無題25_9

自分の寛容さは、自分の状態・まわりとの関係性で決まってくる、という当たり前のお話

(ゆるい絵に定評があります)

9年前に鹿児島に移住した、東京生まれの私です。

何をやっているのか、何を仕事にしているのか、イマイチわからないと言われがちなのですが(^-^;)、一生懸命生きております。

人の内側や、人と人との関係性を探求し、それを実社会の中でどう適用できるか、というのを、

自分でも試し、
人にもその知恵をお裾分けしたり、
チームや組織のパフォーマンスを高めたり、目指す方向に向かっていくのに貢献するようなことをしています。

扱っているのが、人の内側やら人と人との関係やら、組織やら、社会やら、といったことなので、情報の量は膨大で、ちょこちょこ書いています。

せっかく、日々「うんうん」と考え続けていて、「おお、これは!」と発見することもいくつもあるので、そういったことは、繋がる方々に収穫の分かち合いとして、こうして発信してみようかなと思っています。

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ぼくが中核的に取り組んでいるのは、

コラボレーションの質を高め、対立も扱える組織・チーム・家族のためのコミュニケーション、NVC(非暴力コミュニケーション)と、

アイデアやインスピレーションを言葉にし、自分に・仲間に・社会に情報を届け続け、そのことを現実に起こしていく、という“言語化”の領域。

そのどちらもの中で、「自分の状態に気づくこと」や、「その状態が自分の感じ方や言動や振る舞いにどんな影響を与えているか」に気づくことの大切さを思っています。

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自分の体の状態に気付けていると、訳もなくイライラするとか、「いつもは息子に優しくできるのに、なぜか今はできない・・・どうして自分はこうなってしまうんだろう?」と過度に自分を責めることが少なくなります。

こんな風に思っていたことがあります。
自分には、「他者に対する優しさや寛容さという決まった数値」があって、その数値によって、いつも一定のパフォーマンスが発される、と。

でも、ぼくたちは機械ではなくて生き物で、周囲の環境もものすごく変化し続けています。

自分の感じ方やふるまいは、自分の体の状態や周りの環境、人との関係性からもちろん影響を受けていて、
スペースがある時には寛容さを表現しやすくて、
疲れていたり、時間がなかったり、他のことに集中したい時には寛容さが減るのはごく自然なことなのだと思うようになりました。

それを抜きに、一律に、「子供がこういうことを言ってきたらこういう対応をするべきだ」という基準を持っていると、それが出来ている時はいいけれど、スペースがなくてできない時に、自分を責める要因になります。
自分がどんな状態にあるかが、「他者とどんなふうに関われるか」に影響があることは、ごくごく自然なことなのだと、改めて覚えておきたいと思います。

自分に優しいまなざしを向けるため、
そして、
自分の必要をケアしながら、他者の必要にもケアを向けるためにも。

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現在NVCのオンラインクラスを実施中で、超いい感じです。そのことはまた書きます。

次の期を、4月頭くらいから始めようと思っているので、よければチェックください。

こういう確かな取り組みは着実に続けたいけれど、社会にはたらきかけることを思うとこれじゃ全然足りないので、あれこれ考えて行動していきます。

折しもコロナウィルスの影響で、おっきな変化をまったなしで求められる中で、人間性のあるつながりを持って、人とコラボレーションしていこうとするときに、役に立つ学びと実践です。

“NVC Japan”のWEBサイトにも、学びの場の情報などあるので、よかったらご参照ください。

NVCという、特殊な学びと思われがちなものを、実社会の中にしっかりと織り込んで、次の社会づくりに貢献したい。
情熱を持って、取り組んでいます。

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