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「結局食べる人のことしか考えてないよね日本人の外食環境って」と絶望した話。


ロックダウンアゲインのマレーシア、クアラルンプール では宅配は生活の一部です。


私は現在マレーシアのクアラルンプールで生活しています。今週から始まったロックダウンアゲイン。2度目なら全然余裕と思っていたのですが考えてる以上に心理的にしんどいですね。なのでいつも参加している #日経COMEMO の参加もギリギリになってしまいました。



正直このnoteを読んだときとても落胆しました。それはこの記事が


「日本人の外食環境ってまだ食べる人のことしか考えてないのか」


を私に見せつけたような気がしたからです😭。


日本に住んでいたとき、宅配を頼むなんてのは家庭の食を預かる私にとっては罪悪感を感じるものでしかありませんでした。そういう空気が確かにありました。それは10年近く前なら多くの家庭の食を預かる主婦が感じていたものであったと思います。


その罪悪感の壁をぶち壊すことをチャレンジしたのが日本のスーパーにおけるお惣菜、弁当の役割です。あれにどれだけ助けられたことか。。。


日本における外食は「食べるだけ」しか考えていない人が多すぎと感じます。そういう人は「家でも食べるだけ」なんでしょうね。。家での食事は勝手に出てくるわけではありません。材料を買う人、作る人がいるから出てきます。#毎日UberEats有りですか って注文したらUberの配達員が家で並べてくれる訳ではありません。

その点、日本のスーパーは本当に頑張ってると思います。


そう、惣菜などの調理食品を購入することで時間と労働を買ってるんです。


この #毎日UberEats有りですか という問いかけに「作ったらどうだ」的なポテサラ論争的なニュアンスを感じてしまったわたしはひねくれ者かもしれません。でも10年前くらいの日本には明らかにそういう空気がありました。

ポテサラ論争とはこちらですね。


スピンオフでこんなツイートもありました。Netflixで映画化待ったなし。



現在新型肺炎でロックダウンアゲインのクアラルンプールでは「レストランは日中は営業するけどテーブル着席制限あり」の規制があり、そして規制を設けても感染が拡大してる傾向があります。

日々のロックダウンの記録はこちらに残してあります。前回のロックダウンが80日近くあったので今回14日って言ってますが終わる訳ないやんと思っています。


欧州では「レストランでの食事は感染拡大の要因の一つ」と言われていて、会食の機会を減らすために「夜間外出禁令」がフランスでは発令されたようです。


申し訳ないけど私自身も外食を避けています。


しかし!


レストランの宅配はものすごく利用しています。すごく便利なんです。外での感染の不安を払拭してくれるし、レストランのメニューはほぼ同じものを配達してくれるし、わたしのような少食には食べきれなかったら残して別のメニューに横展開が出来るのですごく助かっています。

宅配するレストランは調理担当者の名前、体温のメモを提出してくれます。体温までいるの?的な気もしますがでも出来ることをちゃんとやってる!感がすごくあるので好感を持っています。


日本でもレストランの宅配、普及して欲しいと思います。特に日本は「食べ残しの持ち帰りを容認していない」のでレストランでの宅配が普及すれば食料廃棄を食い止められるのではと思います。


食事を多めに頼んで取り分けて数回に分けて食べることは食料廃棄削減にもつながるし、家事の助けにもなるし、家計の助けにもなります。

取り分けて食べる?イメージわかん?という場合は「コンビニ惣菜でお弁当を作るようなもの」と思っていただければ。

UberEatsで買ったものをお惣菜扱いすればいい。美味しいと思います。


ぜひこの宅配文化が日本でも浸透して少しでも食品廃棄が減少することを願っています。