?
次々項で深掘りしてお話していきます。
・商品がバチボコに売れる“正しい”ジャンル選び
前項に関連して、本項では《集客》という観点からみた、“正しい” ジャンル選びのコツをお話しいたします。
インスタでマネタイズをしようと思ったら、当然みなさん、
「フォロワー(見込み客)を集めるにはどうすべきか?」
ということを考えますよね。
そして、なるべく競合がいないところ、つまり《ブルーオーシャン》を探そうとするのですが、
実は、ここにも “大きな落とし穴” があるのです。
たしかに、ブルーオーシャン戦略は競合がいないわけですから、一人勝ちできる可能性もあります。
しかし、一昔前ならつゆ知らず、現代において “需要はあるのに、誰も気づいていない未開拓のジャンル” なんてものはそうそうありません。
「これは誰もやってないぞ!ブルーオーシャンだ!」
と、あなたが思いついたものの大半は、とうの昔に別の誰かによって開拓を試みられたものの、採算が取れないか、やっぱり需要がなくてビジネスとして成立しなかったものである場合がほとんどです。
あなたがすでに複数のアカウント運用しており、そのうちの一つとして試験的にブルーオーシャンを探すのであれば止めるつもりはありませんが、
あなたがもし、まだ何も結果を出せていない初心者なのだとすれば、選ぶべき道は真逆。
競合がウヨウヨいる《レッドオーシャン》です。
これにはちゃんと理由があって、競合がウヨウヨいるということは、それだけ “需要がある” ということの裏返しでもあるからです。
当たるかどうかも分からない “幻のブルーオーシャン” を探し求めるよりも、競合こそいるけれども、需要は間違いなくあることがわかっているジャンルを選んだ方が、差別化 “だけ” を考えれば済むので確実です。
この「だけ」という部分もポイントで、
正しい集客とは、“全く人がいない状態から人を集めること” ではありません。
正しくは、
これが最も効率が良い《正しい集客》です。
オタクにアニメグッズを売りたいなら、なにも砂漠で無理に集客なんか始めずに、秋葉原に行った方が断然早いのと同じです。
そして、だからこそ《競合リサーチ》が重要なんです。
需要があるジャンルの中で、まだ “空いている席” がないかを見つけられるかどうかが、勝敗の鍵。
当然、すでに人が多く集まっている場所で、すでにポジションを築いている人と全く同じことを0からスタートしても勝ち目は100%ありません。
たとえば、グルメというジャンルは需要こそありますが、
この中で後発組でも勝算があるとすれば D でしょう。
これがいわゆる《ニッチ戦略》と呼ばれるもので、こうやって “勝ち目のあるニッチ” を探していくのです。
“ニッチ” というと、そもそも需要が然程ないマイナーなジャンルのものを思い浮かべがちですが、市場規模が大きいものを選んで、その中の数%を確実に取って売り上げを立てるのが、正しいニッチ戦略です。
・あなた中毒にさせる“信者”ビジネス
そもそも、なぜ “ファン化” が必要なのでしょうか?
「いやいや、マネタイズするにはファンが必要だってお前が言うたんちゃうんかい!」
という声が飛んできそうですが、ここは収益化をしていく上でとても重要なポイントなので、本項でもう少し詳しくお話していきます。
冒頭のほうでご紹介した某お笑い芸人しかり、某ホストしかり、あの人たちには“ファン”がいるからビジネスとして成立しているわけです。
たしかに、彼らは芸能人ではあるものの、では、芸能人がみんな “ファン化” に成功できているかというと、そうではありませんよね?
ここで、ファン化を制する上で知っておきたい人間の特性があります。
それは、
人間は、とてつもない“怠け者”だという事実です。
人間はとにかく変化を嫌い、極力 “考えない” ように、極力 “行動しない” ように “行動” する生き物なんです。
余談ですが、特に日本人の場合、口コミやアマゾンのレビューにかなり影響を受けやすい傾向にあるのがその良い例で、普段から自分の頭でものごとを考えて判断する能力が劣っているので、だから、諸外国に比べて議論が下手だと言われているんですね。
テレビ番組ひとつとっても、近代の日本はとにかく “わかりやすい” ものが量産されている傾向があります。
国民が馬鹿になったのか、あるいは、作り手側が国民を馬鹿にしているのか、あるいはその両方なのかは定かではありませんが、少なくとも、
現代の日本人は “自分で考えようとしない” 人が圧倒的に多いのは、紛れもない事実といえます。
実はこれ、日本という国全体でいえば、当然不利益な傾向といえるわけなのですが、情報を発信する側、つまり、
お客さまを “ファン化” させて、収益を得ようとする側からすると、好都合なんです。
現代はスマホひとつあれば、何かを調べるのが簡単にできますよね?
その反面、情報にせよ、商品にせよ、その数が膨大すぎて、お客さまからすれば、
何を基準に、どれを選べばいいのか分からない、面倒な状況でもあるんです。
あなたもアマゾンで買い物するときに、
「どれを選べばええねん…?!」
って思ったことないですか?
たとえば、アマゾンで「シャンプー」と検索しただけでも、20000件以上の商品がヒットします。
まさかこの全ての商品をみて、比較検討する人は早々いないはずです。
「シャンプー クセ毛」で絞り込んでも、それでもまだ1000件以上あります。
そこで多くの人は、
「嗚呼、面倒だな…」
こう思って、レビューの評価順だったり、価格の高低で並び替えをしたりして、選択肢を絞っていくわけですよね。
それもこれも根底にあるのは、
考えたくない、行動したくない
という人間のもつ特性なんです。
この特性を逆手にとることができればお客様に、
こう思ってもらえる、つまり、
お客さまをあなたのファンにすることができるのです。
では、そのためには具体的にどうすればいいのか?
ここで思い出していただきたいのが、ビジネスの基本的な流れ、
「認知→集客→教育(ファン化)→販売」
この中の「教育(ファン化)」の部分です。
これにはいくつかの方法がありますが、その全てに共通するのは、
お客様に “信頼・信用” してもらうことです。
あなたの商品・サービスがどれだけ素晴らしいものであったとしても、それをいきなり街中で歩いている見知らぬ人にセールスをかけたところで売れるはずがありません。
だって、あなたが街中で歩いている時に見知らぬ人にセールスをかけられたらどう思いますか?
ウザいとか怖いなって思いませんか?
これはインスタも全く同じです。
あなたのインスタのフィードに並んでいる投稿のひとつひとつも、
実は立派な商品です。
しかも、それらは全て《無料》でお試しいただける商品で、
日々、あなたの “商品” を受け取っているお客さまは、次第にこのような気持ちをあなたに抱くようになっていきます。
こうやって信用と信頼の貯金を増やしていくことで、お客さまはあなたのファンとなり、そのタイミングであなたが何かの商品・サービスをセールスして、ようやく収益があがる仕組みになっています。
インスタにおいて、短期間で収益化をするのが難しい理由はここにあるのですが、長い目でみた時に “ファン化” は絶大な力を発揮するものです。
これに関連した話で、ネットビジネス界隈では、
詐欺師ほどコスパが悪い商売はない。
という有名な話があります。
詐欺師は単発では儲かるのかもしれませんが、リピーターという概念がないので、結局、
毎回 “営業” をしなければ新規顧客を獲得できないわけですから、かなり効率が悪いのです。
対して、リピーターはどうでしょうか?
たとえば、私の場合、靴はかならず某ハイブランドでしか買わないと決めていますし、なんなら、某ハイブランドの○○店の◇◇さん(担当)からしか買っていません。
他にも、高校生の時から某アーティストの新曲は必ず買っていたり、○○監督の新作だけは必ず観たり…などなど、完全にリピーター(ファン)になっています。
あなたにもひとつくらいはこれに通ずるものがあるはずです。
しかも、私はこれらのものを別に宣伝されずとも、能動的に自分で調べて、購入しているわけですから、売り手側からすれば、
何の宣伝もせずに、勝手にモノが売れる状態
になっているんですね。
ですから、インスタに限らず、収益をあげるからには、ただ漠然とフォロワーを集めるだけでは意味がなく、集めた“見込み客”に無料にも関わらず、“まるで有料級” の商品(試供品)を提供し続けることで、《信頼と信用》を積み上げていき、“ファン化” させていくことが必要なのです。
・質のいいフォロワーをファン化する
では次に、マネタイズをするのに必要不可欠な《質のいいフォロワーをファン化させる方法》について、もう少し詳しく掘り下げていきます。
スマホやパソコンでインスタの画面を眺めているとついつい忘れてしまいがちなのですが、
フォロワー数然り、イイネの数・保存数然り、インスタにおける全ての数字を弾き出しているのも全て、やはり画面の向こう側にいる人間(ユーザー)です。
もしも貴方が知名度を上げたいのであれば、圧倒的フォロワー数が必要となりますが、売り上げをあげたいのであればフォロワー数は必ずしも必要ではありません。
むしろ必要なのは、
「○○さんの言葉や話だったらお金を出してでも聞きたい!」
「○○さんが勧めるものだったら何でも買いたい!」
という《熱狂的なファン》なのです。
では、どうすれば人は誰かのファンになるのでしょうか?
あなたがもし、何らかのSNSをやっており、「この人は凄いな」と感じてフォローしている発信者がいるのであれば、
「自分は何故、その人をフォローしようと思ったのか?」を言語化してみるのがお勧めです。
多くのユーザーは “なんとなく” フォローをしているものですが、
そこには必ず原因があります。
たとえば
など、理由はさまざま見つかるはずです。
このように自分がその発信者に惹かれた原因を言語化し、自身のコンテンツや発信方法に落とし込んでいけば、あなたがその発信者のファンになったのと同様に、あなたもまた、
他のユーザーをファンに取り込むことは十分可能です。
そして、この作業をやっていただくと実は、発信している情報そのものに価値を見出して惹かれているのではなく、発信者がそういったコンテンツを発信するにいたった経緯、
いわば《ストーリーの部分にも魅力を感じている》ことに気がつくはずです。
現代において、今まで誰も見たことも聞いたこともない、新鮮味と独自性をもったコンテンツというものはそうそうありません。
たとえば、あなたが水を買いたいと思ってコンビニに行くとして、余程特別な思い入れがない限り、セブ○イレブンだろうがファ○マだろうがロー○ンだろうが、どこでも構いませんよね?
もっと言えば、「絶対に○○○店で買いたい!」とも思いませんよね?
こうした「まあ、どれもいいよね」といったものが大半な世の中で、
他の誰でもない「あなたじゃなきゃ駄目なんです!」という感情を抱かせるためには、
情報(点)ではなくストーリー(線)を利用するのが最も有効です。
恋愛でもビジネスでも、この “あなたじゃなきゃ駄目な理由” がなければ、恋人もフォロワーも簡単に離脱していきますし、そもそもあなた自身に価値を見出してもらえなければ、お金を支払ってもらえません。
先のコンビニの例に対して、たとえば、「宝くじは○○の窓口で買うって決めてるんです!」なんて話を耳にしたことはないでしょうか?
理由は簡単で、「その窓口で一等が頻繁に出ているから」なのだそうですが、扱われている宝くじ自体はどの窓口で買っても同じ材質だし、当選率だって同じはずなのに、
「あの窓口で買うと当たるらしいよ」
というストーリーに魅力を感じて、わざわざ「この窓口 “で” 買いたい」という方が一定数存在します。
これはインスタも同様で、たとえば某ナチュラル系雑貨店の商品を扱ったインフルエンサーは多く存在していますが、同じジャンルのアカウントをわざわざ複数、手当たり次第にフォローしているユーザーは意外と少なく、大半は何かしらの理由で “誰かに” 絞ってフォローしているものです。
これも扱っている内容はほとんど変わらないのに「この人がいい」と何らかの魅力(付加価値)を見出して “わざわざ” 選んでいるわけですよね。
これに関連したいい例として、インスタで集客したファンが某有名インスタグラマーがお勧めした商品を楽天roomから購入し、数週間で数百万を稼ぎ出したという話が実際にあります。
従来の運用方法では「フォロワーを如何に増やすか?」というところばかりにフォーカスされがちでしたが、これからの時代、マネタイズをする上でフォロワー数を増やしていくこと以上に、この《ファン化》がインスタ運用において鍵となってくるのです。
次項では “信頼と信用” の部分をもう少し深掘りしていきます。
・2種類の信用、あなたは言えるかな?
結論から申し上げると、
人間としての信用とビジネスとしての信用は違います。
だって、想像してみてください。
あなたに心の底から信頼できる親友がいたとします。
そして、あなたの手元には1億円あり、そのお金で投資をはじめようと考えています。
しかし、その親友には投資の知識は一切ありません。
さて、あなたはそんな親友に1億円という大金を任せられますか?
任せられないですよね?
“お友達” ではなく “プロ” に相談するはずです。
インスタ運用初期において、フォロワー数が1000人未満のうちは自分と同族性のアカウントをフォローして、フォローバックを利用してフォロワー数を増やしつつ、交流を取りながら互いのアカウントを紹介し合うのは有効です。
運用初期はそれでもいいのですが、よくある不味いタイプは、目先のフォロワー数を増やすことだけに躍起になってしまい、その方法を永遠に続けてしまうことです。
厳密にいえば、商品開発(コンテンツ)を怠り、コンテンツの質が伴わないままに “お友達フォロワー” ばかりを増やしてしまい、いざマネタイズの段になると一銭のお金も生み出せない。
これが避けるべき最悪のパターンです。
その理由は…もうお分かりですね。
“お友達” フォロワーを増やすことは、あなたのアカウントを宣伝したり、情報交換をしたりすることには役立ちますが、お金に直接はならないので、この点をちゃんと理解した上で、同族性のアカウントと仲良くする分には問題ありません。
加えてもう一つ、これに関連して、フォロワーとの “距離感” にも注意が必要です。
さきほどお伝えしたように、マネタイズをするのであれば、ビジネスのプロとしての信用を積み重ねていかなければなりません。
つまり、お金を支払ってくださるお客さまにとって、
あなたは “プロ” や “先生” というポジションをとる必要があるということです。
※ただ、一方的に上から目線で “演説する” だけではマネタイズはできないので、その点については第5章でお話します。
なので、お客さまに共感したり、親しげに交流したりするのは構いませんし、まずは認知されて、興味を持っていただかないことには先に進めないので、運用初期は出し惜しみをせずにコンテンツを発信していくべきですが、
ここから先は無料ではなく有料である
という明確な一線を引いておかないと、どこの世界にも“クレクレくん”はいるので、注意しないと搾取されてしまいます。
当然ですが、最も優先すべきは、お金を支払ってあなたを頼ってくださった “お客さま” だということを忘れないでください。
明確な線引きをするからこそ、“お客さま” はより、あなたのことを信頼してくれるようになりますし、その結果、リピーターにもなってくれます。
かといって、ビジネスとしての信用ばかりを得ようとするのも得策ではありません。
なぜなら、お客さまは必ずしも合理的に商品を購入するわけではないからです。
こんな話を聞いたことはないでしょうか?
大手家電量販店に頼んだ方が、あるいは、ネットショップの方が圧倒的に安く済むにも関わらず、街の小さな電気屋さんにお願いするおじいちゃん・おばあちゃん。
まさに私の祖母の話なのですが、なぜ、わざわざ高くつく電気屋さんにお願いするのか、聞いてみてことがあります。
すると祖母は、
「いつも良くしてくれるし、あの人に頼んだ方がなにかと面倒じゃないから」
こう答えたのです。
大手家電量販店だって、ビジネスとして信頼は十分にあるはずです。
にも関わらず、街の小さな電気屋さんを選んだのは、ビジネスとしての信頼以上に、
人間としての信頼がそこにはあったからです。
お客さまを喜ばせたり、助けたりすることができる、価値を提供することが大前提ではありますが、この2種類の信用を積み重ねることを忘れずに運用すれば、必ず結果はついてきます。
・ところで、あなたは何屋さん?
これはアカウントのコンセプト設計に関する話になりますが、あなたはお客さまにとって、
何屋さんでしょうか?
あるいは、別の言葉でいいかえるならば、
あなたは、何のプロでしょうか?
コンセプト設計でよくある間違いは、より多くのフォロワーを集めようとするがあまり、いろいろな要素を詰め込みすぎて、結局、あなたからどのようなメリットが得られるのかが分からなくて、興味を持ってもらえないパターンです。
余談ですが、以前、某テレビ局のプロデューサーから、
なんて話を聞いたことがありました。
これはインスタも例外ではなく、これが一言でいえないアカウントほど、フォロワーも集まりませんし、当然ながらファンも増えないので、マネタイズもできません。
というのも、人間はそもそも、
他人に興味がありません。
一番興味があるのは自分のことで、これをインスタにもう少しカスタマイズして言い換えると、
このアカウントをフォローすることで、自分の人生がより良くなるのかどうか?
この点にしか興味がありません。
あなた自身、インスタでフォローしているアカウントを改めて見てみるとこのことが理解できるはずです。
そして、自分の人生がより良くなるということが分かれば、人はお金を支払うのです。
この記事を購入した理由を考えてみてください。
やはりあなたも、この記事で知り得た情報を自分のインスタ運用に活かして、マネタイズに成功することで、いまよりも自由なお金と時間を手に入れることができ、さらにその先には、あなたが思い描く理想の自分や生活が具体的にあるはずです。
インスタの場合、プロフィールへアクセスされた場合に最初に目に入るのは、アイコン、プロフィール、ハイライト、そしてフィードです。
人間は最短7秒でモノや人への第一印象を判断するという研究結果があるように、インスタにおいても、お客さまがあなたのプロフィールをみて、あなたをフォローするのかしないのかを判断するのは、ものの数秒で決まるということです。
そのうえ、恐らくあなたもそうであるように、お客さまはプロフィールを丁寧に1行ずつ隅々までじっくり読んだりはしてくれないので、
だからこそ、プロフィールの1行目に
たとえばこのように、明確な《ベネフィット》が提示されていて、さらにその次にそれを裏付けるような実績や肩書きがあるとなお、フォローされる率があがります。
また、同時にあなた自身、どんなコンテンツを発信していけばいいのかに悩まなくなります。
だって、あなたがラーメン屋をやっていたとして、まさかお寿司やスパゲッティを新商品として出そう、とは思わないですよね?
なぜなら、自分の店が “ラーメンのプロ” だと理解しているからです。
ところで、実はここで初めて “ベネフィット” という言葉を登場させました。
これまでは “メリット” という言葉を使っていたのですが、ベネフィットとは、簡単にご説明すると、あなたをフォローしたり、あなたの商品を買うことでお客さまが得られる、
理想的な未来のことです。
あなたが扱っているコンテンツが「ダイエット」なのであれば、痩せるのは “メリット” にあたります。
そして、ダイエットすることで「モテる」とか「自信」をもつことができるとか、そういった “理想の未来” を想像させるようなところまで言及すると“ベネフィット”になる、という認識でまずは問題ありません。
ベネフィットはコンテンツを作成していく上で非常に重要なエッセンスなので、第2章でもっと詳しくお話していきますね。
第2章:あなた中毒者の作り方
・コンテンツはラブレター
第2章からは、肝心のコンテンツ作りのポイントについてお話していきます。
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