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夏の1冊に迷っているなら

時間ができると人はろくなことを考えないなと思っています。

そんなときだからこそ、自分を見つめる時間を作ろう、という気持ちになって、手に取った1冊の本がはあちゅうさんの「半径5メートルの野望」でした。

この本が、すごく心に響いたんです。

今自分が欲しているものが不思議と自分のアンテナにかかってくるものなんだなあと思いました。

例えば、本屋さんに行ったときに、自分が意識しているジャンルの本がたまたま目立つところにおいてあるとか。

「西野亮廣エンタメ研究所のサロンメンバーさんと会ってみたい!」と思っていたら、サロンメンバーさんから連絡が来たとか。

それで、今自分自身が、
「何のために発信活動をしているんだろう?」「自分の発信していることは、誰かに届いているのだろうか?」
と少し憂鬱になりかけていたときに出会ったのが、この本なんです。

読む手が止まりませんでした。

ここでは、1つだけ書かれている部分を紹介します。

みんな外に解決法を探しすぎなのです。

 何かヒットさせる方程式があるんじゃないか。人気ブロガーには共通点があるんじゃないか。そんなふうに、分析することももちろん大事だと思うけれど、一番考えなければいけないのは、「自分は何のためにブログを書きたいのか。ブログを通じて、どういうことを世の中に発信したいのか。」です。
 それは、自分の内面を掘らないと、出てきません。外ではなく、中に中に掘っていく。答えというのは、外にあるとは限らないのです。自分が楽しくて、更新し続けられるテーマや、文章の書き方は、外をどんなに探したって見つけられません。
 自分の感覚で掴めない「大衆」をいきなるターゲットにしても、何の個性もないコンテンツができるだけ。いくつもの大ヒット曲を手掛けた元音楽プロデューサーの四角大輔さんは、「大ヒット曲というのは、大勢の人のためにつくられているのではなく、必ず、大事なたった一人の誰かのためにつくられている」と言っていました。
半径5メートルの野望(はあちゅう)より一部抜粋

この本に出会えたことを、本当にうれしく思いました。深化というのが、この夏の自分の宿題です。

みなさんも夏の1冊に迷っているなら、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」を一読してみてはいかがでしょうか。

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