記憶に残る言葉を生み出す「発想体質」のつくり方

SEIYA


「広告コピーってこう書くんだ!読本」著:谷山雅計を読みましたので、私なりの学びや気づきをまとめます。

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結論から言うと、発送体質のつくり方は「なんかいいよね」という言葉を禁句にすることでした。

なぜなら、いいコピーは、読者に「なんかいいよね」と狙って思わせるものだからです。つまり、「なぜいいのか?○○だからじゃないか?」と考える作業が、センスに頼らず論理的にコピーを生み出せる地力を養う方法です。

実はこのノウハウは、コピーに限ったものではありません。私が建築デザイン職の仕事につこうと転職活動をしていたとき、面接をしてくださった採用担当の方に聞いたことがあります。

「客からの反応もよく、社内で一番いいデザインをつくれる人はどんな人なのですか?」

「何事にも「なぜ?」と考えて、自分なりの仮説を頭にストックしている人かな。例えば、ここにパソコンのマウスがあるけど、これはなぜこのデザインになったと思う?製品として売りに出される以上、デザインも考えがあってこの形になったよね。こういうことを常に考えていると、デザインのヒントが出てくるんだって。」


ちなみに、その時のマウスはこんな形でした。


このマウスの形の意味、分かりますか?

・丸くて握りやすい
・白くてスタイリッシュ
・いい意味で個性がない(主張しない)

私はこの程度しか浮かびませんでした。

それを担当の方に伝えると、「なぜ丸いと握りやすいのか?丸といっても縦に長いから、長さも握りやすさに関係しているかも。厚みも他の製品と比べてみると、少し薄いのかもしれない。こうやって突き詰めると少しずつセンスが磨かれるよ」というアドバイスを頂きました。

この本に書かれてあることも、共通しています。やはり頭の中に引き出しが多い人ほど、心に響くアウトプットができるのでしょう。

とはいえ、いきなり色んなことに対して「なぜ?」と考えるのは、かなり疲れます。私は張り切ってiphoneや最近買ったNIKEの服を見て、「なんでこれをいいと思ったんだろう?」と考えみましたが、2日でやめました。

これまで何も考えず生きてきたせいか、「なぜ?」と考えるのはめちゃくちゃしんどい作業だったと実感しましたね。

なので、今はまず「なぜ?」を考えずに、良いor悪いと思ったものをメモや写真で残すことから始めました。とりあえず、インプットを増やそう作戦です。

「憧れは理解から最も遠い感情だよ」というBLEACHの言葉はめちゃくちゃ有名ですが、作者の久保帯人さんは辞書を読んで言葉のインプットをしていたようです。たくさん名言を生み出すローランドも、知らない言葉や良いと思った言葉はメモを取っていると聞きました。

もし私と同じように、「なぜ?」と考える作業に挫折した人は、写真やメモを残すことから始めてみてください。

おすすめはメモより写真です。特に、定期的にiphoneの中にあるデータやアプリの整理をしちゃう人におすすめ。

メモなら中身を見ずに削除できてしまいますが、写真は削除の前に選択をしなくていけないため、必ず目にするからです。

さーっと複数選択をしていても、何枚かは目に留まるはず。それだけでも「なぜこの写真を撮ったんだっけ?」と考えれば、棚は増やしていけると思います。

著者は、これを5年続けたら何らかのモノをつくれる人になれるはず、と序盤に書いています。

ぶっちゃけ、5年なんて続く気がしませんが、本気でクリエイター側に立ちたいのであればやるしかないようですね。

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