51日目「村上春樹の東京奇譚集を読んでみる」

はいさい!
沖縄からこんにちは!

今日は村上春樹の東京奇譚集という本を読んでみました。こちらは本屋でジャケ買いしたもので、久々に村上春樹節に触れたくて買っていたものでした。この東京奇譚集というのは大々的に語るほどでもないけど、日常の中のちょっとした偶然や変わったことなどを短編集として文章でまとめているものです。(冒頭でそのように述べていましたが、状況などがかなり具体的に書かれているのでやはり創作の部分も多々あるのかなと思っています。)

最初に村上春樹自身が体験した数奇なこととして、ジャズを聞いている時に、この2曲がひかれたらいいのに、と思っていたものが実際にひかれたことから始まります。しかもこの2曲はジャズの中でもかなり渋い曲選で、ふつうこの2曲が選ばれるということはまずないという選曲なのだそう。この後の話も平日のカフェで本を読んでいたら、近くで本を読んでいた人が話しかけてきてその人の本が自分の読んでいる本と同じだったというこちらも偶然を主軸にお話が展開されていきます。この本も相当マニアックな本で普通手に取ることはないそうです。こういった形で少し変わった出来事をメインにしたお話などもありつつ、5作品が掲載されています。

こうして村上春樹の作品を読んでいると必ずノルウェーの森を聞きたくなり、ノルウェーの森を聞くとノルウェーの森を読みたくなってしまいます。日常の出来事を淡々と描写しているだけなのにどうしてここまでひかれるのでしょうか。それを知るにはまだまだいろんな春樹作品を読まなくてはならないですね!

そんなわけで本日もお読みいただきましてありがとうございました!
にふぇーでーびる!
また明日!

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