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240114 全日本自転車競技選手権シクロクロス 宇都宮大会 Day 2

Day2
前日の雪でろまんちっく村までの交通状況が心配だった
少しゆっくり出発することにしたが、ほぼ問題ない道路状況だった

男子U17/U15/女子U17+15

最初のレースはアンダーカテゴリー男女U17とU15は
8時前に到着しないと撮れないと考えていたら
8時30分スタートだったので運良く間に合う

井上さんが前日の写真をアップされていて
三段坂上からの撮影が良さそうだったので直接三段坂上に向かう
視界に色々と映り込みそうだったので縦位置で撮る

スタートループが終わってから坂から降り
サンドセクションかバリアで迷ったが結局バリアセクションに移動
MU17、先頭グループは速く通過後にバリアセクションに到着
この世代だとバリアセクションはバニーホップで抜けていくの標準的か?

アンダーはレース時間が短いので3周回勝負
最終周回のサンドセクションで先頭グループに追いつく
MU17の先頭は中仙道選手と山田選手の二人で競っていた
サンドセクションを抜けて三段坂に向かう途中で山田選手が先行する
そのまま山田選手が中仙道選手を振り切って勝利

結果
MU17
1位 山田 駿太郎 TEAM GRM
2位 中仙道 侑毅 ATHLETE FARM MTB CLUB
3位 三上 将醐 アスリチューン・CORAGGIO KAWANISHI U-19

MU15
1位 伊藤 隆聖 Sonic-Racing
2位 郷津 輝 Dream Seeker Jr. Racing Team
3位 飯島 大也

WU17
1位 日吉 彩華 Teamまるいち
2位 綱嶋 凛々音 TEAM GRM
3位 小林 碧 ProRide

WU15
1位 齋藤 結陽 Limited Team 846
2位 皆木 海音 AVENTURA VICTORIA RACING
3位 野口 依央

男子ジュニア/女子ジュニア(MJ/WJ)

第二レースは男女ジュニア
男子ジュニアの後、30秒後に女子ジュニアが出走

MJは学法石川・成田選手と弱ペダ・野嵜選手の争いに
40分のレースだが序盤二人のペースが速く6周回のレースになった
中盤までは二人で競っていたが徐々に成田選手が引き離して余裕の勝利

WJは2名の出走だったが、
日吉選手が圧倒的に速く、MJの選手に混じって走って
こちらも余裕の勝利

結果
MJ
1位 成田 光志 学校法人石川高等学校
2位 野嵜 然新 弱虫ペダルサイクリングチーム
3位 松井 颯良 Sonic-Racing

WJ
1位 日吉 愛華 Teamまるいち
2位 西原 夕華 北桑田高校

男子U23(MU23)

第三レースはMU23
エリートカテゴリーでバリバリの副島選手と柚木選手がガチでジャージを獲りに来たレース
前年度の覇者である柚木選手は昨年高校生だった
昨年末の松伏シクロクロスで良い走りをしていた高橋翔選手も注目度高い
また、春からNippoのクラブチームで走る長島慧明選手の走りも興味深い

スタートからのホールショットを決めたのはMiNERVAの中島選手
しかしスタートループのサンドセクションを抜けて三段坂には副島選手がゴリゴリ登ってくる
柚木選手は少し遅れて登ってくる

2周回目のサンドセクションも先頭、単独で副島選手
サンドセクション分遅れて柚木選手
後続はもう一つ遅れてやってくる

バリアセクションに移動して構えたら副島選手が横をすり抜けて行く
長島慧明選手も4〜5位争いの位置にいる

8周回のレースという声が聞こえたのでバリアセクションでしばらく撮る
この世代も速い選手はバニーホップで抜けていくのだが
副島選手、柚木選手は乱れが無くスムーズにバリアを抜けていく

三番手争いは鈴木選手と高橋翔選手が競っていたが徐々に差が開いて行く
長島慧明選手も単独走で5位キープ

接戦が予想されたレースは副島選手が圧倒的に強く勝利を決めた

結果
MU23
1位 副島 達海 大阪産業大学
2位 柚木 伸元 日本大学
3位 鈴木 来人 OnebyESU-ICV

女子エリート(WE)

昼の試走が終わりWEのレース
この時間になると観客が増えてくる

事前の予想
今年は前年度の覇者・小川選手が不在なので誰が勝つか
21年覇者 明治大学・渡部選手、
今季好調な弱虫ペダル・小林選手、
常に首位に肉薄している石田選手の三名が軸になると予想

スタートループで三段坂を先頭で来たのは渡部選手
少し離れて小林選手、石田選手が乗車のまま通過
その後はモウモウとする砂埃の中を選手たちが自転車を押してやってくる

2周回目のサンドセクション
石田選手と小林選手が僅差で抜けていく
少し遅れて左側が泥で汚れている渡部選手が通過

2周回目のバリアセクションでは石田選手が先行
小林選手との差はあまりない

3周回目のバリアセクションでは小林選手が先行
少し遅れて石田選手
ここから徐々に小林選手が差を広げ始める

この時点で小林選手、石田選手、渡部選手の上位三名の順はほぼ固定した感じでレースは終了

結果
WE
1位 小林 あか里 弱虫ペダルサイクリングチーム
2位 石田 唯
3位 渡部 春雅 明治大学

このレースはUCIの80%ルールが適用されるので徐々に選手が減っていく
お気に入りの選手たちも徐々にアウトとなっていく
今回はカレー屋さんジャージじゃない阿部花梨選手は8位
この所好調なオダエリこと、小田恵利花選手は最終走者9位で完走、頑張った

男子エリート(ME)

第29回全日本自転車競技選手権シクロクロス宇都宮大会の最終レース
メインレースとも言えるMEのレースが始まる

三段坂の頂上に登ると既に人が沢山居て撮影ポジションが悩ましい
レースでよく合うカメラマンからも流石、宇都宮だ
観客が多いととの声が漏れ聞こえてくる

この日多くの観客は二連覇を目指す織田聖選手の走りではなく
地元・宇都宮ブリッツェンの小坂光選手のラストラン目当てかと思う
ブリッツェン創設からの選手で宇都宮にシクロクロスを熱を持ち込んだ選手が
今季でブリッツェンを離れる事になる
その最後の勇姿を目に焼き付けるためにやって来た

レースはスタートループから三段坂を最初に登ってきたのは
赤のジャージが二枚
先頭に沢田時選手、そして小坂光選手が続く
もうもうたる砂煙、砂埃で視界が、、、

2周回目のサンドセクションには沢田時選手に織田聖選手が続く
少し開いて竹内選手、小坂光選手が続く

バリアセクションに走って移動する
キャンバー区間を織田聖選手がかなりの差を広げてやってくる
キャンバーの上ではメカトラ?チェーンを直す赤のジャージ
その下をもう一つの赤ジャージ

バリアを織田聖選手が軽快にジャンプして抜けていく
続いて竹内選手
小坂光選手が三番手で軽快にバリアをステップしていく
彼のステップは美しく、無理のない動きだ

少し遅れて沢田時選手がバニーホップで抜けていく
先日まではレースではバニーホップしてなかった気がする
このレースの為に練習したのだろうか
他にも加藤健吾選手がバニーホップで抜けていく
これからの必須課目となるのか

先頭の織田聖選手はタイムをドンドン上げて行く
UCIの80%ルール適用だから5分遅れだとタイムアウトとなる感じ
織田聖被害者の会が大量に出そうだ

二番手争いが熾烈に
竹内選手と沢田時選手が入れ替わりながら競っていたが
徐々に沢田時選手がリードし始め差を広げていく

織田聖選手は他を寄せ付けず圧倒的に強かった
余裕の勝利で全日本選手権二連覇を達成

地元でのラストランとなった小坂光選手は5位
最後は多くの観客とタッチしながら最後を締めくくった

結果
ME
1位 織田 聖 弱虫ペダルサイクリングチーム
2位 沢田 時 宇都宮ブリッツェン
3位 竹内 遼 GHISALLO RACING

出走 50名 完走 13名

Others

2024年1月13、14日 宇都宮ろまんちっく村で開催された
第29回全日本自転車競技選手権シクロクロス宇都宮大会で出会った方々

不都合な写真あれば削除します

使用機材
D500  AF-S 24-120 f/4 G ED VR
D750 AF-S 70-200 f/2.8E FL ED VR

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