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2023/10/21 (土)土曜日正午の妄想。

大学の2限の授業が終わり、帰路に着くため関大前駅に向かう。乗り込んだ電車内を見渡すと、Jリーグのユニフォームを着たサポーターたちで溢れかえっていた。

そうか、今日は土曜日だ。
調べてみると、パナソニックスタジアムでデーゲームが開催されるらしい。

Jリーグファン一行は目的地である万博記念公園駅へ向かうため、阪急山田駅で乗り換えがある。そして僕も同じタイミングで乗り換えがあった。

電車の扉が開き、続々とユニフォームを身にまとったサポーターたちが改札へと向かう。

そのとき僕は、こんなやりとりを妄想をしてしまった。

「こんにちは!今日の試合勝ちたいですね」
(アウェーの地から駆けつけた名古屋サポに話しかける)

「いやー、ほんとそろそろ勝ち星が欲しいですよ。ってちょっと待って!!来季から名古屋グランパスに入団が内定している釣本くん!?」

「そうです!釣本です!これからお世話になります!」

「おおー、そうかー!ようこそグランパスへ!ウチを選んでくれてありがとう!活躍期待してるよー!」

(ここで名古屋サポーターの方々と力強く握手をし、ハグをして、サインを求められる)

漠然とこんなことを考えていた。
妄想は自由。妄想は誰の迷惑にもならないことなので許してほしい。

話は変わるが先日、陸上部出身の友だちと似たような話をした。その友だちの知り合いが国体で優秀な成績を収め、ニュースにも取り上げられるような選手へと急成長しているらしい。現在は競技から退いたとはいえ、どこか悔しさやもどかしさが未だに残っているとのことだった。

僕の知っている後輩2人も同様、来春からプロサッカー選手の契約を勝ち取っている。

この妄想の発端は、そんな彼らへの嫉妬心からなのだろうか。もし、自分がその立場だったら。こんなことができるのかな、なんていう妄想なのだろうか。

そんなやりとりを聞いていた教授が僕たちに向かってこんなことを言った。

「まだ自分の人生に夢中になれてないんやわ。心から本気で取り組めるもんに向き合ったらそんな気持ち一瞬で無くなるで」

確かに。そうなのかもしれない。

てことで。

もっと自分の人生を生きよう。
なりたい自分になるための行動をしよう。

自分次第なんでしょう、なにもかも。



ps.そんな悔しさを言葉にすることもなく、今も本気でプロサッカー選手を目指し頑張っている仲間を知っている。軽々とサッカーの話題ばかり書くのは気が引けるので、このへんにしておきます。

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