弁当はかわいい

「やらなくていいこともやらねば」という気持ち、おわかりになるかな。
「やらなくてもいいこと」だから、ちっともそんな必要はないのに、この焦燥感。たぶんそれが、私が私であるために必要だからなんだろうな。

ということで、最近はほぼ毎日お弁当を作っています。
こう表現すると語彙力のないアホ発見って言われそうで嫌なんだけど、
お弁当って「かわいい」が過ぎません…？

箱も種類がたくさんあって選ぶのが楽しいしかわいい。
小さい中に色んなおかずがキュッと詰まってるのもかわいい。
と思えば、白米に梅干しが乗っているだけでもかわいい。
みたいな自由度の高さがかわいい。
しかも食べられるなんて最高にかわいいでしょ…
（そして好きなものしか入れないから、だいたい好きな味だし）

わたしは野田琺瑯のラウンドの中サイズを愛用しています。
琺瑯容器は洗うときツルリときれいになるのがいい。
プラスチックではこうはいかない。
曲げわっぱもいいんだろうけど…敷居が高いんだよな。ズボラ者だから…
とは言えいつかは…と情報はきっちり収集していたり。

琺瑯はレンチンできないことを指摘されがちだけれど、
わたしは断固NOレンチン！！！！！
お弁当は冷めていてこそ。
カップやバラン(仕切りのプラスチックの草みたいなやつ)も使わないので、かなり硬派な部類と言えるでしょう。
上でお弁当のこと「かわいい」ってゆるゆるの表現しまくったのに、そこは硬派。
といった人それぞれのこだわりが見られるのも、かわいいじゃないですか。
見るのも作るのも、もちろん食べるのも大好きです。弁当はかわいい。

私の「やらなくてもいいけど、やりたいこと」のひとつ、お弁当作り。