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ビニールシート席ありのGEZAN映画試写会

5月28日
noteの運営会社であるピースオブケイクさんのイベントスペースで、ロックバンドGEZANのドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord ~documentary of GEZAN」の試写会とGEZANのフロントマンである、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんの小説『銀河で一番静かな革命』のサイン会を開催した。

参加者は、幻冬舎plusの抽選に当選した方々。

段差のないフラットなスペースなので、椅子をどう並べるか、映画の配給元であるスペースシャワーのみなさんが、開場ぎりぎりまでいろいろ試行錯誤してくださる。普通に前から並べると、どうしてもスクリーンの下のほうが見えなくなるので、椅子をぐっと後ろにひき、前はビニールシートを敷く、というかたちに落ち着く。靴を脱いでもらう、お花見スタイル。

映画を観る環境としては不十分かなと思ったけれど、特別な手作り空間を楽しんでもらおう、と思い直す。

ほぼ定刻通りの19時半より「Tribe Called Discord ~documentary of GEZAN」が始まる。

上映時間は88分。

その後、神谷亮佑監督とマヒトゥ・ザ・ピーポーさんのトークショーへ。本当は私が司会をするつもりだったけれど、見ているうちに胸がいっぱいになり、冷静に前に出れる気がせず、プロデューサーの高根順次さんにお願いする。

この映画は、カンパニー松尾さんが、幻冬舎plusでマヒトさんが書いたアメリカツアーの文章を見て、映像があるなら編集して作品にしないかと持ちかけたところから始まっている。配給元も松尾さんが探してくれた。

去年の全感覚祭で松尾さんともばったり会い、映画とマヒトさんの小説の進行状況をお互い報告しあったのだけど、そのときは、私は小説の企画をまだ通せていなかったし、松尾さんもまだどうなるかわからないとおしゃっていた。そのあと、スペースシャワーの高根さんに話を持ちかけて決まったのだ。

映画のなかの全感覚祭を見ながら、そんなことを思い出していた。あのころから、確実にちゃんと進んでいる。

トークのあとは、小説とチケットへのサイン会。

見ること、知ることの意味を考える。どうしようもなく感情を揺さぶる映画。多くの方に見ていただきたいな。6月21日より公開。

最後に、会場をお貸しくださるだけでなく、準備、撮影とピースオブケイクのみなさんにたくさんお世話になりました。ありがとうございました。

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