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日本人史上最速の10号到達。大谷選手が30試合目で。「ゴジラ」もできなかった5月中での達成。MLBの話

日本人であって、もはや日本人ではない?そんなことを口にしたくなるほどの最短試合数で、エンゼルスの大谷翔平選手(26)が10号本塁打を放った。

開幕から30試合目での到達。116打席目にしてのまばゆい記録だ。。

これまで自身の持っていた2019年の日本人最速記録を大幅に塗り替えた。2年前は出場44試合目(180打席目)だったから、今回の早さに度肝を抜かれる気持ちだ。

そして、5月中に10号に到達した日本人は今まで皆無。日本を代表するスラッガーだった「ゴジラ」松井秀喜さんも成し遂げられなかった。松井さんの最速は2004年の6月4日だった。

大谷選手の10号は両リーグトップに再び並んだ一発。今季、アクーニャ選手(アトランタ・ブレーブス)とマルティネス選手(ボストン・レッドソックス)しか到達していない。

しかも、試合消化数はレッドソックス32試合、ブレーブス31試合なので、30試合で達した大谷選手は「あっぱれ!」であり、このペースならば、本塁打王にも輝ける。ここ11試合で5発を放ち、量産体制に入ったように思える。

大谷選手が節目の10号を放ったのは、6日(日本時間7日)にホームで行われたタンパベイ・レイズ戦。

三回2死一塁の場面で、2番手左腕のフレミング投手から。148キロのシンカーを捕えると、右中間スタンドへ。

推定飛距離は130m。この数字を見ても、「日本人」として括ることが馬鹿げてくるような気がしてくる。

打点を24に増やし、リーグ4位タイに。この日は八回に二塁内野安打も放ち、今季9度目の複数安打を放った。

7月にデンバーで行われるオールスターでは、前日にホームランダービーが行われる。このペースでいけば、「キング」になることも夢ではない。

大谷選手の一日一日、一打席一打席が、ますます楽しみだ。

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