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『自堕落静養日記。九月二十二日』

只今、九月二十二日。午前七時。
朝起床したら、少し肌寒い。長袖のシャツに久しぶりに袖を通した。
秋か、秋が来るのか。信じていいのか。

私は、髪を6㎜で刈った。突然抜け落ちた両サイドの違和感をできるだけ誤魔化そうとしている。一気にスキンヘッドも考えた。けれど、剃刀を頭にあてるのは、ちょっぴり怖いではないか。それで、しばらくは6㎜の短坊主で妥協する事にしたのだ。正直なところ、はやく、ぜんぶ抜け落ちてほしい。


どうだろう。馴染んでいるのではないでしょうか。
私にとって、髪が抜けるのはどうでもいい。けれど、そのうち眉毛も抜ける。眉毛が抜け落ちたときは、どうすればいいのだろうか。
平日の昼間に、スキンヘッドで眉毛無しの男は世間から見ると異様の威容であるはずだ。

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