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考察〜「理想の姿勢」の秘密を探る〜その③

こんにちは、伊野波です。


前回の続きです。


まだ読まれて無い方は
こちらをどうぞ。

「理想の姿勢」についての考察です。


今回で完結です。


今回は、「理想の姿勢」を作る
具体的方法をお伝えします。


前回までのお話では


姿勢には大きく分けて
内面(精神的)と外面(肉体的)と
2つあります。


内面(精神的には)としての


1,意識
2,感性
3,知性


の土台をベースとして


外面(肉体的)としての

4,形
5,質


という5つの要素で
構成されていると
お伝えしました。


内面的なお話でいうと、
その人の

  • 考え方

  • 思想

  • 信念

  • 目標

  • 心構え

  • 気構え

  • マインドセット


といったことが
その人の姿勢に大きく関わっています。


これら、心構えなどを含めた
マインドセットのお話は
現在、有料note として執筆中です。
(8/15リリース予定)完成しました!


今回は、もう少し肉体よりで
「理想の姿勢」を目指す
具体的な方法についてお伝えします。


もう1度、基本に立ち返ります。


理想の姿勢とは、


『なるべくリラックスしているが
いつでも即対応(動くことが)
できる準備が整っている心身の状態」


でした。


例えばスポーツ。


野球でもテニスでもサッカーでも
自分の思い通りに真っ直ぐ
姿勢を保てることはありません。


常に相手があり、ボールがあり
その時、その場、その状況において
最も適したパフォーマンスが発揮
できるように、


自分が動かされなくてはなりません。


そこには単純に
強い力を発揮できるだけでなく
その時その時に応じた
繊細な感覚、すなわち
感性が必要になります。

例えば、
ソムリエだったら
ワインの種類を見極められる
繊細な味覚を持っています。


プロの音楽家であれば
音階の間の音も聞き分けられる
聴覚を持っています。


ハンマー投げの室伏広治選手は
自分の背骨をひとつずつ
動かせる体性感覚を持っています。


「理想の姿勢」を目指すには
全ての五感が必要ではありますが
中でもこの体性感覚を鍛えることが
一番の近道です。


鍛える。といっても
ゴリゴリに筋トレをする
わけではありません。


むしろ、逆です。


まず、取り組むべき方向性は、
身体を「ゆるめる」ということです。


ここまで読んで頂いている方なら
「ゆるめる」ということが良い
というイメージは持たれている人も
多いかもしれません。

具体的には、

  1. 筋肉

  2. 筋膜

  3. 皮膚


これらをゆるめていきます。

「骨もゆるむの?」


って思われたかもしれませんが
実は骨も柔らかくなります。


今回は、大きなところだけになりますが
これらをゆるめるには「触れる」ことが
一番手っ取り早いです。

(もっと具体的なセルフケアなどはまたコンテンツ化する予定です)


自分の手で自分の身体に触れることで
各部位をゆるめていきます。


これはある程度のスキルがいるのですが
まず大切なのは「感じる」ということです。


まず、自分の腕を反対の手で
触れてみてください。


触れてみましたか?

何を感じますか?


・・・って言われても、
初めはよくわからないと思います。


あなたが男性で
お近くに女性やお子さんがおられるなら
比べてもらうのが良いと思います。


自分の硬さに絶望しますから(笑)


こうして、実際に触れたり
人と比較することで経験やサンプルが
増えると感じ方もわかってきます。


硬いのか、柔らかいのか
重いのか、軽いのか
温かいのか、冷たいのか


こうした細かな違いがわかってくる
ということは感性が高まっている証拠です。


100%今の状態からは柔らかくなります。


男性は特に筋肉量が女性に比べると
多いのでどうしても筋肉に頼った
身体の使い方になりがちです。


筋肉含め身体がガチガチだと
身体のセンサーが鈍くなり
感性が働かなくなります。


例えば、
500mlのペットボトルを
ちょうどギリギリの力で持ってください。


とやると、
筋肉をガチガチに固めるのではなく
むしろ力は極力抜けるはずです。


まずは、この感覚を
目覚めさせるためにゆるめる
ことが第一です。


そして、もう1つ「理想の姿勢」を
作る上で欠かせないのは「背骨」です。

先程、室伏広治選手のことで触れましたが、
元々脊椎動物は魚類から進化してきたので
背骨が持っても強いです。


人間は、進化するにれて「脳」や「手足」が
発達しすぎたので、本来持ってる背骨のパワーを
使わずに過ごしています。


姿勢を筋肉で支えるのではなく
背骨を中心とした「骨」で支えるイメージです。


簡単にできる背骨のエクササイズを
1つだけご紹介しますね。

こちらヨガの猫のポーズですが
大事なことは、背骨を
「丸める」ことと「反る」こと


肩こり腰痛がひどい人や、
普段身体を固めてしまっている人は
この背骨の動きの幅が狭いです。


初めはゆっくりでいいので10回程度
「丸める」「反る」を試してみてください。


少し駆け足にはなりましたが、
理想の姿勢を作るための具体的な提案として、
ステップは3つになります。

  1. 自分の身体に「触れて」現状を知る

  2. 身体の各部位を徹底的にゆるめる

  3. 背骨を中心とした身体の使い方の習得


まとめ

今回、3回に渡って
「理想の姿勢」について考察してみました。


まとめると

  • 姿勢には、内面と外面があること

  • 姿勢を作る5つの構成要素

  • 理想の姿勢を作る具体的3つのステップ


ということをお伝えさせていただきました。


ここまで読んでみて、
なにかこれまでと違った発見や気づきなど
ありましたか?


僕自身、現段階のベストとして
まとめるとこういう形になりました。


今後もアップデートしていきたいと思います。


より具体的な方法については、
今日お伝えしたのはほんの
わずかな一部です。


これらはまたコンテンツ化
したいと思っています。


学んだことはアウトプットすることで
より自分の身にもなるので、
大切な人にお伝えしてください。


僕自身はまずは、8/15の有料noteに向けて
これからペースを上げていきたいと思います。
完成しました‼

それでは、読んでいただき
ありがとうございました。

伊野波






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