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古代日本の核心に迫る!

音声も映像も遺っていない。
だからこそ古代史には謎あり、ドラマあり、ロマンあり!
歴史推理を楽しむための極上の一冊!

※発売日はAmazonなどのWEB書店に準じます。

<1月30日発売>
『古代日本の歩き方 その謎を解明する! 』
著:瀧音能之

真相はいまだ闇の中であり、論争がある…
だからこそ、古代日本史は味わい深い。
本を読んだ後も、真相はどうだったのだろうかとつい考え込んでしまう。

この本では日本人のルーツから平安時代までと広くカバーしているが、やはり目玉は「ヤマト政権」時代のあれこれ。

「初期の天皇」をめぐる謎にはじまり、曽我・物部戦争の原因、聖徳太子の実像、古代日本で六人八代の女性天皇が登場した理由、はたまた大化改新は本当にあった出来事なのか?という歴史を覆すような説まであり、想像をかきたてられるトピックが目白押し。

出雲大社は本当に古代の高層建築だったのか、白村江での敗北がヤマト政権にもたらしたもの、古代史最大の激闘「壬申の乱」に裏側で何が起きていたのか、といった歴史上の裏話も興味深い。

「ヤマト政権」でひとくくりにできないくらい、その歴史は複雑でいくつも説があっておもしろい。歴史ファンには「壬申の乱」が好きという人が多いらしいのもうなずける…と今更ながらに思ったのでした。

「新しい発見があいつぐ現代、わたしたちが常識と考えていたことが打ちこわされていくのは、ある意味で当然であり、(途中省略)考えなおさなくてはならないのかもしれない」という著者の言葉が響きました。

歴史のアップデートが受験で止まっている人(私はうん十年前でした…)もぜひ読んでみてください。
新しい発見や歴史のおもしろさに気づくことができるでしょう!