今すぐやめるべき6つのこと

某海外のカンファレンスで雑にもらったステッカー。見た目もかっこ良くないし捨てようと思ってたけど、よくよく見るといいことが書いてある。

1. みんなを喜ばせようとする
2. 昔のことばかり考える
3. ネガティブな人たちとつるむ
4. 自分のやりたいことに臆病になる
5. 時間を無駄にする
6. 考えすぎる

このステッカーがなにを意味するのかは知らないが、間違いなく人生の訓戒（？）的なことを言っているのは間違いない。特に、３の「自分のやりたいことに臆病になる」というのは深い。どこかで誰かが「幸せになるのは怖い。なぜなら、いつかその幸せが壊れてしまうからだ」というようなことを言っていたが、それに近いように見える。

それよりも、2には個人的に思うところがある。僕の出身大学は東京の西の方にある。比較的東京の隣にある県と近く、通っている学生も都外の人間が多かった。

彼らとたまにお酒を飲むきっかけがあると、決まって出てくるのは過去の話だ。決まってその場に居る人間の間で共通の懐かしい話が始まる。そして、それで終始盛り上がる。そこで未来を語ることはほとんどない。自分が目指していること、トライしてみようと思っていること、やってみたいと思っていること。このような話は「場がシラケる」ものになる。

昔話は楽しい。当たり前だ。何も想像しなくていいからだ。何も考えなくていいからだ。チャレンジしなくていいからだ。過去という事実がそこにあって、それを語るだけでいい。ちょっとでもおもしろおかしいことを擦りつづければいい。けれども、ふとみんなから離れると気づくのは、結局自分は今と未来に進んで歩いているということだ。そこに過去が入る余地はない。現在進行形で未来へ歩いているのにもかかわらず、過去ばかり振り返ってしまう。